$EXTREME METAL DOMINATION
前回のペダルセッティングの続き、ペダルのプレイフィーリングとバスドラムの音色の両方を左右するパーツはビーター(beater)である。

手元にある物をちょいとかき集めてみた(探せばもっとあると思う...)

ビーターヘッドの素材は大きく分類すると4つ(フェルト、ラバー、ウッド、プラスチック)

素材とシャフトの長さ、ビーターベッドの重さなどでフィーリングとサウンドが変わるから知らぬうちに増えていく...正直なところ自分の中で「コレだ!」と思うものは未だ見つかっていない。

今、所有しているビーターの個人的レヴューをして行こう、何かの参考になれば。

その1
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DAMMER製のウッドビーター、通称”赤リンゴ”。何故赤色のかは分かりません(笑)
ヘッドバランスは木目詰まりが良いのか結構重め、ウッドの為、アタックが硬くバスドラムの粒が出る。生音でのメタル系のサウンドはウッドは出しやすい。イメージとしてはイコライザーでミッドハイを持ち上げた感じのサウンド。

その2
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TAMA製アイアンコブラのビーター。このビーターはヘッドが交換可能(フェルト、ウッド、ブラスチック)でありカスタムしやすいパーツだ。ベッドは重いがトータルバランスは優れている、自分は現在AXISのペダルにこのウッドビーターを利用中。

その3
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YAMAHA製の、シャフトはチタンの為、軽め。これもヘッド交換が可能であるが、ラバーベッドはかなり重い...激しく高速連打するとラーバーは摩擦で溶けるので利用していません。

その4
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AXISのペダルに付いているビーター。ヘッドは自分が持っているビーターの中で1番重いと思う。スプリングのテンションを締上げ、ビーターの角度をキツくしてやるとバランスがとれる。これの特徴はバスドラムに当たる距離と角度を自在にセッティング出来る点。結構便利だと思うが、その分重くなってしまうのは仕方ない、重いためパワーは出しやすいと思う。

その5
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YAMAHA製フェルトビーター。いたってノーマル、ヘッドは大きいが軽いので小さい音でやる時とか音量がコントロールしやすい、鋭いアタック音というよりバスドラムのローが出る感じ。

エクストリームメタルにおいて、バスドラムのサウンドを追求して行く事はかなり重要なファクターである。メタルにいおてはバスドラム命といっても過言では無い。自分自身も生音を追求する事は大切であると思う反面、限界があるように思える(CDで聴くようなバスドラムは生音では出ません)。そこでTrigger(トリガー)である。故に生音と平行して、トリガーのサウンドメイキングについても追求する事が重要であると思う。トリガーの詳細についてはまた後日。