冬至 | MAISON DE FLEURINE -メゾンドフルリーヌ

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冬至梅



【冬至】

「冬至」はこの日を境に太陽が復活するととらえられ、世界の様々な地域でこの日を1年の始まりの日として行事ごとがなされてきました。

一説ではクリスマスも本来は冬至のお祭りとして始まったものが今の形になったともいわれています。

また、十一月二十三日に行われる「新嘗祭」も以前は旧暦の冬至の時期と重なるお祭りでした。天皇自らが神から新しい一年を迎える力を授かるための儀式でした。



冬至に南瓜をいただくと、風邪予防になるといわれるのも、黄色が厄除けの色であることと、名前に陽の気を含む
「南」という字が入っているということ、そして、長持ちして栄養があるので体力がつくためといわれています。

ほかに、小豆粥は小豆の赤が邪気をはらい、体を温める作用があるとされ、蒟蒻は体にたまった毒物を排出し、整腸作用もあるためとされています。

そして、ゆず湯につかり、体を温め、良い香りとともに、菖蒲湯などと同じように、この一年にたまったけがれを洗い流して、新年にむけて、身を清めます。

柚子にはビタミン類のほかに、シトラール、リモネンなどの成分が含まれ、実際にリモネンには、血行や新陳代謝を促進する作用があります。


本日のレッスンにて生徒様に無農薬柚子をいただきました。

【乃東生(なつかれくさしょうず)】

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夏枯草:漢方薬につかわれる生薬

夏至の初候「乃東枯(なつかれくさかるる)」に対する候。
「夏枯草」が芽を出すころで、冬に草木が芽吹くことを「冬萌え」といいます。