語学の勉強法を教える仕事を
している私ですが、受講の感想として
よく言われる事が、
語学という枠を超えて、
自分の在り方そのものまで
見つめる機会になった、
という事です。
直近で受講を終えた方からの
感想としても、
「このコンサルは、
人生のコンサルなのか？」
と思うほど、今までなんとなく
見ないふりをしていた事に
向き合う期間となりました、
という感想を頂き、
なるほどな～と思ったのでした。
もちろん、
内容は「語学の学び方」に関する
コンサルティングなのですが、
語学に関する質問に色々と
答えていくうちに、
おのずと自分の在り方について
振り返る事になる、
という事のようです。
よくある例として、
家族に対するあり方を考え直す
きっかけになった、
というものがあります。
例えば、
今まで自分の目標を、
自分一人の力でどうにかしようと
もがいていたのを、
思い切って家族（旦那さん）に話して
協力を仰いだところ、
とても時間が作りやすくなった、
という方がよくいます。
自分が今何を目指して
何を頑張っているのか、
そういう事を、なんとなくなのか、
意図的なのか、
パートナーに話していない、
という方は少なくないようです。
一緒にいる時に勉強をしていると
色々言われるので、
夫がいる時間帯は勉強ができません
という人もよくいますが、
それって個人的には
ちょっと不思議な感じがします。
ちゃんと事情を話してあれば、
自分のパートナーが目標に向かって
頑張っている姿というのは
見ていて嬉しいもので、
普通は応援したくなるものだと
思うのです。
なので、家族（パートナー）が
自分が目標に向かって行動するための
「ハードル」になっている状況なら、
シェアすべきことをしていないだとか、
自分の行動を見直す一つのサイン
なのでは？
と私は思います。
それに当てはまらない例も
もちろんあるとは思いますが、
自分にとって一番身近な存在の人に、
自分の想い、夢をしっかりシェアして
いないがために、自分に不利な状況を
招いてしてしまっている、
というケースが結構あったな、
と思い出します。
私自身、自分の目標、
そのために今何をしているのか、
いつも夫にシェアしていますが、
そのおかげで理解、協力を
得られている部分は大きいです。
ただ、始めからそうだったわけではなく、
育児の合間に初めて仏検定に挑戦した年、
途中までは「仏検受験」を夫に秘密にして
勉強していました。
「落ちるかもしれないし、
こっそり受験すればいいかな」
と思っての事でしたが、
こっそりしようとすると、やはり、
なんだか色々すれ違うのですよね。
最終的に、
「合格目指して頑張りたいと
思っていて、少しでも時間が欲しい」
という事をちゃんと伝えたら、
私の時間を作るために
週末子供を連れて出かけてくれたり、
密かに勉強を重ねていた頃よりも、
自分の環境がずっとよくなった、
といういきさつがあります。
そんな経験もあって、
身近な人との関係と目標達成には
強い結びつきがあるのだと
私は考えています。
が、、、、
そういった「メリット」を抜きにしても、
身近な人との良好な関係あってこそ、
自分の人生も充実するものだと
いつも思っているので、
「そこを大事にした上での自分の目標」、
という思いもあります。
物事は、一見無関係そうな所に
改善のための重要なカギが
眠っていたりします。
そういう所を見落とさぬよう、
色んな角度から、物事を見つめられる
ような自分でありたいと思っています。
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