皆さまへ
いつもご訪問頂き、ありがとうございます。
私事により書く時間が減ってしまったため、しばらくお休みします。
開設から約4カ月、楽しみにご覧頂いていた皆さま、ごめんなさい。
そして、本当にありがとうございました。
では、またお目にかかれる時まで・・・。
(わたなべ)
皆さまへ
いつもご訪問頂き、ありがとうございます。
私事により書く時間が減ってしまったため、しばらくお休みします。
開設から約4カ月、楽しみにご覧頂いていた皆さま、ごめんなさい。
そして、本当にありがとうございました。
では、またお目にかかれる時まで・・・。
(わたなべ)
皆さま、こんにちは(*^▽^*)
花粉症はいかがですか?
私は早い時期はかなり痒かったのですが、
ハーブやエッセンシャルオイルを駆使しているせいか、
大分楽になってきました。
カテキン、とくに「べにふうき」という品種のお茶も効くようですので、
こちらも去年から取り入れています
では、今日から1月のサロンで頂きましたワインについて解説と感想を
綴っていきます
名前: Champagne Moutard NV Brut Reserve
シャンパーニュ ムタール ノン・ヴィンテージ
ブリュット・レゼルヴ
作り手: メゾン・ムタール Maison Moutard
詳細:シャンパーニュ地方南に位置する、
Cote des Bar(コート・デ・バール)にあるBuxeuil 村を拠点とし、
その一帯に畑を持つメゾンです。
最低3年の瓶内熟成を経てリリースされます。
こちらのキュヴェはシャルドネ100%のブラン・ド・ブランです。
外観:ほんの少々グリーンがかった、極淡い麦わら色。
極薄いレモンイエローで青林檎色がかった色合い。
泡が多く、持続性があり、細かく立ち上がってきています。
粘性は中程度でやや弱め。
香り: 黄色林檎~熟した青林檎、まだ硬めのパイナップル、スターフルーツ、
ゴールデンキウイ、シブレットやセルフイユなどの生ハーブ、
アカシアの蜂蜜、石灰、ミネラルなどのシャンパーニュらしい香り。
シャルドネだけなのですが、ややトロピカルな印象もあります。
味わい: 酸味が豊かで非常にフルーティ、辛口です。
複雑性は中庸ですが、シャンパーニュらしい、
酸味がしっかりとボディを形成しています。
非常に良い状態で、現在飲み頃を迎えています。
合わせるチーズや食べ物:そのまま飲むだけでも気品があるので、
満足感が高い一本です。
やはり同じ地方のシャウルスとは絶好の相性です。
他のカジュアルな白カビチーズともマッチします。
かち割りにしたグラナ・パダーノやパルミジャーノ・レッジャーノも良いですね。
他には軽い前菜やフィンガーフード、
鶏肉や白身魚、ハーブが効いたもの、
白ワインヴィネガーが効いたサラダなどもオススメです。
久々にシャンパーニュを飲みました
こちらはNVでシャンパーニュの中でもカジュアルなラインのものですが、
やっぱり気品が違いますね。
じんわりと染み渡る石灰の、ドライな風味と酸味がたまりません。
シャンパーニュ独特の雰囲気って、なんとも華やかで良いですねぇ。
実はもっと酸味があって、青林檎やすっきり系の味だろうなと予想していましたが、
意外にしっかりとしたフルーティさがあって良い意味で誤算でした
これからの季節、お花見でシャンパーニュなんかを開けると、
より華やかさが増して、心が躍ります
ではまた、明日~(^-^)/
(Ecrit par A. N.)
皆さま、こんにちは(‐^▽^‐)
私は切羽詰るとケーキ(お菓子全般)を同時に幾つも作ってしまいます。
周りの人たちには「とても理解できない」と言われていますが、
行き詰ったときに、ルセット通りのものをそれに従って無心になって作ると、
気持ちがスッキリするのです
それも、効率よく短時間で洗い物も少なく出来たら、
なんだか妙に、とても誇らしい気持ちになります。
これが私のストレス解消方法みたいです
実は今週末が難関の二次試験なので、切羽詰っています・・・。
だから、今日はケーキを何台も焼いてしまいそうです
ところで、今日も引き続き1月のサロンで頂きました、
チーズについて書いてきますので、よろしくお願いします
名前: Roquefort ロックフォール
プロフィール:フランスを代表する、いや、世界を代表するブルーチーズである、
ロックフォールです。
フランスで最も古いAOCチーズの一つで、
アヴェロン県のロックフォール・シュール・スールゾン村の洞窟で熟成
することが義務付けされています。
その洞窟に自然に吹き込む“フルリーヌ”と言われる、
湿めり気を帯びた風が熟成を促します。
塩は外側からすり込む乾塩法で行われます。
羊飼いが洞窟に置き忘れたチーズから出来たとも言われています。
有名な製造会社がいくつかあります。
パピヨン
ガブリエル・コレット
ソシエテ
ヴューベルジュ
カルル
などがあります。どちらも微妙に味が違います。
青カビにはペニシリウム・ロックフォルティという学術名がついています。
青カビは空気で繁殖するので必要以上に繁殖しないように、
スズ箔をかけて空気を遮断してから出荷します。
フランス中央山塊の南の高原地帯(ラングドック付近)
ミディ・ピレネー圏、アヴェロン県
羊乳製
MG最低52%
塩分5.8%
直径19~20cm
2.5~2.9キロ
円筒形
外観:外皮がない大きな円筒形。
周りには青カビや白っぽい生地が見えています。
空気を遮断する為、スズ箔で覆われています。
中身(生地):モロモロっとした崩れ易い組織です、
気孔が多くあり、その間に青緑~青黒っぽい青カビが中心部に向かって、
パセリ状に点在しています。
生地は滑らかで水分多く、放置しておくと水分がにじみでてきます。
青カビ以外の部分は極わめて白に近いクリーム色になっています。
風味:ブルーチーズ独特の王道なピリリとした辛味と旨み、
塩気が強めでバターのような口溶けで非常にクリーミィです。
潰した白胡椒などの風味や、生アーモンド、羊乳の芳醇な味わいと、
青カビの辛味のコントラストがあります。
青カビは個性的な風味ですが、青カビが多くある部分には旨みが強くあります。
コメント(総評): 非常によい状態で、ちょうど良い熟成加減です。
ロックフォールの個性が存分に発揮されており、強めの味わいです。
青カビもしっかりと、たっぷり元気に育成されていて、
青カビ近くの部分は旨みがたっぷりと感じられました。
舌がちょっとだけ痺れるような、強い青カビの風味と、
バターのような口溶けの生地を堪能します。
その後は蜂蜜をかけたり、胡桃入りのパンと頂きましょう。
熱々のブリオッシュにのせて、
ちょっと溶け掛かったところを頂くのもオススメです。
合わせるワイン: 割と甘さ強めのものならば、何でも合います。
チーズの成分と相対するものであわせるならば、リキュール・ワインのような、
甘口の酒精強化ワインともぴったりです。
(甘口シェリー、ピノー・デ・シャラント、ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴィニーズ等)
また、ロックフォールとボルドー地方、
ソーテルヌ地区の貴腐ワインはマリアージュの王道です。
特に、シャトー・ディケムとは至極のマリアージュ、これ以上のものはありません。
また、しっかりしたボディのボルドーの上級赤ワインも合わせられます。
ロックフォールを良い状態で買うポイント
水分が沢山出てきてしまっているようなものは避けてください。
出来れば切り立てが良いでしょう。
また、青カビの色合いが綺麗なもの。
青緑色がかった、深い色合いを目指してください。
黄色やベージュ色がかったり、他のカビが生えているものはいけません。
まず、水分が出てきてしまうチーズですので、
輸送の際には優しく持ち運んでください。
ロックフォールで1月のサロンのチーズは最後です。
明日以降はワインを紹介していきます。
お楽しみに!
ではまた、明日~(^-^)/
(Ecrit par A. N.)