先週末、関西へ行った。
色々な展開の末、3年ぶりに泊まったtarocafeは相変わらずだった。
私のひとり旅に、テーマはない。
こじつけて言えば「むりやりの暇つぶし」をする、ということ。
本を読んだり、ゲームしたり、ちょっとうろうろしたり、つたない英会話をしたり、しただけ。
2日目はたろかふぇをチェックアウトして
あー今度はもっと暇つぶしにこようって思って
親友と京都は嵐山をぶらぶらした。
彼氏じゃないけど、男友達であれだけ時間を忘れて満喫できるんなら
彼氏や旦那さんといくとよりいっそう楽しめると思う!(みなさんぜひ!)
あとは何をしたとかいう詳細はいいや。
たった3泊4日を一緒に過ごしただけなのに、わざわざ10人以上も大阪に集まった
このテンションの高いみんなが好き。
最後に、とあるやつが(大体想像つきそうだ)、とあるメーリスで投げた
くさーいメッセージの一部を
素敵なのでシェアしようと思います。
***
「想い」は伝染する。って。無力な俺らでも、もしかしたら世界は変えられるのかも。って。
WorldShift Osakaのプレゼンのトリをつとめた倉崎憲が言ってました。
「世界中のみんなが血の繋がった家族になったら戦争は起こりますか?貧困はおこりますか?経済格差は起こりますか?」って。
どうかな、みんな?
俺は世界中のみんなが家族になったら「世界」ってもっと身近になると思ってます。
戦争や教育格差がなくなるかはわからんけど、もっと今より「世界」とか「世の中」が近くなる気がする。
俺達ってさ、すごく「無関心」であることをとがめられる時代に生きてると思うんだよ。
それはカタリバを受ける高校生も一緒。みんな一緒。
ただね、俺は思うんです。
「自分の周りにちょっと興味もったらもっともっと人生って楽しくなるんじゃないかって。」思うんです。
カタリバをやってる者として、そんなことをこれからも「自分の身近」とか「世の中」とか「世界」とか「愛する人」とかに発信していこうと思ってます。
別に表現方法がカタリバとかじゃやなくてもいいと思うのね。
自分がやりたいこと、したいこと、自分だけの表現方法、自分のやりかたで全然いいと思う。
ただ、これからも一緒に社会の「当事者」であり続けようね。
俺らが生きていく時代を、俺らの手でつくらないと面白くないよ!
そんなことを今思ってます。
***
ぼくが進路を毎度決めて行くなか、道創って行く過程に必ずこれがある。
結局自分の兄弟や家族がいちばんこの世で大切な存在なんだけど
「もし、あんたのアニキと弟が、突然飛び跳ねたり、スーパーで奇声あげたり、会話できなかったり、、突然行方不明になっちゃったり、してたら、あんたはどうする」と。
家族にいたらどうするよ、と
親戚が、いとこが、そうだったらどうするよ、
親友の兄弟がそうだったら、どうするよ、
彼氏や彼女の兄弟がそうだったら、どうするよ、
愛する人との間に生まれた愛しい子が、そうだったら、どうするよ。
そんなことを伝えて行きたいのです。
そんな当事者でありたい。
誰かがそんな、例えばいくつでもいいけど何かの「当事者」になって
各当事者が、周りの「当事者」に関心を持ち続けたら
毎日が少しでもあたたかく、なるんだろうなあと感じた。
いやーワールドシフト最終日ちょっと気になったなー。
でもやっぱり病人が気になったので病人への時間をとった。
でも、話を聞くと、倉崎くんの最後のプレゼン、涙をさそうような
かっけープレゼンだったみたい。
別に、あたしは同世代のリーダーとしてかっけープレゼンなんてできなくてもいい。
周りにいる人たちに、自分なりの表現で示していけば
自ずとどっかに道ができているんだと思う。
そういうこと。
それにしても、大体旅する前のタイミングって、なぜか自分荒んでるから
今回は少し潤った。
昼間の松葉での串揚げも最高だった。昼からビールも幸せだった。
三宮のデザイナーズマンションでのブルジョワ的目覚めも最高だった。
良い意味で何より何も考えなくてよくて、幸せだった。
ただただ考えたいことを考えて、しょーもなく楽しんだ数日間だった。
人生は旅だというアホがいるけれど
ぼくの旅が「むりやりの暇つぶし」だとしたら
そういう人生にしていきたい、んです。
今のぼくだと、もうちょい、先な気がする。
三宮を離れる電車の中
大阪を離れるバスの中
ぼくは、どっかに、なんか忘れ物をした気がして
現実にかえろうとする身体を心が引き戻そうとする気持ちと葛藤しながら
気づけば東京にいました。
この感覚が忘れられない。やめられない。
それは鶴城カタリバも同じく。
だから、少なくともぼくは、旅を続けます。
世界一周なんて、してないけど、胸を張って旅していると言い続けたい。
そんな風に、今の暮らしの拠点東京でも、世界でも、旅できるニンゲンでありたいです。
そんなことを、思わせてくれた関西の旅。
りゅーた、Kakujoyfulな海賊団たち、まじありがとう!
旅する仲間と旅する人生を。
スーパーハッピー!
さゆ