こんばんは
行って参りました…
一度は振られた←(自分が悪い)
「ミュシャ展」です。
先日はまさにここで“門前払い”
↓この躓いた石のオブジェ…写真を撮る位気持ちに余裕
まずは入場口前に掲げられている実物大レプリカ…
「スラブ叙事詩」⑥東ローマ皇帝として戴冠するセルビア皇帝ステファン・ドゥシャン
その大きさに暫し、見入ってしまう私…
ちらりと前回(2013年)の図録から…
今回、展示がなかったものたちで…
12ヵ月のポストカード「4月」チョイス
話を戻しまして
パッケージデザインも手掛けていました。
今で言う「パケ買い」絶対にしちゃうと思います。
今はちょっと分からないのですが…
何年か前に…
高島屋の「アムール・デュ・ショコラ」で…
「アマリエ」からミュシャの柄の缶入りチョコが発売されました
ちなみに↑このチョコレート…
加藤くんの「Dreamcatcher」に出てくるカルヴァドスというりんごのお酒の入ったチョコでした
そして…私がミュシャの4連作で…
一番好きな月と星
以前もUPしてますが…iPhoneの画像がキレイなので再び…
「月」「明けの明星」
入場するといきなりの巨大なキャンバスに絶句してしまいました。
見渡すと…自分の四方が「スラブ叙事詩」に囲まれている状態…
観ている方は沢山いましたが、喧騒を感じないのは、その大きさだけでなく、約一世紀の時を経てもたぶん、変わらないであろう…
絵から“発せられるオーラ”に圧倒されて言葉が出て来ないからだと。
「素晴らしい」なんて言葉は本当に陳腐で…私には言い表せる言葉が…未だに見つかりません。
これから先も見つからない…きっと。
私の五感が“視覚のみ”に司られてしまった感じでした。
そして…その“視覚”が脳を通らず、ダイレクトに心を刺激する様な感覚。
「鑑賞」ではなく「体感」に近く、タイムマシンに乗って、まるでその場にいる様な臨場感を覚えました。
バーチャルリアリティーとはかけ離れた100年前の巨大な絵にも“そういう力”がある…
ミュシャの偉大さを改めて思い知らされました。
一部、撮影可能なエリアがありましたので、何枚か撮りましたが…
「スラブ叙事詩」⑮イヴァンチツェの兄弟学校
こちらだけ…
絵のスケールが分かりませんね…
どなたかの後ろ姿を敢えて入れた方が良かったかな?
圧巻の20枚…
絵の前に立つ度に、その絵から各々の主題になっている「怒り」「悲しみ」「慈しみ」「希望」などが渦巻き溢れていて…身を委ねる感じで「体感」して来ました。
やっぱり…もう一度、行きたいです。
二度目はもう少し、舞い上がらないで済むかもしれない
4年前の「ミュシャ展」の「スラブ叙事詩」は、一番最後に絵の半分の大きさのパネル模型と映像での展示でしたが…
それでも私の興味を惹くには充分で「この目で観たい」と強く思いました。
でも…叶う事はないかな…と、
半分のパネルの前で立ち尽くし、少ない脳みそをフル稼働させ、頭の中でその絵を想像しました。
もう…その時の記憶は全くありません。
今回…
全て凌駕してしまいました。
そして…
この記憶は今後、絶対に消えないと断言出来ます。
本当に…観れて良かった…幸せです
「スラブ叙事詩」がメインだった今回は…
アール・ヌーボー系の展示が少なかったです。
ミュシャとは切っても切れないサラ・ベルナールのポスターはありました
(加藤くんのお家の玄関にあったロートレックもサラ・ベルナールを描いてるみたいです)
4連作のメインは「四つの花」「四芸術」
やはり「四つの花」をピックアップ
「カーネーション」「ユリ」
このタイミングで「あやめ」とか…本当に偶然もいいとこ
「ソラシゲ」まで聴きたいと思います。
長々と…すみませんでした
いつも…聞いてくれて有難うございます
おやすみなさい