「ライトニング リターンズ」は紛うことない神ゲー。ライトが聞いた口を叩くな！

ライトが聞いた口を叩くな！
…と、ライトさんが怒っている事だろう。

11/21に発売された「ライトニング リターンズ」（FF13-3）に関して
ゲームの理解に乏しいライトユーザーの批判的な意見があまりに酷い。

限った事ではないが、意見は百出して構わない。十人十色なので
良いも悪いも当人次第。だが、それを万人の意見の代弁者気取りで
臆面もなく正論を語る如く発信するドアホがあまりに多い。

本作はコアゲーマー向けである。よってライトユーザーには
敷居が高い作りとなっており、万人に向けて発信されるべき大作
「ファイナルファンタジーシリーズ」であるという事を考えると
ライトを無視したコアな作りは根本問題がある。本作は同社の
「ロマサガシリーズ」に程近い。

ロマサガシリーズのゲーム性は一言で言えば「自由度」ではあるが
それはいわゆるオープンワールドの評価作「オブリビオン」や
「スカイリム」の自由度とは根本異なり、『自由度の中の制限』という
独自のゲーム性を持っている。つまり全くの別物なのである。

よってユーザーを選ぶ。ロマサガシリーズは一部コアファンに
熱狂的な指示を受けているが、当然万人向けではない。
色々なファクターが凝縮されており、ユーザーは試行錯誤して
攻略していく。その過程に面白さが多分に付与されている。
ロマサガとはその様に作られたゲームである。

話を戻すが「ライトニング リターンズ」は神ゲーである。
だが、万人が喜ぶゲームはその性質上存在しない為、
一般的に神ゲーと呼ばれているものも個々のユーザーには
当てはまらない場合もある。

素人が批評をするのは難しい。というか本来すべきでないのだ。
表現の自由？ぬかすな。言葉は人をも殺す。
その使い方を理解しない能無しに物を評価する自由は無い。

では、その使い方を熟知しているファミコン決死隊隊長様が
本作「ライトニング リターンズ」を正当に評価するので
耳をかっぽじって正座をし、崇める姿勢で聞き入って欲しい。

【以下評価】
本作はFFシリーズとして出すべきではなかった。
システム部は非常にコアな作りとなっており、ライト層には
ただただ敷居が高く、到底そこに面白さを見出すことは
出来ないのでは？と思われる。

そもそもFF13という冠を提示し、FF13-2というスピンオフを
未完の状態でリリースし、その完結編として本作を位置づけて
いる以上、この作りは詐欺行為に近く、それを期待していた
ユーザーが憤慨するのも当たり前の話である。

商用的な話があるのは分かるが、ユーザーの期待を裏切るのは
ゲームの根本として相応しくない。たとえそれが如何に
優れたシステムを搭載し、次世代に不朽の名作と名高い
「ロマサガシリーズ」を復刻させたとしてもだ。

本作はロマサガシリーズの最新作として出すべきであった。

だが、色々な事情の中でクリエイターがゲームの可能性と
表現方法を駆使して、ゲリラ的に本作を提供した行為については
大変評価をしており、日本のゲームクリエイターの底力を感じた。
同じ日本人として、非常に喜ばしい事である。

叩かれ上等！ライトニングの着せ替えRPGでヲタ層もガッチリ掴み
FF13完結！と謳い、FF13-2のトゥービーコンティニュードで
ストーリー気になってる奴にも買わせてやるぜ！！
腐ってもFFシリーズよ！これでセールス的には問題ないべ！！！

でも俺が作りたいのはロマサガみたいなゲームゲームしてるヤツ
なんだよなぁ～まぁいいか！とりあえずキャラと設定は仕方ないけど
システムは俺の作りたいロマサガにしちまえ！！あぁでも
FFやってるような「ゆとり」にはちょっと難しいかなぁ～
まぁライトニング露出しときゃ喜ぶだろ、えへへｗ

とりあえず初日で50万本突破したらしいので、商用的には
許容内か？色々と台所事情はあるだろうが、ゲームの大いなる
可能性と、熱きクリエイター魂を忘れず、これからも素晴らしい
ゲームを世に送り出して欲しい。