野に咲く花のように

野に咲く花のように

2008年に切迫流産を経験し、やっと立ち直りそろそろ不妊治療再会かと思っていた矢先、2010年11月に若年性子宮体癌が発覚!見つかったからには治すしかない!家族や友人に支えられながら根治を目指す日々を綴るブログです。

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しばらく治療をお休みして、のんびりしよう~なんて
思ったのもつかの間。
気が抜けたせいか風邪をひき、こじらせて今は咳ぜんそく
なるものになってしまいました・・・。
たぶん先月いろんなことがありすぎて、自分の心が
オーバーヒートしちゃったせいかもしれません。

そして迎えた細胞診。
今回で経過観察が始まって約2年目の検査になります。

最近不規則な生活を送っていたので正直結果に不安がありました。
とにもかくにも、検査してみないことにはわからないので、
なんとか勇気を振り絞って病院へ。

久しぶりの高速に乗り、走る事2時間。
受付を済ませると、すんなりと検査に呼ばれ、
今回もボルタレン座薬をして、30分後、
細胞診を行いました。

体外受精を行ってもらっている病院では
内膜症になってる
など言われ、気になって先生に聞いてみると、
特に気になる所見はありませんよ。
とのお返事。

結果のいい方を取ろう!と決めてほっとして帰りました。



今日は結果を確認するために病院へ電話を入れる日。
心の準備をして、電話をかけました。
結果は


classⅡ


でした。^^
結果を聞いてほっとして、楽しく家事をしていたら
突然の雷雨。
お出かけでもしようかと思っていたのにこんなに
降られたら無理です・・・w
仕方ないので家でのんびりすることにしました。


最近友達にも赤ちゃんが生まれ、お祝いへ行ったときに
小さな体を抱っこしたら少し元気が出ました。
また体外受精にチャレンジしてみようかと思います。
5月は祖母の法事があったりいろいろと忙しいので、
6月から再開できればと思います。


検査結果を聞くたびに、また少しだけ長生き出来そうだな、と
使命を感じます。
限りある命。
まだまだ親孝行も出来ていませんが、少しでも悔いのない日々を
この命を使っていけるよう、また今日から一歩ずつ
進んでいこうと思います。


それにしても、すごい雷雨。
早く止みますように。

先月、とある復興イベントへ参加した折の事。
打ち上げに参加し、2次会へ向かう途中にそれはありました。

ある一人の男性から思いやりもない言葉を浴びせられました。


「ぶっちゃけ食うのには困ってないんでしょ?
 何で困ってるの?」

「住むところがないなら県外へ出ればいいじゃん。
 その気になればどこだって生きていける。
 故郷とか離れられないとか言って動かないのは
 メンタルが弱すぎるんだよ。」

「そんな場所で子供を育てたらどこかで歪んで育つに決まってる。
 のびのびと育てられるようにお前たちが今を変える義務がある」

「子供出来ないんならもう諦めて、今いる子供たちのために
 頑張ってくれ」

等々。


反論すれば倍以上になって言葉が跳ね返ってくる有様。
半ばあきらめて受け身になって聞いていました。
その時は悔しかったから涙なんて流すものかと思って
涙を怒りに変えて、ずっと我慢していました。
でもある時、話を聞いてくれた人がいて、気持ちの糸が
ぷつり、と切れたようで、しばらく泣いてしまいました。

それから今まで、この言葉に対する怒りは消えたことがありません。
時が経てば気持ちも治まると思っていたけれど、傷ついた気持ちが
癒えることはありませんでした。

自分の病気の経緯も、不妊治療してうまくいってない現状も
伝えた上でこんな事を言われたことがびっくりでした。
本当はこんなことブログに綴るべきではないのでしょうが、
あまりにも自分の気持ちがしんどいので、一度文字にしてみれば
少しは整理がつくかもしれないと思い、書くことにしました。

今回は自然に生理を待ったので、予定より遅れてしまいましたが、
今日やっと生理が始まり、終わったら体癌の細胞診の予約をする
予定です。そして、結果が良ければ、もう一度、採卵からチャレンジ
してみようかと思っています。
ただ、内膜症になっていることを考えれば、妊娠出来る可能性はだいぶ
低いと思います。

不妊治療をするたびに、これで最後、これで最後と思うほど、
街などで子供とすれちがうとき、「なんで私には出来ないんだろう」
と思うようになってきました。今まではそこまで思うことなんて
なかったのに・・・。

近々友人知人が出産ラッシュ。
かわいい赤ちゃんの顔でも見に行ったら元気出るかなぁ。

最近悪い事ばかりが続いているので、ここらへんで運気を変えたいです。
元気出ますように・・・。




今日は判定日後、一週間後の診察でした。

今日は先生に今後の治療方針を相談する日になっていたので、

今日まで旦那さんといろいろ話し合いました。

とりあえず、4月の細胞診の結果を見てから次へ、

ということに決めていました。



実は2日前、生理の出血のとき、変な痛みがあったんです。

そして今朝、やたらとトイレが近くなりました。

それを先生に伝えると、超音波で見てくれることになりました。



そこで、まさかの一言。


内膜症になってるね。言われたことない?






えー><。そうなんですか!



陰性の判定でだいぶ弱っていた私に追い打ちをかける一言。

ショックを受けつつも、また先生のお話を聞きに。

どうやらこれが原因だったようなのですねぇ。

でも、内膜症ってことは、また癌になっちゃうの?><

そんなことが頭をグルグル。

内膜症については、積極的な治療をするよりも、

不妊治療をしていくほうが妊娠の確率は高いというお話しがあり、

このまま体外受精をまた行うことにしました。

ただ、こうなると可能性はまた低くなるわけで。



ショックを受けて帰宅して、お昼を食べながら旦那さんと会話。

でも、涙があふれて止まりませんでした。

二人で少し話し合い、とにかく、出来ることをまずやろう!

という結論になりました。


早めに検査を受けられるかも相談してみよう、とか、

出来る限りのことを考えてみようとか。いろいろ。

ただでさえ年齢で確率が低い私。

体癌だった子宮さん。

内膜症になっている子宮さん。

卵は無事に受精してくれるのにね。今までの卵さんの写真を

見るだけで、涙が出てしまいます。


もっと医学が進んだら、こんな悩みもなくなるのかな。

周りの友人たちがどんどん妊婦さんになっていったから、

なんとなく自分もなれそうな気がしてたけど、

私の体のリスクは他の人とは全然違ったことを今日また

改めて認識させられました。

病気が治ってこうしていられるだけでもすごいことなんだよね。

って。

不妊治療が出来ることは本当にすごいことだったのに、

なんだか何回も体外受精をしているうちに、忘れてしまって

いたようでした。


健康でいないとね。

治ったつもりでいても、実はそうではなかったんですよね。

5年、10年経つまではわからないから。

今もこうして生きていることに感謝して、

今出来ることを頑張らなくちゃ。


教えてくれてありがとう。

そして、ゴメンナサイ。



もう一度、気持ちを入れ替えて向かい合ってみます。