さて、このブログの元ネタ。ウォンを看取るスレっていったいなんだ・・・ということについて先ず書いてみます。

まず、看取るスレを語る上で重要なキーワードとなる言葉　「ワロス曲線」　について触れないとすべての説明は始まらないですね。

そもそもの発端は2006年１月にウォン相場の変動に関するニュースが２ちゃんねるの東亜ニュース＋板に貼られ始めた頃です。中の人がこのニュースを見たタイミングやら、思った感想なんかはまぁとりあえず放置しておいて・・・

最初は単純に相場の変動ペースが速いって事でネタになってたのですが、そのうちある一定の法則があることに気付き始めた人が出てきました。

まぁそれはこの画像見てもらうのが一番ですねｗ

ちょっと説明すると、グラフの上端（1$=966.4won）のタイミングでウォンを購入。そのため相場はウォン高に振れて行きます。このままウォン買いの勢いが高ければどんどんウォン高が進行していくわけです。

ただ、経済を輸出で支えている韓国にとって、ウォン高が進むのはまずい状態になるわけです。

そこで韓国としては、ウォン売りドル買いを行ってウォン相場をある一定の水準で維持するということを考えるわけです。

勿論、この行動自体はどの国でもある程度はやるでしょう（日本もかなりの規模でやってるでしょうし）し、それ自体が間違ってるなんて思ったりはしません。

・・・・がそのやり方というかタイミングが悪かった・・・と言う話なのです。

またグラフの数値を使って説明しますが、ウォン高進行していた相場がグラフの下端（1$=964.6won）のタイミングで反発しウォン安に転換します。韓国によるウォン売りドル買い、所謂「介入」が入ったタイミングと言われていますそうしてウォン安進行に戻り、グラフの上端に達したタイミングでまたドル売りウォン買いを仕掛ける人が現れ、また下端の水準までウォン高が進行します。韓国にとってみると、その下端の数字はある程度目安として守っておきたい（と思われる）数字ですので、再度介入を仕掛けます。

・・・でそれを繰り返すとのこぎりの刃のような規則正しいジグザグのラインが発生してしまうわけですが、これが２ちゃんねる用語のワロス（WWWW）にそっくりだったため、いつしかこの動きをワロス曲線と呼ぶようになったわけです。

・・・でなんでこのワロス曲線が問題なのかって話ですが、

数字を使って説明してみます（間違ってたら突っ込みヨロ（他力本願スギｗｗ））。

（実際は手数料なんかで色々別途の費用がかかるでしょうから、この通りの数字ではないと思いますのでご注意を）

まず、1$=966.4wonのときに1,000ドル売ってウォンを買うと966,400ウォン買うことが出来ました。

そして1$=964.6wonの時に今手持ちにある966,400ウォンを売ってドルを買うと1,002.074ドルになります。

数値で見てもらったらすぐわかってもらえると思いますが、このグラフの上端で買い、下端で売っただけで約2.1ドルの儲けが発生するわけです（何度も言いますが、別途手数料などかかるらしいですのでご注意を）。

おまけに、この動きは３０分程度の間で行われた取引だったりしますし、その同様の動きがこの画像の日だけでも８回行われているわけです。勿論売り時や買い時を間違えれば大損することになるわけですが、このワロス曲線が話題になり始めた頃は、ほぼ介入のタイミングが一定だったので為替取引やってる人にとってはお小遣い稼ぎが出来る相場ってことで盛り上がって行ったわけです。そして、それをただ見てる側としても・・・あまりの馬鹿さ加減が笑いのつぼにはまって見続けたと言う話です（中の人もその1人です）

でもまぁ、実際・・・この動きが合ったのが最初に言ったとおり、2006年の１月・・・・

中の人もここまで長い付き合いをすることになるなんて思っても見なかった看取るスレとの付き合い・・・

それの始まりだったのは間違いなくこのワロス曲線だったんだと思います。

・・・あの頃コレに出会ってなければもうちょっと興味の向きが違ったのかなぁ・・とも思った中の人

( ･Θ･)ノ

おまけ・・・

中の人の説明でわからないと言う人は他のサイトや説明動画などがありますのでそちらをごらんになるとわかっていただけるかもです

インターネット百科事典 -ウィキペディア-

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E6%9B%B2%E7%B7%9A

ワロス曲線紹介フラッシュ

http://specific-asian-flash.web.infoseek.co.jp/waros.html