CCAM手術、本日無事終わりました...。

結論から言うと成功です。

が...

新たな問題も発覚したので、手放しでは喜べないのですが、
ひとまずはホッと肩を撫で下ろしています。


今日は

8:00~眠り薬服用
8:30~手術室へ移動(←ここで胸が張り裂けそうになった)
その後全身麻酔と局所麻酔を経て10:00頃~手術開始。



とにかく待ってる時間がいつもの何倍にも長く感じました...。
待つって本当に苦しいものですね...。



その後14:00過ぎに手術室へと呼ばれ、
今回の手術の詳細を執刀医の先生に説明して頂きました。





当初の予定通り胸腔鏡での手術で始めたらしいのですが...
手術中に幾つか問題点が見つかったそうです。




先生の話をまとめると、



1. 右肺の上葉と中葉がくっついていた。
(これを不全分葉と呼ぶそうです)

2. 嚢胞があることにより、異常をきたし上葉へと流れ込んでいる
  動脈が正常な肺よりも1本多かった。


3. 静脈からの出血量が予想より多かった。






以上3点に加えて心配の種は次。





4. なんと、気管にも腫瘍がみつかり、
  それが肺にもまたがり癒着してたそうなのです。


しかもこの腫瘍の裏に静脈が通っていたことにより、
胸腔鏡を中止し、急遽安全策を取って、開胸での手術へと切り替えたそうです。


先生の説明によると、
”CCAM”と”CPAM”の合併症を引き起こしていた可能性が高いとのことでした。


またまた聞き慣れない病名。


CPAM...。汗



これに関しては明日、先生にじっくり聞かなければ...。



腫瘍に関しては病理検査に出して結果を見ていくそうです。





ただ、いまはとにかく娘が命を繋いでくれたこと、
これだけでまずは胸がいっぱいです。




今回の手術、予想よりも遥かに難しい手術だったそうなのですが、
先生方をはじめ、スタッフの皆さんのお力を借りて終えることができ、
今はただただ感謝するばかりです。




今日はまだICUにいる娘。




両手を拘束され、痛みに苦しんでいる姿を見て未だに胸が締め付けられてます....。



ただ、今回の手術にあたり、周りの家族や仲間、
友人、スタッフの皆さんが僕らに温かい心を向けてくれて、
それが何よりの励みになっています。

支えてくれる皆さんに心から感謝を覚える日々です。


このブログを見て応援して下さっていた皆さんにも、
改めて心より御礼申し上げます。


いまもどこかでCCAMと診断されて途方に暮れているパパやママさん達のお役にも立てるよう、引き続き詳細を記していきたいと決意してます!



とにかく無事に終わってよかった...。



ICUから出てきたら、頑張ってくれた娘を早く力一杯抱きしめてあげたいです。




(つづく)

いよいよこの日が来てしまいました....。

CCAMの肺切除手術。


今日から検査のため病院へ入院→CT撮影。


そしていよいよ明後日の朝に手術です。


普段はほとんど泣かない娘っ子も、
点滴やら何やら慣れないことばかりでず~っとグズってました。
(無理もないですね)




執刀して下さる先生の見解では、
右肺の上葉と中葉は恐らく取り除かなければいけないだろうと。

以前の手術例を画像で見せてもらいながら、
時間をかけて丁寧に説明を受けました。

手術時間のおおよその目安は4時間前後。


細かい先生の説明に関しては敢えてここでは省略しますが、
大掛かりな手術になることは間違いなさそうです。


そして....


とっても頼りになる先生の言葉を信じつつも、
生々しい事柄やリスクがたくさん書かれた同意書を読むと...
やはり親としては何とも言えない気持ちになりますね。。。涙

妻の前では敢えて平静を装ってますが、内心は胸が張り裂けそうな思いです。
こればかりはしょうがないのですが....。


とにかく手術の成功をいまはただただ祈るばかり。


また無事に手術を終えたらご報告しますね。




家族で力を合わせて乗り越えてきます!







日常生活に追われ、すっかり更新が滞ってしまいました。。。
皆さん、如何お過ごしでしょうか?

さて、先週無事1歳を迎えた娘。

成長も著しく、もうすっかり歩き回っています♬


そんな中、CCAMの状態を確かめる為に病院でCTをとることに。





結果から言うと、嚢胞は大きくなっており、
以前よりもハッキリと写ってました。

状態もあまり芳しくないとのことで、
早々に手術することが決まりました。

肺の中葉から上葉にかけて約半分を切除するそうです。

ただ教授も立ち会いのもと、胸腔鏡での手術ということで、
傷跡は目立たないようになるそうです。

やはり女の子なので、傷跡はできるだけ綺麗になって欲しいと願ってます。



4歳までには手術、と言われてはいたけど、
いざとなると親心は複雑。。。

とはいえ、心の準備はできてはいるので、
あとは成功を祈るのみです。



また手術が近づいたら更新します!





仕事と育児に追われ、なかなか自分のペースを掴むことができず...。

久しぶりの更新となってしまいました。

世の中のお父さん、お母さん方に改めて敬意を抱く日々です。笑




さて、娘もおかげで今日、生後3ヶ月を迎えることができました。



近頃「あー」だの「くー」だの言葉を発しながら、
よく笑うようになりました。

ほんと、かわいいですね~、赤ちゃんは。
仕事が終わると直帰してしまうパパの気持ち、
今では理解できるようになりました。笑





さて、その後の経過ですが...



今のところ特に大きな変化はありません。


1ヶ月健診のちょっと前に撮ったレントゲンでも、
嚢胞は特に大きくなっていませんでした。


寒かった時期はとにかく風邪を引かせないようにと、
細心の注意をしながら神経をすり減らしましたが、
担当の先生曰く、人間が本来貰わなければいけない菌(=免疫)もあるので、
明らかに風邪を引いている子供や赤ちゃんでなければ、
むしろ積極的に接触させて下さいとの話を聞いて、目から鱗。

なるほど~、と妙に納得でした。

とはいえ、風邪をこじらせて肺炎になったら即手術と言われているので、
神経質にはならず、でも慎重に見守っていければと思っています。




それにしても、寝顔を見ていると、
この子が病気だということが本当に嘘のよう。

いつの日か、必ず受けなければいけない手術のことを思うと、
やっぱり....胸が痛みます。

ただ、いま掛かっている大学病院では、
胸腔鏡(?)手術でやってるとのことなので、
手術の時の傷は最小限で済むのだそう。

女の子ということもあり、
将来のことを思うと、親心としては有難いところです。






追伸:


先日、最初にかかっていた病院の先生と妻が話す機会があった時に、

「あの時、嚢胞を見つけたときは、実は正直もうダメかなって思ったんだ」

と言われたそうです。

だから、無事に産まれてきたことをと~っても喜んでくれたそうで。


いま、まさに胎児がCCAMと診断されて、
不安に押し潰されている方がいるとしたら、
どうか諦めずに希望を持っていただきたいと思います。


共に頑張りましょう!!




出産から10日目。

NICUから娘が退院。
我が家で育児、奮闘しております!


レントゲン、そしてCTを撮った結果、
嚢胞は消えておらず、
4歳までに手術で摘出するとのことでした。

この4歳まで、というのがCCAMの場合、
手術のひとつの目安とのこと。

4歳までに手術で肺の一部を摘出・切除すれば
以後、肺の成長を期待できるらしいのです。


ただ、肺炎や気胸になってしまった時点で即手術。
万全の状態で手術に挑む為にも、風邪は大敵。
体調管理だけは気をつけたいと思います。



「普通の子と同じように育てて大丈夫ですよ~」

先生のこのひと言ですごく救われました。



すでに生まれて2週間ちょっとで体重も400g増えました。


次は1ヶ月健診。



早く娘と一緒にお出掛けしたいです。

遂にミミちゃん生まれました!!
元気な産声もあげてくれました。

涙、涙、涙です。


本当に感動的で神秘的な体験でした。



ミミちゃん、生まれてきてくれてありがとう。
そして10ヶ月もの間、辛い想いに耐え抜いて、
色んなもの乗り越えて頑張って産んでくれたママ、
本当にありがとう。


NICUに直行も、幸い状態も良いとのことで...。
まずはひと安心。

CCAMの状況についてはまた後日改めて。


今日は朝9時から陣痛促進剤を注入→12時頃に陣痛→
14時前には出産という超スピード安産でした。笑



でも本当に泣けた~。涙




人生で今日が最もサイコーな日です。
今日は家に泊まりにきている義母とふたりで祝杯をあげたいと思います!


たくさんたくさん励まして下さった皆様、
心より御礼を申し上げます。

どうしても御礼を伝えたかったので、取り急ぎご報告まで!!

 


昨日の大雪の予報の為、
登録しておいた陣痛タクシーにまったく電話がつながらず...。

3時間粘って、ようやくつながりました。

いやぁ、本当に困りました...。
幸い雪も予報とは裏腹に積もらなかったからよかったものの、
ハラハラドキドキ。



何とか本日の昼に妻が無事入院。


と思いきや、ここでハプニング。


大部屋も個室も、更には陣痛室も満員だった為、
産後のケアなどをする為の「指導室」という
なんとも痺れる部屋でお産本番まで過ごすことに。笑

テレビはもちろんのこと冷蔵庫もないし...。

こればっかりはしょうがないですが、
ちょっとばかし妻がかわいそう。涙


さてさて、何はともあれ入院した後は
ノンストレステスト→NICU見学。

実際NICUにはたくさんの赤ちゃんがいて、
どの赤ちゃんも、みんな命を繋ぐ為に頑張ってました。

そんな赤ちゃんたちの姿を見て、
僕らも頑張らなきゃいけないなと。

改めて強い気持ちで向かっていこうと決意。

内診で子宮口が3cm開いてたみたいですが、
ダイラパンを入れる処置をしてもらったあと、
面会終了時間になったため、妻を残して帰宅。




今日は病棟に着くなり、生まれたて赤ちゃんにも会えて
何だかと~っても幸せな気持ちになりました。
お父さんとお母さんの、あの幸せそうな笑顔!!



そして!


いよいよ明日の朝から陣痛促進剤を打って、
順調に陣痛が起こればミミちゃんが生まれてきます!!


子宮口を広げたことで、前駆陣痛も起こりはじめたようなので、
順調にお産へと向かってくれることを祈るばかり。



明日は僕らふたりも笑顔を浮かべられていますように。



いよいよ本番。

実感湧かないし、ソワソワするしで寝付けるか心配ですが、
明日は一生懸命妻をサポートしてきます!!


無事生まれましたらまたご報告させて頂きますね。
今日は最後の妊婦健診。

仕事柄、時間に融通を利かせることができることもあって、
妊娠判明から今日まで皆勤賞で付き添うことができました。
(周りの妊婦さんからは怪しい仕事をしてると思われていることでしょう...笑)


さて、そして今日、ミミちゃんの誕生日が決まりました!

ちょうど1週間後の2月7日です!!

小児外科の先生に立ち会ってもらうこともあり、
今回は計画分娩でのお産。

今日、内診で子宮口の開き具合をチェックしてもらったところ、
まだ1.5cmしか開いてないということで、
前日に入院し、タイラパンで子宮口を徐々に開いていく処置をし、
翌日の朝から陣痛促進剤を用いて陣痛を促していくという計画です。

陣痛促進剤の効きにも個人差があるようなので、
もしかしたら次の日までかかってしまうこともあると説明を受けました。

何はともあれ、ここまで来れたのも色々な方々の支えがあったからこそ。
感謝を覚えずにはいられない日々です。


先日妻が、
「元気な赤ちゃんを産んで、抱っこさせてあげれるように頑張るからね」
と、力強い言葉を掛けてくれて、早くも感極まりそうになりました。

きっと僕よりも不安を感じているだろうに...。

つくづく、言葉というものは相手に対するプレゼントなのだなと改めて痛感。




思えば妻の妊娠生活は色んなことがありました。

待ちに待ったベビちゃんがやってきて、
20週を過ぎるまでは普通の妊婦さんと変わらない
歓びに満ちた日々を送るはずが、CCAMと診断されて状況が一変。

お腹の中であんなに元気に動き回っているのに、
病気だなんて信じられないと思うこともありました。

でも少しずつ気持ちの整理も付き、
CCAMというものに対する知識も徐々に理解し、
今では夫婦ですべてを受け入れて、
ミミちゃんの為にすべてを捧げる覚悟です。

僕らのことを選んで宿ってきてくれたわけだし、
逆に言えば、僕らだからこそやってきてくれた。

ふたりなら乗り越えられると見込んでくれたのかな?

そう信じてます。

そして様々な不安や悲しみを乗り越えて、
色んなものを我慢して踏ん張って、
ここまで一生懸命妊娠継続の為に頑張ってきてくれた妻に心から感謝。

妻とは幼い頃から共に過ごしてきた、いわば戦友のようなもの。

共に過ごしてきた何十年というの軌跡の中で、
最も輝きと歓びと希望に満ちた10ヶ月でした。


残り一週間、仕事が手につかなそうですが(笑)、
1日1日を大切に、誕生の日を心待ちにしたいと思います。

そして。

皆さんの励ましがなければ、
ここまで前向きに頑張ることができなかった気がします。

本当に皆さんには精神的にも助けられました。

心より感謝とお礼を申し上げます。


あとは、かけがえのない宝物が元気な産声をあげてくれることを
ただただ願うばかり。

そして。

CCAMと診断され、今、途方に暮れている妊婦の皆さんが
このブログを見て、ひとりでも多くの方が希望を持てるようになれるよう、
微力ながらこれからも情報の提供を続けていければと思っております。



無事に産まれたら、またご報告させて頂きますね!




あと10日~2週間くらいでいよいよ出産。
妻もやはりナーバスになっているようで...。

命懸けで産んでくれる妻の為にも、安心してお産に臨んでもらえるように、
精神的にも肉体的にもしっかりと支えていこうと改めて決意。


CCAMの経過も、胎児の命に関わるほどのものではないものの、
産まれてからじゃないと、色々と分からないとのこと。

分娩後も、すぐにNICUに行くことになるようです。

慎重に肺の状況を見ながら、手術をするか、
或いは経過観察をするか、どうしても流動的になってしまうと。


しばらくはNICUで入院の可能性もあるとのことでした。


先生に産後の流れを聞いても、やはり
「産まれてみないと分からない」
のひと言で終わってしまうので、
妻となかなか産後のイメージが湧かないというのが率直なところ。

先輩ママ・パパの皆さんの場合はどうだったのでしょうか?
もちろん状況によって異なることは承知しているのですが、
産後の流れetc...色々と教えて頂けると大変助かります!




次回の健診で子宮口の柔らかさを見て、計画分娩日を決めるとのこと。


いよいよ"その日"が近づいてきました!


久しぶりの更新となってしまいました。

ミミちゃん、とっても順調です。

30週を過ぎたあたりから肺の成長に伴って、
嚢胞が相対的に小さくなりました。

先生曰く、30週を過ぎたあたりはこういった事例は多々あるようで、
いい方向に進んでいる証拠だそうです。

当初CCAMが分かったときは肺全体を占めていた嚢胞も、
超音波でハッキリと分かるほど小さくなっていました。

完全消滅というものは稀らしく、その可能性は低いですが、
このままもう少し小さくなることが期待できそうです。

肺というのは胎児にとって最後に完成されていく器官だそうです。

裏を返せば、肺の病気というのは、
医師にとって一番厄介なのだそう。


37週を目処に機能が完成に向かっていくらしく、
CCAMの場合はなるべくお腹の中に長くいることが
理想的だと仰ってました。

現在33週。

計画分娩になることが決まったので、
出産予定日が少し早まることになりそうです。


今日はお腹の子と過ごす初めてのクリスマス。
いつも色々とありがとうと、珍しく妻が
サプライズでクリスマスプレゼントをくれました。

何だかとっても嬉しかったな。



喧嘩の多かった僕ら夫婦も
ミミちゃんがお腹に来てくれてからはとっても仲良しになりました。
より強い絆で結ばれたというか。

そして色々なことがあった中で、
大切な気づきもたくさんありました。

生まれてくる前から既にミミちゃんに色々と大切なことを
教えられているような気がします。

無事に生まれて来てくれたら、まずは心から有難うを伝えよう。
そう思ってます。



来年のクリスマスは家族3人で楽しく過ごすことができますように。



ミミちゃん、もう少しで会えるね。
パパもママも頑張るよ。