デジカメ講座「野外撮影にでかけよう」 | 産地直送 MAX丸見え特捜部ログ ぶっちゃけまっくす!

デジカメ講座「野外撮影にでかけよう」

皆さんこんにちわ、金子軍曹です。


夏まっさかりですねー

夏休み中の方も多いかと思いますがファクトリーは18日からが休暇なので今週も通常通り更新いたします!


さてさて、せっかくの夏休みという事で今回はデジカメ講座その2「野外撮影に出かけよう!」編をお送りしたいと思います。



さて、まずは屋外撮影のポイントについてですが、ズバリ、特にありません!

はっきりいって日中なら何所で撮影しても十分絵になります。

だから皆さん好き勝手に撮影しましょう!!


・・・とはいえそんな事を言っていては記事にならないので、ちょっとしたコツをお伝えいたします。


まずは太陽光について。

室内の照明とは桁違いの光量がある太陽光は、それだけで被写体を魅力的にしてくれます。


ここで気にする点は太陽の方向。



太陽が被写体の正面にある時(順光)



太陽が被写体の横方向にある時(斜光)




太陽が被写体の後ろにある時(逆光)

ご覧の通り、順光だと全体的に光が当たって立体感の乏しい絵になりがちです。

斜光だと立体感がよく出ますので、まずは斜光を意識して撮影すると良いかと思います。

また逆光はそれはそれで雰囲気のある写真になりますので、印象的なシーンを作りたい時には非常に効果的です。

逆光の時は被写体が影になってしまいますのでレフ版(前回を参考にしてくださいー )で明るくするのが良いですねー


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さて、次は撮影アングルについて。

figmaはサイズが小さいものなので俯瞰(被写体を上からみた視点)で撮影してしまいがちかですが、俯瞰だと説明的な写真になってしまい、いかにもフィギュアを撮っているという写真になってしまいます。


俯瞰気味の一枚



煽り気味の一枚


目線の高さ、もしくは若干煽り気味の方がダイナミックで面白い写真になりますので、是非試してください。


以上の基本さえ押さえておけばとりあえずはOK!

フィギュアにあった色々なシチェーションを探して撮影してみてくださいー


それでは!



撮影している姿はこの通り。

野外撮影に一番必要なのは羞恥心を捨てる事かもしれません・・・



ふきだし
野外撮影はとにかくカメラポジションの保持が大変です。
特に小さなフィギュアの場合、地面に伏せながら撮るというようなケースも少なからず発生しますので、
バリアングル液晶モニタの付いたライブビュー機が撮影しやすいと言えます。
ただ、その場合は使用機種が限られてしまいますし、
地面に置く前提だけでは、アングルにも自由度がありません。
そこで、三脚に、テーブル状の板を付けた台があれば、足元を写さないという前提にはなりますが、
野外でのロケーションは非常に行いやすくなります。
夕闇など、雰囲気のある暗いシーンではシャッタースピードも稼げませんから、
長時間露光用に、カメラ用の三脚と、撮影台としての三脚、2つがあれば大変便利です。

三脚は驚くほど安い物もありますし、見た目に比べて軽量ですので、
ちょっと撮影を頑張ってみたい人にはお奨めです。
また、一眼レフで撮影をされる方なら、PLフィルターもあると便利です。
野外では意外な反射物も多く、余計な光を食らう事がありますので、
保険代わりに1枚あると安心でしょう。

浅井


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