昭和13年に建築された原邸。
住まいとして使用されたのはほんの数年で、戦時中は進駐軍に接収されたり、壊されそうになったり (結局は頑丈過ぎて壊せなかったのだそうです。)
あらゆる歴史を経て、現在は現代美術館となっています。
先日朝から良いお天気で秋の日差しにアート心が刺激され
思い立って出かけてみました。
JR品川駅、または京浜急行の北品川駅からが行きやすいと思いますが、今回はJR五反田駅から歩いてみました。
何分かかるか時計を確認したにもかかわらず、
途中で寄り道ばかりしてしまったため、分からなくなってしまいました。( ̄□ ̄;)!!
多分徒歩20分ちょっとです。
通称ソニー通りを御殿山に向かってまっすぐ行くと、御殿山交番前の信号が見えてきます。そこの路地を右に入ります。
大使館があったりと、閑静な住宅地です。
しばらく行くと白い長い塀が見えてきます。
門から中に入ってみましょう。昭和モダンの懐かしい感じのお邸。
只今、「開館35周年記念 原美術館コレクション展」を開催中です。
-2015年1月12日迄 原美術館
入口で最初に出会う作品は
ナム ジュン パイク作 「キャンドルテレビ」
旧型テレビの中身を抜いて フレームだけを残し、その中に火が灯されたロウソクが1本置かれている・・・という
文章で説明するのは野暮なので、ぜひ実物をご覧下さい。
こんなコンテンポラリーアートが程よい数、鑑賞できます。
廊下や階段の幅、部屋が住居サイズなので、とても親近感と温かみがあります。
くるくると作品を見ていると、併設のカフェで中庭の芝生と屋外彫刻を眺めながら、寛いでいる人達がチラホラ。私もひと休み
ケーキとコーヒーを頂きながら、不思議な作品と出会い、妙で優雅なひと時が流れる…
そんなリラックスできる美術館でした。
雑貨のお店も覗いてネ
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