年上革命~SEASON4~ -4ページ目

初ニギ

トイレから戻ってみると、グランドキャニオン地下1Fはすでに握手会仕様になっていた。








僕はとりあえず様子を見るため上に上がった。








そしてメンバー発表。








なんと参加メンバー全員が2グループに分かれているだけだった…









僕はウハウハしていたがそれと同時に不安だった…









僕は迷わずめーたんのいるグループを選んだ。








今思い出してみるとそのグループにはめーたんの他にも


シンディー
ゆきりん
愛ちゃん
きたりえ
もっちい
なるる
えれな
花ちゃん
なっつみい




などの、そうそうたる面々がいたのを覚えている。








僕はやっと行く決心をした。







最初はシンディー……








僕は一気に頭が真っ白になった…








そして黙り込んでしまった…








だがそれを見たシンディーが声をかけてくれたのである。





「元気?」







当時の僕にはそれだけで十分だった…








やっと緊張が解れた。








次の愛ちゃん、ゆきりんはシンディーのおかげで楽しくいけた。








そして早くも本命のめーたん…








やっぱり綺麗で可愛かった……








僕は見とれてしまいそのまま流されてしまった。









僕とめーたんの初接触はかなり塩な結果(まあ今でも塩なのだが)に終わった。









次にきたのはなんと僕がAKBで一番最初に好きになった小野恵令奈だった…









僕はこんな可愛い子を見たのは初めてだった…








その時のえれなはまだ身長も小さくて、前髪パッツンの恒例のハーフツインテール………








例えて言うなれば大袈裟かもしれないが"クレオパトラ"………








とにかく衝撃だったのである………








短い時間にそうこう考えてるうちにまた流されてしまった…








次は戸島花…









あの安定した可愛さはやっぱり見てて心地よかった。









そして僕は






「ラジオ聞いてます」







と言った。








すると花ちゃんはニコッとしてグッド!としてくれた。








その後も楽しかったのだが正直あまり覚えていない。








そして握手会が終わり、僕は栄を後にした。











帰りの電車の中、僕は興奮覚めやらぬ状態で握手レポを挙げた。

衝撃

いよいよライブの時間…







overtureが流れる…









僕の回りの人達がコールしだした。








僕は最初、栄の真ん中で何やってるんだと思っていたが、一番最初の曲が始まった頃には知らない間に僕も一緒になってやっていた………









やっぱり最初は「会いたかった」。









まだうる覚えだった「会いたかった」の振りを一般人の目を気にせずやった…









そして何曲かやってMCも終わり遂にユニットへ………









一番最初はまさかの「Bird」…








たかみな、北原、指原の組み合わせだったと思う………







僕は鳥肌が立った。








そしてなぜか自分の意思とは関係無しに泣きそうになった。








僕は今でもその時の事を鮮明に覚えている…








そしてその後数々の名ユニット曲が出てきた…








「Bluerose」「禁じられた二人」「雨の動物園」etc.....








禁2では白が柏木、ピンクは峯岸だった。









そしてライブは進み、終盤で「転がる石になれ」・・・









今までちょくちょく揃っていたコールが初めて一体となった…








多分あの時が初めてコールの楽しさを実感した瞬間だっただろう………









とにかく楽しかったのである。









そして最後の「桜の花びらたち」が終わりライブ終了…








なんか心地よかった…








AKBのライブの本当の凄さを初めて身を持って実感した瞬間もこの時である。











そしてお待ちかねの握手会へ向けて余韻に浸りつつ身だしなみを整えにトイレへ向かった。

当日

やっと当日がやってきた。








地元の駅から始発に乗り、7時頃には栄に着いていた。









そして待つ事4、5時間くらい………








やっとチケットの抽選が始まった。








方法はというと、運営の人達がグランドキャニオン地下1Fに机を構え、そこで受付をした後にエレベーターの扉の前まで行き、そこで紙袋に入れられたチケットを引くというシンプルなものであった。









当選番号は1~300、それ以外はすべてハズレ………








そしてチケットを引いた・・・・・










引いた番号は・・・・・・・・・・800番代…









僕は絶望した…








栄の街中を歩いている時の風が妙に虚しかった…








そして一応モニター中継もあるということだったので、またサンシャインに戻り場所取りをした。









そしてまたひたすら待った。











この時点での僕はこのあとに起こる事があんなに楽しかったなんて知る由もなかった・・・・・