ぼくを探しに -2ページ目

友人の親父さんを見送りに行ってきました。

いつも玄関先にいてニコニコ笑っている...そんな方でした。

 

 

生まれる時と死んでいく時だけは、人は自分で選択する事ができない。

この方は「桜の花が咲く」時期に縁がありこの世を去って行く。

人はまさに「生かされている」・・・

無数の生かされる「縁」があってこそ、生きることができている。



 

 

若い頃、とある大型ショッピングセンターでカメラコーナーの店長を任されていた時のお話です。
 
数人の大学生アルバイトさんが助けてくれてましたが、ほぼみんな同い年だったので仕事が終わってからも友達のように付き合いがあったり、たまに大学に一緒に入ったり・・・いまなら結構いろいろとヤバイ感じですがその頃はやりたい様にやってましたね (^_^;)
 
「店長、良い店があるんで一緒に行きましょう!」
と、ある日ひとりの子が自分の行きつけの喫茶店に連れて行ってくれました。
(カフェというより喫茶店ね...笑)
そのお店、下宿する学生さんたちに安くてボリュームのある食事を提供してくれているので、いつ行ってもお客さんが多く「入れないかも」と前置きされてましたが、ラッキーな事にすんなり入れました。
喫茶店と言ってもほぼみんな「食事」が目的。
頼むと確かにボリュームがすごかった記憶があります。
 
あれから時が過ぎて、そのお店は移転したのか?お店を閉めたのか?
かつてあった場所には、無くなってました。
 
 
 
 
そして今日ふと打ち合わせで通った道にその懐かしい名前を発見!
打ち合わせが終わった後にお伺いしてみると、その当時のものらしい椅子や机。
ここってあの店かなぁ?と思いながら定食を頼んで、食事後に「ここって昔〇〇にあったお店ですよね?」って聞いてみたら、やっぱりあのお店!
客層も今ではだいぶ違うようで年配の人が多かったし、営業時間も17時まで。
お店のおばさんも・・・笑
 
 
ひととき、懐かし〜い時間に触れることができました ^ ^
ありがとうございます♪
 
 
 


John Wetton
彼を語る時にひとりの友人を思い出します。
ロックとバイクが好きでピンクフロイドやゲイリームーアをこよなく愛し、
AISA(エイジア)を教えてくれたのが彼でした。
よく一緒にライブに出かけたり写真を撮りに行ったことを思い出します。
もう何年も会っていませんが、元気にしているだろうか?

そんな彼が教えてくれたエイジアのメンバーJohn Wetton氏が亡くなりました。
享年67歳。癌との戦いを経ての死だったと聞きます。
2016年12月1日にツイッター上で公開された結婚写真は、
とてもショッキングなものでした。
彼が闘病中であることは聞いていましたが、その激痩せっぷり・・・
“その日”が決して遠くないことを予感しました。
この3月からエイジアの一員としてツアーを行うことを聞いていましたが、
直前になって「回復を優先したい」という理由で不参加したのは
最後まで病気に屈っせず復帰する事だけを考えていたのでしょう。

ローラーコースターの旅路、終点を決めるのは運命。
何が訪れようと、今日を楽しむ。
“非凡なる人生”を


と、ある曲で彼は歌っています。
素晴らしい音楽と非凡なる人生を楽しむ事を教えてくれた彼に感謝を捧げます。

R.I.P