こんにちは^^今日の三重県は雨ザーザーです!!
彼岸までに冬の仕事を頑張って終わらせた甲斐があって、今週は作業ではなく経営と法律についての勉強に当てることができました(´∀`)
今まで細々とお百姓さんをしてきた地域のお年寄りは、予想以上に制度や仕組み、農業の技術について共有できていないんですねーーー( ̄_ ̄ i)
農家の息子だから大丈夫でしょ^^って思ってる方も意外と多いはずです。。。
こういう制度は政権が変わらなくても毎年微妙にかわるので、市役所に聞いた方が良いよーということでいろいろと勉強させて頂いてます。
補助金や今の流れを考えると、専業農家として生計を立てて行くつもりなら少なからず認定農業者を取っておいた方が良さそうだね~。
まだ詳しいことまでわからないけど、個人的には規模を拡大するつもりは全くないから多くても認定農業者の基準である4haの圃場の確保がココ3年の短期目標としては目玉になってきそうですわ(^_^;)
まぁ4haくらいなら気合いでいける!!!
平野部の農家さんと量で勝負するつもりは無いので、質を落としてまで圃場にこだわる必要が無いでしょう。( ̄∀ ̄)
ボトルネックをあげるとしたら、
•利用権設定の名義について
コレに尽きる。
Uターン就農のメリットは土地とある程度の信用(家族)があるので、スタートするためのエネルギーをほとんど使わなくて済む。
確かにこれは大きい。去年、農業の勉強として千葉のNPOでお世話になっていた際には農業者が近くにいないし土地も無い人達が多かったので気づきませんでしたが、いざ帰って来て農地も設備も揃ってる農家さん達の中で話をすると、iターンのメリットもたくさんあるなーと感じました。
何よりしがらみが少ない。
Uターンだとどうしても親の存在が大きい。
経営についてや作付けについて、はたまた作業の効率や世間体について
まーーーーーーーもれなく小言が飛んでくる経験をセガレはしているはずです。
利用権の名義も自分名義ではさせてくれないことも少なくないでしょう。
又貸しの場合もありますしね~。
これははがゆい。
やりたいのにやれない。って言う場合が多い。
いくら農場をセガレが管理したとしても、書類上自分の名義ではないために認定農業者を取ることが困難になる。問題が内部的なことだけに何とかしようと思えばできないこともないんですが、やり方によっては地権者との問題にも発展する可能性もあるので無理できないんですよね。(私は)
まだまだ始まったばかりなので信用してもらうには月日がかかりそうです。
まーーーこれは私にはってだけで大概の農家さんの文脈には当てはまらないかもしれませんが、親子で農業に対する考え方が違ったりすると少なからずこういう問題もあります。
Uターンはスタートは早くても軌道に乗せるのが難しい。
逆にiターンはスタートが困難だけど、乗り切った人なら支援を活かせば軌道に乗せること自体はそう難しいことじゃないでしょうね。
農業にこんなにもロビー活動が多いとは思ってなかったよー。゚(T^T)゚。
ということで、ここ3年の目標は「自分名義の圃場を4ha確保すること」。あ、圃場に関しては…ですけどね。
今近くの圃場を借りれないかと協議中ですが、どうあがいても名義は私ではありませんので借りられたとしても他の場所を探すことになるかな…ただ既に無農薬の圃場として3年前に開墾されてて電柵もある場所なので使い勝手はすごくいい条件です。
「自分の収入の確保」と「自分名義の圃場の確保」一足飛びに両方を確保するのは難しいのでまず収入、次に名義って感じで進むことになりそうですが、他人名義で自分の収入になる圃場を確保してしまうと手放す際に手間がかかるのもまた事実。(頼むからやってくれって言われた場合は別として貸してくれって言っておいてすぐ返すのは信用問題になりかねないので…)この辺のバランス感覚も自分の経営次第。特に価格戦略。
小規模で高利益のモデルを早く確立する。それまでに流動費を回せる小銭をいかに集めるか。。。それから実績あげて開墾…
この辺りの出来映えが目標に大きく左右しそう。
っとまぁ自分のことをつらつらと書きましたが…制度を勉強することが自分の中期、長期計画に大きく左右するので農家を目指す方がもしいるとしたら市役所の農政課に何でも聞ける担当者を見つけておくことをお勧めします。たいてい3~5年で移動するらしいけどw
29日に詳しいこと聞いてくるので、その際は制度についてまたいろいろ書きまーす^^