「スチャラカ ポコポコ」
作・演出 三谷幸喜
出演
ユースケ・サンタマリア
常盤貴子
戸田恵子
堺 雅人
堺 正章
浅野和之
今井朋彦
堀内敬子
阿南健治
小林 隆
瀬戸カトリーヌ
新納慎也
小原雅人
ベーカー・ウィリアム・ヒュー
日比谷の芸術座が生まれ変わり新しい劇場「シアタークリエ」という劇場に。
その杮落とし公演となったこの作品。
意外と狭くキャパも少ない感じで新しさを感じなかった。
でも、あれくらいのキャパが好き。(ロビーは狭すぎで嫌い)
マイク無しでセリフが届く程度が、生のお芝居という感じがゾクゾクしてくる。
前回の「コンフィダント・絆」が見れなかったので、今回は別ルートからチケット入手(別に不正はしてないですww)。
あまり良い席では無かったけど、あのキャパなら充分でした。
ユースケ・サンタマリアと三谷幸喜???
どうなんだろうと思ったけど、違和感無し。
とにかくセリフ、芝居をこなす事に一生懸命でテンパってるユースケ。
普段のいい加減キャラの微塵も無かった。
そんなハラハラなユースケが気にならないくらいに、周りがバックアップ。
鉄板のような脇固めで見事にフォローしてました。
メンバーもいつもの三谷組とでもいうか、おなじみ面子。
意外だったのが常盤貴子。
ああいうコミカルな演技も出来るんですね。
実話とは思えないくらい楽しい話。
勿論、都合よく面白おかしく脚色しちゃってるんだろうけど。
なんか判りやすくて良かった。
ユースケをキャスティングした理由が判る。
やはり今回も当て書きしたのであろう。
音二郎のいい加減さ、中途半端な熱さ、そんな雰囲気がユースケと似てました。
個々の見せ場を用意したためか、3時間半。
それでも長さを感じないくらいのめり込んで観てました。
客席参加型の遊び心満載のエンターテイメントでした。
ユースケも好きですが、それ以上に大好きな役者さんがいっぱい出ていてご機嫌な作品でした。
とにかく理屈無しで笑えました。