今回は、SAVE TAKATA(http://savetakata.org/
)と協働し、「佐藤英会話・ 五學塾」http://www.gogakujuku.jp/
へ、『英和辞典』を届けました。
「協働」とは言っても、FSTが行ったのは、支援先の紹介と受け渡しのお手伝いです。それでも、あこがれの先輩方が立ち上げたSAVETAKATAと一緒に活動ができたことは大変嬉しかったです。
経緯を話します。まず、最初にSAVE TAKATAの金野さんから支援先の相談がありました。
SAVE TAKATAでは募金箱を都内中心に設置していて、 その寄付金は陸前高田の復興の為、笑顔を創る為に活用しているそうです。そのなかで、学習塾にも募金箱を設置していたそうです。ITTO個別指導学院(玉川瀬田校、深沢校、上用賀校)http://www.itto-kobetsu.jp/
です。
この塾では子供たちが寄付金を集めてくれたそうです。そこで 子供to子供にしてはと想い浮かべ、メッセージとともに物品にして想いを紡ごうと考えたそうです。
そこで、FSTに支援先の相談があり、陸前高田の学習塾「佐藤英会話・五學塾」を紹介しました。物品も『英和辞典』に決まり、 塾では中古品でもありがたいとのことだったので、 facebookでも拡散して頂き、沢山お寄せ頂きました。
その数、全部で57冊にもなりました。
「佐藤英会話・ 五學塾」は震災により、営業店舗が被災しています。当然ながら、辞書、学習ワークなどすべてが流されてしまいました。
小中高生が通う塾なのですが、辞典を活用するためには重たい辞書を自宅から持ってこさせることになります。小学生はそもそも英和辞書を持っていません。塾に辞書があれば、その場で調べて学習することができるのにと塾長たちは頭を悩ませていました。そんな中で、今回の支援の話がありました。
SAVE TAKATAの伊藤さんと共に、塾に沢山の辞典を届けに行くと、みんなが大喜び。
特に外国人講師の先生は「Fantastic!」と、感激して頂きました。塾長を始め、先生方、子ども達は感謝の言葉を述べ、「沢山ありがとう!本当に嬉しい!大切に使います。」と仰っていました。
復興はまだまだ進んでいませんが、子ども達の成長は毎日進みます。「受験」という日も待ってはくれません。仮設住宅に住んでいる学生たちにとって、集中して学習できる学習環境は必要不可欠です。少しでも快適な学習環境になるお手伝いができたことを嬉しく思います。
ご協力して頂いた沢山の方々、ご協力頂き、心より感謝申し上げます。今後とも復興へ向けての応援、よろしくお願いします。