宮廷における女性の装束、礼儀作法などが頂点を極めた時代。


文明の頂点に、完成された形式は産まれました。


はっきりいってここまでくると、行き過ぎた風習。


当時はストレス、後世には冷笑の種となったことでしょう。


レディーファーストの完成形を皮肉る小説に、こんな台詞がありました。


「男ばっかりが蜂みたいに動き回っている。で、女は子どもをバカスカ産むのが仕事らしい。部屋はやけに四角で、どれも同じ大きさだ。王様は人間を蜂みたいにするんだなー」


「女の人が一歩も動かない。ピクリとも動かないんだ。人間を豆の木みたいにするなんて、不思議な習慣もあったもんだ」


王政や宮廷を皮肉った作品は多いです。

驚くことに、子供向けの童話に混じっていることさえあるんですよ。

歴史的に有名なフランス革命。


マリーアントワネットが断頭台に上がることで、終結を迎えました。


世界3代悪女にさえ数えられるマリーアントワネット。


しかし、彼女が歴史上に姿を現すより前に、フランスの経済はすでにガタガタでした。


そのきっかけを作ったのが、ルイ14世です。


ベルサイユ宮殿などを作って、国威を高めた。

外征を行い、領土を広がった。


一方で、戦費、出費がかさみ国は疲弊していたのです。


経済対策、戦費の獲得方法として導入されたのが消費税でした。


「政治的な失敗を挽回するために、国民に負担を強いる」


年金、福祉政策などで起こったしわ寄せを消費税で挽回する今と通じるところがあります。


ルイ14世の否定的な評価は以下の通りです。


「好きなだけ搾取した王、高利貸しの仲間」

「怪しげな女性たちの奴隷」

「平和の敵」

「その冥福を神に祈ることなかれ。このような怪物が二度と現われないことを願う。」

毎日のようにニュースとなっている消費税。


導入すると不景気になる、内閣が支持を失う。


色々な話が飛び交っています。


さて、この消費税。いったいいつから存在したのか。


答えは有史以来です。


塩を対象とする消費税は、古代にはトロイアやトラキア。


共和制時代のローマなどでも行われていました。


制度として、確立されたのはルイ14世の時代です。


太陽王と言われ、きらびやかなイメージのあるルイ14世。


ですが、実際には国民の負担を強いていたわけです。


さて、この消費税を導入した結果、どうなっていったか。


次回はそれを追ってみましょう

ヘラクレスに再び苦難の時が訪れた。


12の試練を果たすうちに、強敵と相対することとなったのだ。


その名は、巨神アンタイオス!


母なる大地に足をつけている限り、その力は無限に復活する!


FFだったら、オートでリジェネ、レイズ、ケアルガ。

ドラクエだったら、いつでも神秘の剣、ザオリク、ベホマ。


しかも、復活のたびに強化されてゆく。


状況限定とはいえ回復能力でいえば、RPG最高峰のスキル、アビリティーがついている。

しかも、サイヤ人みたいに、回復の度に強化されてゆくのだ!


さて、対するヘラクレスのスペックは?


・ジブラルタル海峡を、一人で掘り下げる超絶能力

・アトラス神に変わって、天空を支えることもできる。

・神様でさえ取り逃す鹿を、一年間、追いかけても平気の平左


うーむ、いくら強化の要素があっても差がありすぎでは?


神話の記述は、

【何度倒しても無限に復活してゆくアンタイオスにヘラクレスは苦戦した】


実際に倒されまくっていたようです。

オートマチックな仙豆で、長期戦になった程度でしょうか。


ラディッツと戦う段階の悟空=アンタイオス

フリーザ=ヘラクレス


という、構図が思い浮かびます。


最終的には

【アンタイオスはヘラクレスに持ち上げられ、絞め殺されてしまった】


と、知略と機転の勝利となっていますが。


このまま、長期戦になっても


【マジ切れしたヘラクレスの攻撃。足もろともアンタイオスを吹っ飛ばす】

【足がないので、地に足がつけようがない】


ってな感じで、体の部位破壊で決着がついたんじゃないでしょうか。

いくら、耐久力があってもサンドバックはボクサーには勝てませんからね。


そして、ヘラクレスには【神の鹿に追いつける俊足】

つまり、逃げ足という最大の防御を持っています。


例えれば、ヘラクレスは、地形さえ変化させる戦略級兵器。

アンタイオスは、いいところ戦車といったところでしょう。


苦戦したというより、つまづいたというのが正しかったのかもしれませんねえ。