最近、みんな優しすぎます。
板書をとる女の子。
授業はすでに終わってしまって、講師は黒板を消さずにその子を待っている。やさしい。
女の子の隣に座る男の子。
ここぞとばかりに、ノートを貸して仲良くなろうと息巻いている。早く黒板消しちまえ!…やさしい?
焦る焦る女の子。
ちゃんと写せた?
セリフはバッチリ男の子。
ノート、貸してあげる。
やさしさの交通渋滞、車じゃないから、譲り合いなどいらないよ。
男の子の、後ろに座る女の子。
ノート片手に言いました。
ノート、貸してあげる。
やさしい。
言い訳しても、いいですか。
僕、きれいなノートを見せたくて、誤字や脱字、探してたんです。
僕が、貸してあげたかったのに…
やさしさの交通渋滞。
やさしさの後ろ側に、下心が見え隠れ。
ピュアなやさしさが、いちばんでした。
休日にあれを済ませよう。
溜まっていた課題をクリアしよう。
まとまった時間があれば終わらせられる。
そんなのは幻想だ。
たいてい、怠惰に勝てやしない。
たいてい、先延ばしにしたことは終わらない。
たいてい、時間を徒らに過ごしてしまう。
そんなこと、生きていれば何度も経験することだ。
けれど、それがどうした?
悲観することはない。
スタートはここからだ。
少しだけでも前に進もう。
自分と向き合う時間を1秒でも長くすることに努めよう。
怠惰な自分に腹を立ててみよう。
必ず変われる。何度でも挑戦するんだ。
これまでの自分を超えろ。
負けるもんか。
これはHONDAの広告をもじったものです。
オリジナルではありません。
オリジナルではないといえば、さいきん巷をさわがせている事柄もありますが、それはおいておくことにして。
自分のことばを信じられなくなるできごとがありました。
自分の性格、気質、価値観、人となりを疑わなければならないできごとです。
過去の自分が今の自分をつくりあげているとかんがえれば、自分にはこんなにもうわついたこころがあったのだなあ、今の自分もきっとそうなんだろうなあ、と自分自身にたいする疑念がふつふつとわきおこる。はじめての体験でした。
もっとちゃんと自分と向き合おう、ことばが先走ってしまわないようにしよう、そうしたいとおもうのだけれど、うまくいかないものですね。
ただ、そんな自分のことをみとめてあげよう、愛してあげよう、と思っている自分もいて
つくづく自己愛がつよいのだなあと妙に感心してしまいました。可笑しいですよね。
内向きなおもいを外に出すのは好かないのだけれど、中からも外からも自分に染み込ませてみたくなったので、ここに書き置くことにしました。
久しぶりの投稿が、まったく自分のためだけのものになってしまいました。
そのついでに聞いてしまえということで、もうひとつ。
雑誌などを書店で拝見すると
男性の服装にたいする選択肢が溢れるほどで、無地なのか、総柄なのか、どっちかにならないの?などといらぬつっこみをしています。
晩夏から初秋にかけて、黒縁スクエア眼鏡の男性(20代前半)が着たら好意が持てる服装の例があれば、ご教示願います。
久しぶりに買い物でもしようかと。
目指せ脱マンネリ化。なんて。
あ、ご無沙汰して申し訳ありませんでした。