『第3回 日本酒セミナー&全国「幻酒米12選」の個性を楽しむ会』終了レポート
平成26年一発目となる『酒友・日本酒の会』を、満員御礼で無事終了することが出来ました。
満席によりお断りさせて頂いた皆様、本当に申し訳ございませんでした。
さて、今年一発目の会として選んだテーマは、「全国でも珍しいと思われる酒米」!
これらを12種類選びました。
このブログの読者の方は日本酒に精通されている方が多いと思いますが、皆様がよく知っている山田錦、雄町、八反錦、千本錦、美山錦、五百万石などの有名な酒米ではなく、あまり聞いたことのない酒米を使用した『日本酒の会』としました!
現在 約100銘柄以上が酒米として認可されていますので、またいつの日か、この会のPart2も開催したいと思っておりますので、よろしくお願いいたします!
ということで、今回チョイスした12種類は、以下の通りです。
左から、
1.彗星(北海道)・天遊琳 純米吟醸50(三重)
2.改良信交(秋田)・和田来 純米吟醸60(山形)
3.陸羽132号(秋田)・やまとしずく 純米60(秋田)
4.さけ武蔵(埼玉)・鏡山 純米60(埼玉)
5.たかね錦(長野)・月不見の池 純米60(新潟)
6.石川門(石川)・宗玄 純米60(石川)
7.滋賀渡船2号(滋賀)・蒼空 特別純米60(京都)
8.伊勢錦(三重)・酒屋八兵衛 十枚吟醸60(三重)
9.愛船(兵庫)・来福 純米吟醸60(茨城)
10.強力(鳥取)・いなば鶴 十枚大吟醸40(鳥取)
11.八反草(広島)・富久長75(広島)
12.寿限無(福岡)・若波 Je g’aime 純米吟醸55(福岡)
教のチョイスは、当店でも初めて取り扱う銘柄も多くあり、私自身が味わいを知らないということもあり、全体的に「サラリ、おだやかタイプ」となり、これといった超個性的な味わいの酒がなく、私個人としては満点を付けられなかったので、次回に期待しようと思う!
今回は、「あまり知られていない酒米の個性を味わう」というテーマであるが、もう一つ深いテーマが隠されている。
それは、「現在有名な酒米のルーツにあたる米」というテーマ。
その為、今回のタイトル通り『日本酒初心者セミナー&幻酒米12選~』で、会の1時限目の「日本酒セミナー」では、現在有名な酒米(山田錦、愛山、八反錦、美山錦、亀の尾 他…)の開発場所、開発年と認可年、開発途中のコードネーム、交配した母方と父方などを詳しく解説した後、その母方や父方にあたる米が今回の会で使用された米で、それらの米もさらに同じように詳しく解説していきました。
その他には、現在蔵元やメーカーが造って売る酒(日本酒、焼酎、ビール、ワイン、リキュール 他…)は、好き勝手に何でも造って売って良いわけではなく、国が販売する各種ある「酒の免許」を買って認可を受けてから、やっと製造販売できるという、各種免許の酒類と各々の決め事(酒税法における酒の免許について)などを、詳しくプリント3枚に書きまとめたものを参加さ全員に渡してから、口頭で説明しました!
少々日本酒初心者の方にとっては難しかったかもしれませんが、ただ飲むだけで「あーだこーだ」と語るだけの“もどき日本酒ファン”(誤解されないために書きますが、本当に初めて日本酒を口にした人なら、まずいろいろな日本酒を知るために、「飲むだけ」に徹しても良いが…)を卒業して、“本物の日本酒ファン”を目指すなら、まず酒税法の初歩の部分なので、あえて今回はこれら「酒米のルーツ」と「酒税法の初歩」をセミナーで解説しました!
一生懸命に「日本酒セミナー」で解説する店長!
詳しく話しすぎて、40分で終了する予定が1時間を超えてしまいました!(反省…)
2時限目は「正しい利き酒方法セミナー」で、いつものように4つのポイントをお教えしました。
これは全国新酒鑑評会などで国税局鑑定官室の先生が出品酒をチェックしていくやり方です。
お金で買える「利き酒師免許」を持って嬉しがっている“もどき利き酒師”たちは知っているのでしょうか…??
正確に酒を利き酒も出来ず、何をもって“利き酒師”なのでしょうか?
続いて3時限目は、この「正しい利き酒方法」を使って、実際に今回12種類の酒を利き酒してみよう! の授業です。
そして4時限目は、「酒友式・料理と日本酒の相性理論」の授業でした。
5時限目は、いよいよ参加者の皆様お待ちかね、「給食タイム」でした。
今回の料理メニューは、
1.前菜三種盛り(宮城・三陸沖産いか塩辛、ほうれん草の煮びたし、兵庫・相生産 活カキ酢)
2.鮮魚四種盛り(平アジ、マグロ、タイ、サーモン)
3.海鮮マカロニグラタン
4.フレッシュ野菜のサラダ・サウザンドレッシング
5.酒肴八寸
6.鶏雑炊
7.旬のデザート(山形産・ラフランス)
というようなメニューでした。
今回はそれほど酸やアミノ酸が目立った酒がなかったので、料理もマイルド系、旨口中間型の酒と合う内容としてみました。
そしてラストの6時限目は、今回の出品酒12種類のベスト1と、ワースト1の発表です!!
予めアンケート用紙を配布して、参加者全員に書いてもらった結果です。
ベスト1は、7の蒼空(京都)と、1の天遊琳(三重)で、両方ともクセなく飲みやすいタイプでした。
ワースト1は、4の鏡山(埼玉)で、これだけ24BY冷卸しだったせいか、若干の熟成感のある落ち着きのあるタイプでした。
私は「黒龍」の吟醸タイプによくある「メロン様香味」の、12の若波がベスト1に来ると思っていたので、意外でした!
今回は以上のような内容で、日本酒のイロハを学んで頂く「日本酒セミナー」と、「幻酒米12選の個性を味わってもらう」という複合の会でした。
他店で通常開催される、「ただ単に酒ととりあえずの酒肴だけを少し出し、放ったらかしで時間が来ればハイ、終了!」というような会ではなく、当店の日本酒の会は、「日本酒に真面目に取り組み、正しい知識と情報を学びながら、正しい利き酒方法をもって酒を利き酒し、どのような考え方をして酒と料理を合わせていくのかを実際に体験できる、“ワンランク上の日本酒の会”」です!
次回2月8日(土)は、皆様お待ちかね!「十四代の会」です!
次回も今回のような授業形式で、「十四代のほぼ全種12種類」を味わって頂きます!
会の開催直前で「急な仕事が入って、やむなくキャンセル!」という事も度々ありますので、今からでも参加希望のお電話をしてみてください!
意外と「ラッキー!」はありますよ!!
「十四代の会」の詳細は、ここをクリックしてください!
満席によりお断りさせて頂いた皆様、本当に申し訳ございませんでした。
さて、今年一発目の会として選んだテーマは、「全国でも珍しいと思われる酒米」!
これらを12種類選びました。
このブログの読者の方は日本酒に精通されている方が多いと思いますが、皆様がよく知っている山田錦、雄町、八反錦、千本錦、美山錦、五百万石などの有名な酒米ではなく、あまり聞いたことのない酒米を使用した『日本酒の会』としました!
現在 約100銘柄以上が酒米として認可されていますので、またいつの日か、この会のPart2も開催したいと思っておりますので、よろしくお願いいたします!
ということで、今回チョイスした12種類は、以下の通りです。
左から、
1.彗星(北海道)・天遊琳 純米吟醸50(三重)
2.改良信交(秋田)・和田来 純米吟醸60(山形)
3.陸羽132号(秋田)・やまとしずく 純米60(秋田)
4.さけ武蔵(埼玉)・鏡山 純米60(埼玉)
5.たかね錦(長野)・月不見の池 純米60(新潟)
6.石川門(石川)・宗玄 純米60(石川)
7.滋賀渡船2号(滋賀)・蒼空 特別純米60(京都)
8.伊勢錦(三重)・酒屋八兵衛 十枚吟醸60(三重)
9.愛船(兵庫)・来福 純米吟醸60(茨城)
10.強力(鳥取)・いなば鶴 十枚大吟醸40(鳥取)
11.八反草(広島)・富久長75(広島)
12.寿限無(福岡)・若波 Je g’aime 純米吟醸55(福岡)
教のチョイスは、当店でも初めて取り扱う銘柄も多くあり、私自身が味わいを知らないということもあり、全体的に「サラリ、おだやかタイプ」となり、これといった超個性的な味わいの酒がなく、私個人としては満点を付けられなかったので、次回に期待しようと思う!
今回は、「あまり知られていない酒米の個性を味わう」というテーマであるが、もう一つ深いテーマが隠されている。
それは、「現在有名な酒米のルーツにあたる米」というテーマ。
その為、今回のタイトル通り『日本酒初心者セミナー&幻酒米12選~』で、会の1時限目の「日本酒セミナー」では、現在有名な酒米(山田錦、愛山、八反錦、美山錦、亀の尾 他…)の開発場所、開発年と認可年、開発途中のコードネーム、交配した母方と父方などを詳しく解説した後、その母方や父方にあたる米が今回の会で使用された米で、それらの米もさらに同じように詳しく解説していきました。
その他には、現在蔵元やメーカーが造って売る酒(日本酒、焼酎、ビール、ワイン、リキュール 他…)は、好き勝手に何でも造って売って良いわけではなく、国が販売する各種ある「酒の免許」を買って認可を受けてから、やっと製造販売できるという、各種免許の酒類と各々の決め事(酒税法における酒の免許について)などを、詳しくプリント3枚に書きまとめたものを参加さ全員に渡してから、口頭で説明しました!
少々日本酒初心者の方にとっては難しかったかもしれませんが、ただ飲むだけで「あーだこーだ」と語るだけの“もどき日本酒ファン”(誤解されないために書きますが、本当に初めて日本酒を口にした人なら、まずいろいろな日本酒を知るために、「飲むだけ」に徹しても良いが…)を卒業して、“本物の日本酒ファン”を目指すなら、まず酒税法の初歩の部分なので、あえて今回はこれら「酒米のルーツ」と「酒税法の初歩」をセミナーで解説しました!
一生懸命に「日本酒セミナー」で解説する店長!
詳しく話しすぎて、40分で終了する予定が1時間を超えてしまいました!(反省…)
2時限目は「正しい利き酒方法セミナー」で、いつものように4つのポイントをお教えしました。
これは全国新酒鑑評会などで国税局鑑定官室の先生が出品酒をチェックしていくやり方です。
お金で買える「利き酒師免許」を持って嬉しがっている“もどき利き酒師”たちは知っているのでしょうか…??
正確に酒を利き酒も出来ず、何をもって“利き酒師”なのでしょうか?
続いて3時限目は、この「正しい利き酒方法」を使って、実際に今回12種類の酒を利き酒してみよう! の授業です。
そして4時限目は、「酒友式・料理と日本酒の相性理論」の授業でした。
5時限目は、いよいよ参加者の皆様お待ちかね、「給食タイム」でした。
今回の料理メニューは、
1.前菜三種盛り(宮城・三陸沖産いか塩辛、ほうれん草の煮びたし、兵庫・相生産 活カキ酢)
2.鮮魚四種盛り(平アジ、マグロ、タイ、サーモン)
3.海鮮マカロニグラタン
4.フレッシュ野菜のサラダ・サウザンドレッシング
5.酒肴八寸
6.鶏雑炊
7.旬のデザート(山形産・ラフランス)
というようなメニューでした。
今回はそれほど酸やアミノ酸が目立った酒がなかったので、料理もマイルド系、旨口中間型の酒と合う内容としてみました。
そしてラストの6時限目は、今回の出品酒12種類のベスト1と、ワースト1の発表です!!
予めアンケート用紙を配布して、参加者全員に書いてもらった結果です。
ベスト1は、7の蒼空(京都)と、1の天遊琳(三重)で、両方ともクセなく飲みやすいタイプでした。
ワースト1は、4の鏡山(埼玉)で、これだけ24BY冷卸しだったせいか、若干の熟成感のある落ち着きのあるタイプでした。
私は「黒龍」の吟醸タイプによくある「メロン様香味」の、12の若波がベスト1に来ると思っていたので、意外でした!
今回は以上のような内容で、日本酒のイロハを学んで頂く「日本酒セミナー」と、「幻酒米12選の個性を味わってもらう」という複合の会でした。
他店で通常開催される、「ただ単に酒ととりあえずの酒肴だけを少し出し、放ったらかしで時間が来ればハイ、終了!」というような会ではなく、当店の日本酒の会は、「日本酒に真面目に取り組み、正しい知識と情報を学びながら、正しい利き酒方法をもって酒を利き酒し、どのような考え方をして酒と料理を合わせていくのかを実際に体験できる、“ワンランク上の日本酒の会”」です!
次回2月8日(土)は、皆様お待ちかね!「十四代の会」です!
次回も今回のような授業形式で、「十四代のほぼ全種12種類」を味わって頂きます!
会の開催直前で「急な仕事が入って、やむなくキャンセル!」という事も度々ありますので、今からでも参加希望のお電話をしてみてください!
意外と「ラッキー!」はありますよ!!
「十四代の会」の詳細は、ここをクリックしてください!
『新年明けましておめでとう!酒友・新酒祭り』好評開催中!
只今 酒友では、毎年大好評の『新酒祭り』を開催中です!
今年も全国の酒蔵から「酒屋萬流」らしい個性のある酒がどんどん入荷中です。
いろいろな料理に相性を合わせてご提供できるように、香、淡、醇、甘、辛、酸、アミノ酸らを組み合わせ、様々なタイプの酒を常に日替わりでご用意しております。
酒単体で味わうも良し!
料理に合わせて楽しむも良し!
冷酒だけでなく辛口の酒を甘く利いたり、甘口の酒を辛く利いたり、小さかった旨味を増幅した旨味に変えたりとする燗酒の魔法に、どっぷりとハマってみるも良し!
と、日本酒には他の醸造酒では真似のできない素晴らしいものがあります。
ビールやワインも良い点はありますが、やはり日本人なら、我らの祖先が開発してくれた「日本酒」を大いに飲もうじゃないか!!
ということで、新年1月現在入荷中の日本酒をご紹介しておきます!
左から、
●ちえびじん・LOVE PINK 桃色活性にごり純米
●秋鹿・純米しぼりたて
●而今・25BY 新酒第一弾・MK-1にごり純米
●三芳菊・しぼりたて阿波山田錦おり絡み純米吟醸(初の海外輸出版低alc原酒)⇒大阪では「酒友」だけが取扱い!
●田酒・古城の錦 純米吟醸おり絡み
●田酒・五百万石 純米吟醸(田酒初の「五百万石」新シリーズ版)
●新政・No.6 純米大吟醸
●新政・No.6 しぼりたて純米
●村祐・純米吟醸
●旭鳳・わしが造りましたシリーズ第一弾・しぼりたて純米
大阪でこの超希少な田酒(2種類)を定価で扱っているのは「酒友」だけ!!
●天明・しぼりたて 純米おり絡み 中取り零号
●一白水成・しぼりたて ささにごり特別純米
●水芭蕉・しぼりたて 純米 袋搾り中取り
●飛露喜・初しぼり かすみ酒 特別純米
●くどき上手・しぼりたて 生
●鳳凰美田・しぼりたて第一弾・五百万石 純米吟醸
●鳳凰美田・しぼりたて第二弾・ひとごこち 純米吟醸
●鳳凰美田・しぼりたて第三弾・山田錦 純米大吟醸
●十四代・しぼりたて 角新 本丸
●羽陽男山・酒未来 純米吟醸
●相模灘・槽場詰め 活性にごり
●世界一統・南方 純米吟醸 無濾過生原酒
●賀儀屋7・リッチテイスト 純米原酒
●青煌・活性にごり
●賀茂金秀・しぼりたて辛口純米
●石清水・純米吟醸 中取り無濾過おり絡み
●米鶴・マルマス 特別純米黒ラベル
●雅山流・しぼりたて彩月 純米吟醸
●豊賀・しぼりたて天女のしずく 純米直汲み
●やまとしずく・しぼりたてユキノヤマト 純米吟醸おり絡み
●風が吹く・純米吟醸 生原酒しぼりたて
●富久長・しぼりたて八反草 槽しぼり 純米吟醸
●阿桜・超旨辛口 寒仕込み純米
●王禄・しぼりたて 超王禄・無濾過直汲み
●凛・しぼりたて 会津吟醸
●越前岬・しぼりたて 木槽搾り純米吟醸
●而今・しぼりたて第二弾・五百万石 特別純米
●十四代・しぼりたて第二弾・槽垂れ 純米吟醸
●裏・雅山流・しぼりたて 祥華 無濾過生
●十九・Contrail 飛行機雲45 純米大吟醸タイプ
●豊盃・しぼりたて 純米吟醸
●富美川・しぼりたて 純米吟醸
●射美・しぼりたて 特別純米
●青煌・しぼりたて 特別純米
●玉川・しぼりたて 福袋・純米吟醸
●玉川・しぼりたて 手つけず原酒 日本晴れ(夏版「アイスブレーカー」のしぼりたて版)
以上、只今入荷中の「日本酒」のごく一部をご紹介しましたが、日々いろいろな酒がどんどん入荷してきています!
当店は酒の回転がはやいため、全ての酒は開栓してから2週間以内で売り切れます!
そのため日々入れ替えが激しいので、お目当ての酒がございましたら、お早めのご来店をお願いいたします。
続いて、皆様お待ちかね!
毎年恒例の『十四代・超希少&代表銘柄(12種類)を楽しむ会』を、来月2月8日(土)に開催いたします!
尚、「酒友・日本酒メンバーズ会員」となるには、毎月開催される「日本酒学校・蔵元を囲む会」に参加されるか、通常営業日にご来店されると、「酒友・日本酒メンバーズカード」がもらえます。
以降、ご来店ごとにスタンプの捺印をいたします。
スタンプの数が一定以上になりますと「正式会員」となり、参加予約が殺到する「超有名蔵元の会」の場合などは優先的に参加予約が可能となります。
また、スタンプの数が増えるごとに様々な特典がございますので、まず一度「酒友」へ遊びに来てください。
せっかく同じ日本酒や焼酎を飲むなら、「いかなる酒も定価で仕入れ、適正量を適正価格」でご提供し、「酒の回転がはやい」酒友で飲む方が、一切プレミア価格を付けていない分だけ、お得になると思いますヨ!!
また、「酒友メンバーズ会員」になってご来店を重ねると、様々な特典も受けられ、さらにお得が増えます!!
つまり、お得の「倍返しだ!!」ですね!
もし来月の「十四代の会」に間に合わなくても、来年も開催いたしますし、今年もまだまだ『獺祭の会』、『黒龍の会』(予定)、『くどき上手の会』(仮)、『旭鳳の会』、『若波の会』(予定)、『田酒の会』、『而今の会』他が決定しておりますので、「酒友・日本酒メンバーズ」のポイントを増やしていけば大丈夫です!!
今年も全国の酒蔵から「酒屋萬流」らしい個性のある酒がどんどん入荷中です。
いろいろな料理に相性を合わせてご提供できるように、香、淡、醇、甘、辛、酸、アミノ酸らを組み合わせ、様々なタイプの酒を常に日替わりでご用意しております。
酒単体で味わうも良し!
料理に合わせて楽しむも良し!
冷酒だけでなく辛口の酒を甘く利いたり、甘口の酒を辛く利いたり、小さかった旨味を増幅した旨味に変えたりとする燗酒の魔法に、どっぷりとハマってみるも良し!
と、日本酒には他の醸造酒では真似のできない素晴らしいものがあります。
ビールやワインも良い点はありますが、やはり日本人なら、我らの祖先が開発してくれた「日本酒」を大いに飲もうじゃないか!!
ということで、新年1月現在入荷中の日本酒をご紹介しておきます!
左から、
●ちえびじん・LOVE PINK 桃色活性にごり純米
●秋鹿・純米しぼりたて
●而今・25BY 新酒第一弾・MK-1にごり純米
●三芳菊・しぼりたて阿波山田錦おり絡み純米吟醸(初の海外輸出版低alc原酒)⇒大阪では「酒友」だけが取扱い!
●田酒・古城の錦 純米吟醸おり絡み
●田酒・五百万石 純米吟醸(田酒初の「五百万石」新シリーズ版)
●新政・No.6 純米大吟醸
●新政・No.6 しぼりたて純米
●村祐・純米吟醸
●旭鳳・わしが造りましたシリーズ第一弾・しぼりたて純米
大阪でこの超希少な田酒(2種類)を定価で扱っているのは「酒友」だけ!!
●天明・しぼりたて 純米おり絡み 中取り零号
●一白水成・しぼりたて ささにごり特別純米
●水芭蕉・しぼりたて 純米 袋搾り中取り
●飛露喜・初しぼり かすみ酒 特別純米
●くどき上手・しぼりたて 生
●鳳凰美田・しぼりたて第一弾・五百万石 純米吟醸
●鳳凰美田・しぼりたて第二弾・ひとごこち 純米吟醸
●鳳凰美田・しぼりたて第三弾・山田錦 純米大吟醸
●十四代・しぼりたて 角新 本丸
●羽陽男山・酒未来 純米吟醸
●相模灘・槽場詰め 活性にごり
●世界一統・南方 純米吟醸 無濾過生原酒
●賀儀屋7・リッチテイスト 純米原酒
●青煌・活性にごり
●賀茂金秀・しぼりたて辛口純米
●石清水・純米吟醸 中取り無濾過おり絡み
●米鶴・マルマス 特別純米黒ラベル
●雅山流・しぼりたて彩月 純米吟醸
●豊賀・しぼりたて天女のしずく 純米直汲み
●やまとしずく・しぼりたてユキノヤマト 純米吟醸おり絡み
●風が吹く・純米吟醸 生原酒しぼりたて
●富久長・しぼりたて八反草 槽しぼり 純米吟醸
●阿桜・超旨辛口 寒仕込み純米
●王禄・しぼりたて 超王禄・無濾過直汲み
●凛・しぼりたて 会津吟醸
●越前岬・しぼりたて 木槽搾り純米吟醸
●而今・しぼりたて第二弾・五百万石 特別純米
●十四代・しぼりたて第二弾・槽垂れ 純米吟醸
●裏・雅山流・しぼりたて 祥華 無濾過生
●十九・Contrail 飛行機雲45 純米大吟醸タイプ
●豊盃・しぼりたて 純米吟醸
●富美川・しぼりたて 純米吟醸
●射美・しぼりたて 特別純米
●青煌・しぼりたて 特別純米
●玉川・しぼりたて 福袋・純米吟醸
●玉川・しぼりたて 手つけず原酒 日本晴れ(夏版「アイスブレーカー」のしぼりたて版)
以上、只今入荷中の「日本酒」のごく一部をご紹介しましたが、日々いろいろな酒がどんどん入荷してきています!
当店は酒の回転がはやいため、全ての酒は開栓してから2週間以内で売り切れます!
そのため日々入れ替えが激しいので、お目当ての酒がございましたら、お早めのご来店をお願いいたします。
続いて、皆様お待ちかね!
毎年恒例の『十四代・超希少&代表銘柄(12種類)を楽しむ会』を、来月2月8日(土)に開催いたします!
尚、「酒友・日本酒メンバーズ会員」となるには、毎月開催される「日本酒学校・蔵元を囲む会」に参加されるか、通常営業日にご来店されると、「酒友・日本酒メンバーズカード」がもらえます。
以降、ご来店ごとにスタンプの捺印をいたします。
スタンプの数が一定以上になりますと「正式会員」となり、参加予約が殺到する「超有名蔵元の会」の場合などは優先的に参加予約が可能となります。
また、スタンプの数が増えるごとに様々な特典がございますので、まず一度「酒友」へ遊びに来てください。
せっかく同じ日本酒や焼酎を飲むなら、「いかなる酒も定価で仕入れ、適正量を適正価格」でご提供し、「酒の回転がはやい」酒友で飲む方が、一切プレミア価格を付けていない分だけ、お得になると思いますヨ!!
また、「酒友メンバーズ会員」になってご来店を重ねると、様々な特典も受けられ、さらにお得が増えます!!
つまり、お得の「倍返しだ!!」ですね!
もし来月の「十四代の会」に間に合わなくても、来年も開催いたしますし、今年もまだまだ『獺祭の会』、『黒龍の会』(予定)、『くどき上手の会』(仮)、『旭鳳の会』、『若波の会』(予定)、『田酒の会』、『而今の会』他が決定しておりますので、「酒友・日本酒メンバーズ」のポイントを増やしていけば大丈夫です!!
◆第3回 早春の定例会!『十四代(山形)の希少&代表銘柄(12種類)を楽しむ会』
【日時】 平成26年 2月8日(土) PM3:00~6:00
【場所】 銘酒居酒屋 酒友(地下鉄御堂筋線「江坂駅」下車、東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m、徒歩5分)
店:06(6821)2985 店長直通:090(1719)8679
【参加費】 酒友メンバーズ会員:8,000円、一般:8,500円
【内容】 十四代の最高峰「龍月」、「七垂二十貫」、「特A山田錦・純米大吟」~「角新本丸」、「天泉朝日鷹」までの厳選12種類!
料理は「酒友式・料理と日本酒の相性理論」を駆使したフルコース形式(8品目25種類)
【日時】 平成26年 2月8日(土) PM3:00~6:00
【場所】 銘酒居酒屋 酒友(地下鉄御堂筋線「江坂駅」下車、東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m、徒歩5分)
店:06(6821)2985 店長直通:090(1719)8679
【参加費】 酒友メンバーズ会員:8,000円、一般:8,500円
【内容】 十四代の最高峰「龍月」、「七垂二十貫」、「特A山田錦・純米大吟」~「角新本丸」、「天泉朝日鷹」までの厳選12種類!
料理は「酒友式・料理と日本酒の相性理論」を駆使したフルコース形式(8品目25種類)
明けましておめでとうございます!!
明けましておめでとうございます!!
皆様、良いお年を迎えられましたでしょうか?
さて、本年一発目となる記事は、昨年(平成25年)の最後を締めくくった『年末恒例!酒友忘年会』のレポートからです。
毎年のことですが、この会は通常の『日本酒学校・蔵元を囲む会』とは違い、まったく自由で無礼講会 大歓迎な会なので、スタートと同時に“入り乱れた会”と化します!
そのため、時として酒に飲まれて周りの方にご迷惑をお掛けしてしまう方も、ごくたまにおられます。
今回は若干そのような感じになった瞬間もあり、私としては100%満足できませんでした。
とにかく、「私がもっと早くに察知すればよかった!」ということで、反省しています…。
全体としては、皆様、十分に楽しんで頂けたとは思います!
今回のイベントとして、今までにはなかった“三線” や“電子ピアノ”、そして私のアコースティックギターでの演奏会やカラオケ大会など、音の幅が広がり、参加者の皆様もノリノリでした!
今回電子ピアノを持ち込んでくれた、常連の藤井君です!(めちゃくちゃ上手でビックリしました!)
彼が弾くピアノの集まり、カラオケ大会の始まり!(ちなみに右に見えるアコギが、店長自慢のUSAオベイション・エリートのエレアコ(エレクトリック・アコースティックギター)です。めっちゃ音が良いです!!)
店長もエレアコを弾きまくり、左での指先は“弦ダコ”でカチカチです。
皆様もノリノリで、手拍子されている方もおられます!
もうみなさん常連同士なので気心知れた仲ですが、改めて自己紹介すると、結構笑いのヤジが飛び交います!
実はこの会で「婚約発表」をしてくれた幸せなカップルもいました!!
この二人は当店で出会い、毎月開催の『酒友 日本酒学校(蔵元を囲む会)』へ毎回参加する度に愛を育み、デートを重ね、ついにめでたく婚約されました!
黒木君、雅子ちゃん、おめでとう!!!
婚約発表 記者会見!
美男美女のカップルです!(黒木君は “酒友の半沢直樹” と呼ばれています!)
最後になりましたが、今回飲み放題用として出品していたお酒たちを紹介しておきます。
まずは日本酒編からです!
左から、
続いて、焼酎編です!
左から、
でもやっぱり当店は「日本酒ファン」が多いので、皆様焼酎にはほとんど興味を示されませんでした。
そしてお料理編です!(ギター演奏で忙しく、写真を撮るのを忘れました!)
平成25年もいよいよ最後となる12月、大阪でも大人気の有名蔵「黒牛」(和歌山)と「獺祭」(山口)の各社長が、当店へ遊びに寄ってくださいました。(平成24年の12月には、「龍勢」(広島)の藤井社長が来店してくださいました)
まずは12月12日(木)に「黒牛」(和歌山)の名手酒造の名手社長ら4人でご来店くださいました。(写真を撮るのを忘れました!)
名手社長は「私の知らない蔵元の酒をください」と仰るので、若波、豊賀、加茂福、松の寿などをご紹介しました。
しかし、さすがいろいろな蔵元さんとお知り合いの社長。
知らない蔵元さんのお酒は、十九、射美、日本泉、青煌ぐらいしかなかったと思います。
意外だったのが、やはり「十四代」はあまり飲んだことがなかったのか、「大阪で十四代を飲めるとは思わなかった!」と仰っておられ、十四代も注文されていました。
嬉しいことに、社長のお連れ様ももちろん日本酒関係者だったので、「十四代の関西方面へ出荷されるほとんどが揃っていて、この量でこの価格はとても良心的です!大阪にこんな店があったのか!?」と喜んでおられました!
確かに、“空瓶”はたくさん飾ってあるのに、いつも「売り切れ!」とか、置いてあっても「とんでもない高値」とか、店主があたかもよく日本酒のことを分かっているような顔をして、単に趣味だけでやっている“もどき専門店”も多いから、仕方ないですけどね…。
そして、12月20日(金)は、まず私が一度お会いしてみたかった方がご来店くださいました!
それは、「10年先の日本酒の楽しみ方を教える」と仰られる、北区天満の川村さんでした。
そのほかにもいろいろと面白い事を仰られているようなので、個人的にはゆっくりとお話ししてみたかったのですが、いかんせん12月の金曜日ということで忙しく、なかなかお話しできませんでした。
川村さんがお帰りになってほんの5分ほどしてから、急に「お久しぶりです!!」と入って来られた方が、なんと獺祭蔵元・旭酒造の桜井社長でした!
「おやまぁー!桜井社長、2年ぶり~!」という感じでした。
桜井社長とのご縁は、もう15年前くらいになりますが、私の日本酒の恩師、故・永谷先生(元 大阪国税局鑑定官室室長)が、山口の蔵元社長5人衆を引き連れて酒友へ来てくださったことからです。
その社長5人衆の中に東洋美人前社長の澄川氏と獺祭の桜井社長もおられ、その日たまたま東洋美人 純米吟醸と獺祭50スパークリングを店で扱っていたため、両社長と特に仲良くなり、それが今でも続いているのです。
ちなみに、次の日から獺祭のホームページで、「全国の獺祭飲める店」のコーナーで、「大阪」という地域で一番最初に名前が載ったのは、当店酒友だったのです!
つまり、頭の良い桜井社長は勝手に「酒友」の名前を入れて、無理やり当店の定番酒となるよう、獺祭を外せないようにしてしまったのです!
これにはさすがの私も参った!
その頃はまだ「獺祭」も本当に山口県の山奥の小さな蔵として、ほんの一部のマニアの方にしか知られていなかったのですが、現在、これだけ有名になられ、今となっては「光栄の極み」です!!
そして、桜井社長は「まだ蔵に永谷先生は来られたことが一度もないので、蔵を見に来てほしい」ということで、7年前に私が先生を車に乗せて、一度だけ連れて行ったのですが、それが最初で最後となってしまったので、さらに桜井社長との縁は強くなった。
それ以来、桜井社長は来阪される度に当店へ顔を出してくれるようになりましたが、最近は超有名になり忙しくなったせいか、会う機会も少なくなっていたので、今回来店して頂き、2年ぶりの再会でした!
そんな縁もあって、今年の5月18日(日)には当店「酒友」で、『獺祭の会』開催がすぐに決定したのです!
また、最近「獺祭」はスゴイ純米大吟を発売しました!
その名も、「その先へ」。
現在獺祭で最高とされる「2割3分」を超えるべく、桜井社長の想いが込められた内容の酒として、720mlのみで、ナント定価が3万円ナリ!!
通常、商売として取り扱うなら、ものすごく高額となる!
そこで、ちょうど桜井社長も来店してくれているので、その場で5月の『獺祭の会』への出品酒についていろいろ話し合い、「出品酒リスト」を決め、「その先へ」もリストに加えることが決定しました!
これは原価で提供するので、この『獺祭の会』に参加しないと一生飲めない酒となるかもしれませんヨ!!
他にも超レアな「クリスマスバージョン」や、「元旦届けバージョン」なども入れる予定です!!
とにかく、参加希望殺到が予想されますので、「絶対参加したい!」と思われる方は来年1月の一発目の『酒友・日本酒の会』から、こまめな参加をしていただけると「優先予約」が可能となりますので、よろしくお願いいたします!!
また、「その先へ」の内容は一切非公開となっておりますが、もしかしたらその内容を教えてくれるかもしれませんヨ!(私は詳しく教えて頂きましたが!!)
それから、たまたまこの日当店へ遊びに来てくれていた常連さん達は、偶然に「あの獺祭の社長と会えた!!」ということで、喜んでしまい、社長が梅田のホテルに帰るための最終電車に乗ることが出来ず、とうとう最後まで社長は当店常連の獺祭ファンに付き合っていただくことに…!
桜井社長、すみませんでした、、、。
見てください!この嬉しそうな獺祭ファンたちの笑顔を!
しかし、桜井社長が一番うれしそうな笑顔をしてますネ!
とにかく、平成25年最後となる12月に、私も大好きなお酒の蔵元の両社長に来店して頂き、大変素晴らしい締めくくりの日となったと思います。
今年の平成26年も「酒友」でしか開催できないスゴイ蔵元様との「日本酒の会」(酒友 日本酒学校・蔵元を囲む会)も多数決定しておりますので、ぜひ「酒友 醸造研究所」ブログのこまめなチェックと、各会の参加をよろしくお願いいたします!!
そして旧年中お世話になりました全てのお客様へ感謝いたします!
今年もどうぞ「酒友」をよろしくお願いいたします!!
★昨年来てくださった蔵元様、そして今年(も)来てくださる蔵元様
皆様、良いお年を迎えられましたでしょうか?
さて、本年一発目となる記事は、昨年(平成25年)の最後を締めくくった『年末恒例!酒友忘年会』のレポートからです。
毎年のことですが、この会は通常の『日本酒学校・蔵元を囲む会』とは違い、まったく自由で無礼講会 大歓迎な会なので、スタートと同時に“入り乱れた会”と化します!
そのため、時として酒に飲まれて周りの方にご迷惑をお掛けしてしまう方も、ごくたまにおられます。
今回は若干そのような感じになった瞬間もあり、私としては100%満足できませんでした。
とにかく、「私がもっと早くに察知すればよかった!」ということで、反省しています…。
全体としては、皆様、十分に楽しんで頂けたとは思います!
今回のイベントとして、今までにはなかった“三線” や“電子ピアノ”、そして私のアコースティックギターでの演奏会やカラオケ大会など、音の幅が広がり、参加者の皆様もノリノリでした!
今回電子ピアノを持ち込んでくれた、常連の藤井君です!(めちゃくちゃ上手でビックリしました!)
彼が弾くピアノの集まり、カラオケ大会の始まり!(ちなみに右に見えるアコギが、店長自慢のUSAオベイション・エリートのエレアコ(エレクトリック・アコースティックギター)です。めっちゃ音が良いです!!)
店長もエレアコを弾きまくり、左での指先は“弦ダコ”でカチカチです。
皆様もノリノリで、手拍子されている方もおられます!
もうみなさん常連同士なので気心知れた仲ですが、改めて自己紹介すると、結構笑いのヤジが飛び交います!
実はこの会で「婚約発表」をしてくれた幸せなカップルもいました!!
この二人は当店で出会い、毎月開催の『酒友 日本酒学校(蔵元を囲む会)』へ毎回参加する度に愛を育み、デートを重ね、ついにめでたく婚約されました!
黒木君、雅子ちゃん、おめでとう!!!
婚約発表 記者会見!
美男美女のカップルです!(黒木君は “酒友の半沢直樹” と呼ばれています!)
最後になりましたが、今回飲み放題用として出品していたお酒たちを紹介しておきます。
まずは日本酒編からです!
左から、
① 三芳菊(25BY)しぼりたて阿波山田錦 おり絡み
② 三芳菊(25BY)しぼりたて阿波山田錦 雫搾り
③ 三芳菊(25BY)しぼりたて阿波山田錦 ヤブタ搾り
④ 天泉朝日鷹(十四代蔵元の地元版「本丸」)(24BY)
⑤ 獺祭(25BY)しぼりたて寒造り早槽搾り 純米大吟 <生>48
⑥ 裏・雅山流(25BY)しぼりたて芳香
⑦ 花巴(23BY)南遷
⑧ 黒龍(24BY)
⑨ 加茂福(24BY)超辛口(+12)冷卸し
⑩ 八海山(24BY)
② 三芳菊(25BY)しぼりたて阿波山田錦 雫搾り
③ 三芳菊(25BY)しぼりたて阿波山田錦 ヤブタ搾り
④ 天泉朝日鷹(十四代蔵元の地元版「本丸」)(24BY)
⑤ 獺祭(25BY)しぼりたて寒造り早槽搾り 純米大吟 <生>48
⑥ 裏・雅山流(25BY)しぼりたて芳香
⑦ 花巴(23BY)南遷
⑧ 黒龍(24BY)
⑨ 加茂福(24BY)超辛口(+12)冷卸し
⑩ 八海山(24BY)
⑪ 玉川(22BY)人喰い岩・山廃純米 自然仕込み熟成酒 <火入れ>
⑫ 鳳凰美田(25BY)しぼりたて純米吟醸 <生>
⑬ 三芳菊(24BY)酒友オリジナル・馬宮杜氏SP
⑭ 飛露喜(25BY)しぼりたて特別純米 <生>
⑮ 加茂福(23BY)大正の白鬼・焼酎白麹仕込み純米 <火入れ>(ご存知!酒友店長が発案、造り指導して造った酒!!)
⑫ 鳳凰美田(25BY)しぼりたて純米吟醸 <生>
⑬ 三芳菊(24BY)酒友オリジナル・馬宮杜氏SP
⑭ 飛露喜(25BY)しぼりたて特別純米 <生>
⑮ 加茂福(23BY)大正の白鬼・焼酎白麹仕込み純米 <火入れ>(ご存知!酒友店長が発案、造り指導して造った酒!!)
続いて、焼酎編です!
左から、
① 伊佐美(芋)
② 三岳(芋)
③ 兼八(麦)
④ 月の中(芋)
⑤ 森伊蔵(芋)
⑥ 村尾(芋)
⑦ 侍士の門(芋)
⑧ 真鶴(萬膳の年一回、白麹版)
⑨ 八幡ろかせず(八幡の無濾過版)
⑩ 八幡(レギュラー版)
② 三岳(芋)
③ 兼八(麦)
④ 月の中(芋)
⑤ 森伊蔵(芋)
⑥ 村尾(芋)
⑦ 侍士の門(芋)
⑧ 真鶴(萬膳の年一回、白麹版)
⑨ 八幡ろかせず(八幡の無濾過版)
⑩ 八幡(レギュラー版)
でもやっぱり当店は「日本酒ファン」が多いので、皆様焼酎にはほとんど興味を示されませんでした。
そしてお料理編です!(ギター演奏で忙しく、写真を撮るのを忘れました!)
① お造り 五種盛り合わせ(殻付きホタテ、寒ブリ、ヨコワ、平アジ、サーモン)
② ポテトサラダのフレッシュ野菜シーザーサラダ
③ 八寸(だし巻、たこ焼き、お肉屋さんの自家製ミンチカツ、ソーセージ、いろいろ魚の幽庵焼き、じゃこ天)
④ 沖縄そばの塩ダレ焼きそば
⑤ 酒友オリジナル ちゃんこ鍋(あと、雑炊)
⑥ 枝豆とエイヒレ炙りと焼きスルメイカの三種盛り合わせ
(※今回日本酒は、甘、辛、醇、淡、アミノ酸系、香り(有り、無し)系といろいろあるので、それぞれに合うようにメニュー構成を考えました。)② ポテトサラダのフレッシュ野菜シーザーサラダ
③ 八寸(だし巻、たこ焼き、お肉屋さんの自家製ミンチカツ、ソーセージ、いろいろ魚の幽庵焼き、じゃこ天)
④ 沖縄そばの塩ダレ焼きそば
⑤ 酒友オリジナル ちゃんこ鍋(あと、雑炊)
⑥ 枝豆とエイヒレ炙りと焼きスルメイカの三種盛り合わせ
「黒牛」と「獺祭」の社長が遊びに来てくれました!!
平成25年もいよいよ最後となる12月、大阪でも大人気の有名蔵「黒牛」(和歌山)と「獺祭」(山口)の各社長が、当店へ遊びに寄ってくださいました。(平成24年の12月には、「龍勢」(広島)の藤井社長が来店してくださいました)
まずは12月12日(木)に「黒牛」(和歌山)の名手酒造の名手社長ら4人でご来店くださいました。(写真を撮るのを忘れました!)
名手社長は「私の知らない蔵元の酒をください」と仰るので、若波、豊賀、加茂福、松の寿などをご紹介しました。
しかし、さすがいろいろな蔵元さんとお知り合いの社長。
知らない蔵元さんのお酒は、十九、射美、日本泉、青煌ぐらいしかなかったと思います。
意外だったのが、やはり「十四代」はあまり飲んだことがなかったのか、「大阪で十四代を飲めるとは思わなかった!」と仰っておられ、十四代も注文されていました。
嬉しいことに、社長のお連れ様ももちろん日本酒関係者だったので、「十四代の関西方面へ出荷されるほとんどが揃っていて、この量でこの価格はとても良心的です!大阪にこんな店があったのか!?」と喜んでおられました!
確かに、“空瓶”はたくさん飾ってあるのに、いつも「売り切れ!」とか、置いてあっても「とんでもない高値」とか、店主があたかもよく日本酒のことを分かっているような顔をして、単に趣味だけでやっている“もどき専門店”も多いから、仕方ないですけどね…。
そして、12月20日(金)は、まず私が一度お会いしてみたかった方がご来店くださいました!
それは、「10年先の日本酒の楽しみ方を教える」と仰られる、北区天満の川村さんでした。
そのほかにもいろいろと面白い事を仰られているようなので、個人的にはゆっくりとお話ししてみたかったのですが、いかんせん12月の金曜日ということで忙しく、なかなかお話しできませんでした。
川村さんがお帰りになってほんの5分ほどしてから、急に「お久しぶりです!!」と入って来られた方が、なんと獺祭蔵元・旭酒造の桜井社長でした!
「おやまぁー!桜井社長、2年ぶり~!」という感じでした。
桜井社長とのご縁は、もう15年前くらいになりますが、私の日本酒の恩師、故・永谷先生(元 大阪国税局鑑定官室室長)が、山口の蔵元社長5人衆を引き連れて酒友へ来てくださったことからです。
その社長5人衆の中に東洋美人前社長の澄川氏と獺祭の桜井社長もおられ、その日たまたま東洋美人 純米吟醸と獺祭50スパークリングを店で扱っていたため、両社長と特に仲良くなり、それが今でも続いているのです。
ちなみに、次の日から獺祭のホームページで、「全国の獺祭飲める店」のコーナーで、「大阪」という地域で一番最初に名前が載ったのは、当店酒友だったのです!
つまり、頭の良い桜井社長は勝手に「酒友」の名前を入れて、無理やり当店の定番酒となるよう、獺祭を外せないようにしてしまったのです!
これにはさすがの私も参った!
その頃はまだ「獺祭」も本当に山口県の山奥の小さな蔵として、ほんの一部のマニアの方にしか知られていなかったのですが、現在、これだけ有名になられ、今となっては「光栄の極み」です!!
そして、桜井社長は「まだ蔵に永谷先生は来られたことが一度もないので、蔵を見に来てほしい」ということで、7年前に私が先生を車に乗せて、一度だけ連れて行ったのですが、それが最初で最後となってしまったので、さらに桜井社長との縁は強くなった。
それ以来、桜井社長は来阪される度に当店へ顔を出してくれるようになりましたが、最近は超有名になり忙しくなったせいか、会う機会も少なくなっていたので、今回来店して頂き、2年ぶりの再会でした!
そんな縁もあって、今年の5月18日(日)には当店「酒友」で、『獺祭の会』開催がすぐに決定したのです!
また、最近「獺祭」はスゴイ純米大吟を発売しました!
その名も、「その先へ」。
現在獺祭で最高とされる「2割3分」を超えるべく、桜井社長の想いが込められた内容の酒として、720mlのみで、ナント定価が3万円ナリ!!
通常、商売として取り扱うなら、ものすごく高額となる!
そこで、ちょうど桜井社長も来店してくれているので、その場で5月の『獺祭の会』への出品酒についていろいろ話し合い、「出品酒リスト」を決め、「その先へ」もリストに加えることが決定しました!
これは原価で提供するので、この『獺祭の会』に参加しないと一生飲めない酒となるかもしれませんヨ!!
他にも超レアな「クリスマスバージョン」や、「元旦届けバージョン」なども入れる予定です!!
とにかく、参加希望殺到が予想されますので、「絶対参加したい!」と思われる方は来年1月の一発目の『酒友・日本酒の会』から、こまめな参加をしていただけると「優先予約」が可能となりますので、よろしくお願いいたします!!
また、「その先へ」の内容は一切非公開となっておりますが、もしかしたらその内容を教えてくれるかもしれませんヨ!(私は詳しく教えて頂きましたが!!)
それから、たまたまこの日当店へ遊びに来てくれていた常連さん達は、偶然に「あの獺祭の社長と会えた!!」ということで、喜んでしまい、社長が梅田のホテルに帰るための最終電車に乗ることが出来ず、とうとう最後まで社長は当店常連の獺祭ファンに付き合っていただくことに…!
桜井社長、すみませんでした、、、。
見てください!この嬉しそうな獺祭ファンたちの笑顔を!
しかし、桜井社長が一番うれしそうな笑顔をしてますネ!
とにかく、平成25年最後となる12月に、私も大好きなお酒の蔵元の両社長に来店して頂き、大変素晴らしい締めくくりの日となったと思います。
今年の平成26年も「酒友」でしか開催できないスゴイ蔵元様との「日本酒の会」(酒友 日本酒学校・蔵元を囲む会)も多数決定しておりますので、ぜひ「酒友 醸造研究所」ブログのこまめなチェックと、各会の参加をよろしくお願いいたします!!
そして旧年中お世話になりました全てのお客様へ感謝いたします!
今年もどうぞ「酒友」をよろしくお願いいたします!!
★昨年来てくださった蔵元様、そして今年(も)来てくださる蔵元様
「日本酒と料理の相性理論」についてと日本酒開栓についての考案
さあ、いよいよ2014年に向けて、25BYの酒造期が始まりました!
気の早い蔵元ではすでに10月下旬より「新酒」の出荷が始まっていますが、通常はこの時期(12月初旬頃)より出荷され出します。
「酒友」では、日本酒は常時約90種類(現在2週間で全て入れ替えられる本数が約90種類だから!)あり、そのうち約30種類が「旬の酒」で、残り種類が「定番酒の生酒と火入れ酒、熟成酒」としています。
特に12月~4月くらいまでの時期の「旬酒」は、ほとんどが「生酒」が主流となるので、「生酒」ばかりだと“飲み疲れ”をするので、このように「生酒」と「火入れ酒」のバランスを常に考えて取り揃えております。
また、さらにそれぞれを「香味別」(香、醇、淡、アミノ酸、甘、辛、中)に完全に分けてあります。
常にこのように様々なタイプ別に細やかに分け、取り揃えておかなければ、当店のすべての料理に「相性の良い酒」を合わせることは不可能となるからです。
そういえばこの前、お金さえ払えば誰でも入手できる「利き酒師免許」を発行している団体が作った「料理とお酒の相性」の資料を見せてもらいました。
私も一応その道の研究者として、今年の5月に日本醸造協会の主催する日本酒セミナーで、全国の有名蔵50蔵の社長や専務らが集まる前で、「酒友式・料理と日本酒の相性理論」を発表してきているので、とても興味深く読ませて頂きました。
その資料は私も重要としている有機酸、アミノ酸、グルコースの量についても軽く触れられていて、日本酒を4つのタイプに分け、それぞれの特徴を説明しながら、合う料理名をズラリと書いてありました。
確かに良いレベルの内容ではありました。
自分が飲もうとしているタイプの酒に、例として書かれている料理名の中に、自分が食べようとしている料理があったなら良いですが、もし書いていない料理だと、どのタイプの酒に合うのか、その道のプロなら分かりますが、まず一般の方には分かりません。
また、酒との相性について興味を持ち始めた初心者の方々が、ズラリと書かれた料理名を暗記しなければならないと思うだけで、嫌気がさしてきます。
また、この資料では「出し巻」という料理には『生酒、本醸造タイプの酒が合う』としています。
単に『出し巻』と言っても、砂糖を入れた「甘い味」や、出汁を効かせた「出し味」、塩を効かせた「塩辛い味」、何も味付けしない「プレーン味」と、1つの料理に対して4つの味付けが考えられます。
それに『生酒 本醸造』にしても甘口~辛口まであり、日本酒度で言うと、大体マイナス60~プラス25くらいかけ離れたグルコースの甘味の幅差があり、これに「爽酒・爽快で滑らかなタイプ(本醸造 生酒タイプ)」が合うと決め付けられても、純米酒 味吟醸タイプの大吟醸の中にも、軽快で滑らかなタイプは多く存在します!
つまり、上記で書いた「日本酒を4つのタイプに分け」とある「4つのタイプ分け」の分け方と「料理名をズラリと書く」ということ自体が間違っているのです!
(ただし、その道のプロとしてはこの資料の内容は間違いといえる箇所はないと思うが、普通一般の方が誰でもすぐに理解できる書き方か? ということについては疑問がある!)
私の考案した「酒友式・料理と日本酒の相性理論」は、これら団体の考えでは全く違う視点から考えられています。
もちろん料理例としての料理名をズラリと書くことも一切していません。
そんな料理名を書いても、作る人がどんな味付けにしてくるかわからないので、全くムダですから!
簡単に言うと、「酒友式・相性理論」は、上記でも書きましたが、ポイントとする点はたったの2か所だけです!
重要とするのは、「グルコースの大きさ」と「有機酸とアミノ酸の大きさ」で、これらをそれぞれ5タイプと6タイプに分け、同じく日本酒の方もそれぞれ5タイプと6タイプに分け、料理とお酒のそれぞれのタイプを合わせるだけで、「ドンピシャ!」と相性が100%合う考え方です!
一応ここでは詳しくは書きません。
私としても15年間という時間と労力を費やしてまとめあげた「相性理論」なので!
とにかく覚えることは料理で2か所に分けた「5タイプ」と「6タイプ」と、日本酒で2か所に分けられた「5タイプ」と「6タイプ」のたったこれだけです。
これだけなら、誰でも3分あれば覚えられ、覚えた瞬間から世の中のすべての料理と日本酒とを合わせることが可能となります。
まさに画期的な「日本酒業界初の相性理論」が『酒友式・料理と日本酒の相性理論』なのです。
非の打ちどころのない完璧理論に裏打ちされながらもごく簡単にまとめられた「酒友式・理論」を世の中の日本酒ファンに定着させると、日々の食事に日本酒を合わせることが当たり前になり、そうすると低迷している全国の日本酒の出荷量は間違いなく増大します!
そこに目を付けたのが日本醸造協会で、それで今年の5月の講演を依頼されたというわけです!
この日本酒研究最高機関「日本醸造協会」が公認する「酒友式・料理と日本酒の相性理論」を詳しく学びたい方は、大阪・江坂「酒友」へ来店いただければ、いつでもお教えいたします!!
また、当店が開催している「日本酒学校・蔵元を囲む会」や「日本酒の会」へ参加していただければ、毎回来てくださっている蔵元の酒と、相性を合わせた特別な料理も出しながら、相性論も同時に説明しているので、もっとよく体感できると思うので、どんどん参加してみてください!
あと余談ですが、大阪にも極小ですが私が認める日本酒専門店があります。
そしてそれらのオーナーは「立派な利き酒師」と言える人ですが、1人としてその団体の「利き酒師免許」を不思議にも店に飾ってないので、聞いてみると、当初はやはりお金で買えるその「免許」を買って嬉しそうに飾っていたそうですが、そのうちそれらを持っている人たちがあまりにも恥ずかしい知識しか持っていないことに気付き、「その『免許』を飾っている」イコール「そんな低いレベルのやつらと同じとみなされる!」と分かり、急いで脱退したらしい。
私がずっと以前よりここに書きたかったが、そこまでは書けないと思っていたことをズバリ同じことを言ってくれた。
昨年の東京でのセミナーでであったある蔵元から「この団体が安売りしている免許を持っている一般の方の蔵見学が増えてきて、知ったかぶった態度があまりにも目に余って困る!」とクレームを言っていた。
実はこのセミナーできちんとした正しい知識者たちが作っている公益財団なのだから、もっと厳しく厳格なフランス政府がやっているソムリエ制度と同じように、免許にも何年かの経験をしてからでないと、受験できないようないくつかの段階に分けた「免許制」にすべきだ! と公演予定のプログラムには書いてあったのに、言うのをやめたため、その蔵元から「ぜひ言ってほしかった!」と講演終了後、クレームを言われたほどである。
つまり、現段階ではその団体の「免許」を嬉しそうに飾ってある店は全店とは言わないが、とにかく「注意した方が良い!」と言えるのではないだろうか?
とにかく改善を望む!
さて、話を変えまして、、、。
先ほども書きましたが、当店は「日本酒を開栓して2週間で売り切れる本数が90種類」と言いましたが、これは平均して「開栓してから正しい管理のもと、約2週間で劣化が始まる!」という事です。
だから酒友は、決して『酒の酒類の豊富さ』を自慢はしません!
私から言うと「酒の種類を自慢する店は日本酒専門店ではない!」という事です。
たった5種類しか置いていない店であっても、「酒の回転率を考えて、5種類しか置いていません!しかし管理には自信があります。当店の自慢は、『酒の種類の多さ』ではなく、『豊富な日本酒知識』です!」と謳う店が、「本物の日本酒専門店」と思います。
ただ、大阪にはそこまで胸を張って言える「本物の日本酒専門店」がいくつあるのだろうか…?
当店は日本酒と焼酎の専門店として、創業約20年となりますが、最初の頃は私も「窒素ガス充てん」や「バキュバン」など、つまらない小手先のごまかしをして、「酒の寿命」を延ばそうなどとやってみましたが、世の中にはキチンと酒のことを分かっているお客様も多く、それらのお客様から「客が入らず、酒の回転していない“ひどい店”と逆にアピールしているのと同じだから、もしそうでないのなら、今すぐそれらをやめなさい! 本当に日本酒を愛して、お客様に正しい管理をした酒を提供したいのなら、本数を減らしてでもきちんと管理できる本数にして、本数を自慢するのではなく、豊富な知識を売りにするのが、本物の店だよ!」と教えられたり、「バキュバン」に関しては、「酒によっては逆に酒の劣化を早めるものもある」と実感したため、すぐにやめた。
こういう本物の日本酒ファンにも支えられ、20年間やってきた中で分かったことは、「日本酒は平均して開栓してから5日目あたりから本来の香味が顔を出し始め、その後空気に触れながら徐々にいろいろな香味を見せながら、2週間目以降より劣化に向かう」ということです。
だから当店の酒は、開栓してから毎日同じ酒を飲んでも毎回その度微妙な香味の変化が楽しめるので、飽きない!
完全に香味が変わると思わる前には、もうすでに必ず別のお酒に入れ替わっている!
流石です!とよく言って頂けます。
確かに酒友のオーナーは「言い方がキツイ!」とたまにどこかのサイトに書かれることはありますが、「しかし、酒の取り揃え方と管理、知識の凄さには感心する!」と書いて頂けることも多いのですよ!(笑)
今回は久々に「酒友らしい辛口トーク炸裂ですネ!」と言われるかもしれませんが、これでもきちんと抑えて控えめに書いているので、ご理解頂けると嬉しいです!
それでは、次回は「酒友・忘年会」のレポートでも書きますが、「辛口トーク」はありませんヨ!!
それから、来年の「酒友・日本酒学校 蔵元を囲む会」の3月と7月に来て頂ける蔵元様が決定しましたので、発表いたします!
まず3月15日(土)に長野県 小布施より「豊賀」蔵元・高沢酒造の高沢専務が来てくれます!
「大阪初の会」となるので、専務も気合が入っています!
また、「豊賀」は昨年5月に蔵探訪してきたのですが、地元の他の蔵からも「今年一番良い造りをしていると思います!」という声が多かったほどです!
無名ではありますが実力のある蔵の醸す酒を体験するため、ぜひとも参加してください!
そして次は、大阪でも超有名な「日本一コワモテ杜氏・土居亨杜氏」が、7月12日(土)に来てくれます!
土居杜氏は訳あって、広島の「本州一蔵」をやめたあと、同県の「旭鳳蔵」に移り、気合度122%で「わしが造りましたシリーズ」と銘打った新銘柄を造られています!
本当は今年の5月に『旭鳳の会』が決まっていましたが、土居杜氏が「どうしても一度お会いしてからでないと、わしは会は出来ない!」ということで、直前のキャンセルとなり、今年の8月に来店してくださり、腹を割って話をした結果、気に入ってくださったため、来年7月12日(土)に、一年越しで決定となりました。
土居杜氏も気合が入っておられますので、こちらの会の方もよろしくお願いいたします!
その前に、来年1月11日(土)に平成26年度1発目の会として、『第3回 日本酒セミナー&全国「幻酒米12選」の個性を楽しむ会』を開催しますので、皆様、ぜひ参加予約のお電話をお待ちしております!
北は北海道から南は福岡までの今まで聞いたことのない、または超希少な酒米を使用した大変珍しい、もしかすると、この会を逃すと一生巡り会えない酒ばかりを、酒友店長が持つあらゆるコネを使って厚めに集めた選りすぐりの12種類をご用意しております!
日本酒初心者の方も気楽に参加できるようにと、日本酒の基礎セミナーも行います。
日本酒の知識も楽しく学べて、大阪では見ることのない珍しい酒米のお酒も飲めて、それらに相性を合わせて特別に考案されたお料理もコース形式で「なぜ合うのか?」をお教えしながらご提供する、一石三鳥の今までにない「酒友だからできる日本酒の会」です!!
皆様のご参加、お待ちしております!!
また、「参加特典」として、2月8日(土)開催の『十四代(山形)の会』にも先行予約できます!
気の早い蔵元ではすでに10月下旬より「新酒」の出荷が始まっていますが、通常はこの時期(12月初旬頃)より出荷され出します。
「酒友」では、日本酒は常時約90種類(現在2週間で全て入れ替えられる本数が約90種類だから!)あり、そのうち約30種類が「旬の酒」で、残り種類が「定番酒の生酒と火入れ酒、熟成酒」としています。
特に12月~4月くらいまでの時期の「旬酒」は、ほとんどが「生酒」が主流となるので、「生酒」ばかりだと“飲み疲れ”をするので、このように「生酒」と「火入れ酒」のバランスを常に考えて取り揃えております。
また、さらにそれぞれを「香味別」(香、醇、淡、アミノ酸、甘、辛、中)に完全に分けてあります。
常にこのように様々なタイプ別に細やかに分け、取り揃えておかなければ、当店のすべての料理に「相性の良い酒」を合わせることは不可能となるからです。
そういえばこの前、お金さえ払えば誰でも入手できる「利き酒師免許」を発行している団体が作った「料理とお酒の相性」の資料を見せてもらいました。
私も一応その道の研究者として、今年の5月に日本醸造協会の主催する日本酒セミナーで、全国の有名蔵50蔵の社長や専務らが集まる前で、「酒友式・料理と日本酒の相性理論」を発表してきているので、とても興味深く読ませて頂きました。
その資料は私も重要としている有機酸、アミノ酸、グルコースの量についても軽く触れられていて、日本酒を4つのタイプに分け、それぞれの特徴を説明しながら、合う料理名をズラリと書いてありました。
確かに良いレベルの内容ではありました。
自分が飲もうとしているタイプの酒に、例として書かれている料理名の中に、自分が食べようとしている料理があったなら良いですが、もし書いていない料理だと、どのタイプの酒に合うのか、その道のプロなら分かりますが、まず一般の方には分かりません。
また、酒との相性について興味を持ち始めた初心者の方々が、ズラリと書かれた料理名を暗記しなければならないと思うだけで、嫌気がさしてきます。
また、この資料では「出し巻」という料理には『生酒、本醸造タイプの酒が合う』としています。
単に『出し巻』と言っても、砂糖を入れた「甘い味」や、出汁を効かせた「出し味」、塩を効かせた「塩辛い味」、何も味付けしない「プレーン味」と、1つの料理に対して4つの味付けが考えられます。
それに『生酒 本醸造』にしても甘口~辛口まであり、日本酒度で言うと、大体マイナス60~プラス25くらいかけ離れたグルコースの甘味の幅差があり、これに「爽酒・爽快で滑らかなタイプ(本醸造 生酒タイプ)」が合うと決め付けられても、純米酒 味吟醸タイプの大吟醸の中にも、軽快で滑らかなタイプは多く存在します!
つまり、上記で書いた「日本酒を4つのタイプに分け」とある「4つのタイプ分け」の分け方と「料理名をズラリと書く」ということ自体が間違っているのです!
(ただし、その道のプロとしてはこの資料の内容は間違いといえる箇所はないと思うが、普通一般の方が誰でもすぐに理解できる書き方か? ということについては疑問がある!)
私の考案した「酒友式・料理と日本酒の相性理論」は、これら団体の考えでは全く違う視点から考えられています。
もちろん料理例としての料理名をズラリと書くことも一切していません。
そんな料理名を書いても、作る人がどんな味付けにしてくるかわからないので、全くムダですから!
簡単に言うと、「酒友式・相性理論」は、上記でも書きましたが、ポイントとする点はたったの2か所だけです!
重要とするのは、「グルコースの大きさ」と「有機酸とアミノ酸の大きさ」で、これらをそれぞれ5タイプと6タイプに分け、同じく日本酒の方もそれぞれ5タイプと6タイプに分け、料理とお酒のそれぞれのタイプを合わせるだけで、「ドンピシャ!」と相性が100%合う考え方です!
一応ここでは詳しくは書きません。
私としても15年間という時間と労力を費やしてまとめあげた「相性理論」なので!
とにかく覚えることは料理で2か所に分けた「5タイプ」と「6タイプ」と、日本酒で2か所に分けられた「5タイプ」と「6タイプ」のたったこれだけです。
これだけなら、誰でも3分あれば覚えられ、覚えた瞬間から世の中のすべての料理と日本酒とを合わせることが可能となります。
まさに画期的な「日本酒業界初の相性理論」が『酒友式・料理と日本酒の相性理論』なのです。
非の打ちどころのない完璧理論に裏打ちされながらもごく簡単にまとめられた「酒友式・理論」を世の中の日本酒ファンに定着させると、日々の食事に日本酒を合わせることが当たり前になり、そうすると低迷している全国の日本酒の出荷量は間違いなく増大します!
そこに目を付けたのが日本醸造協会で、それで今年の5月の講演を依頼されたというわけです!
この日本酒研究最高機関「日本醸造協会」が公認する「酒友式・料理と日本酒の相性理論」を詳しく学びたい方は、大阪・江坂「酒友」へ来店いただければ、いつでもお教えいたします!!
また、当店が開催している「日本酒学校・蔵元を囲む会」や「日本酒の会」へ参加していただければ、毎回来てくださっている蔵元の酒と、相性を合わせた特別な料理も出しながら、相性論も同時に説明しているので、もっとよく体感できると思うので、どんどん参加してみてください!
あと余談ですが、大阪にも極小ですが私が認める日本酒専門店があります。
そしてそれらのオーナーは「立派な利き酒師」と言える人ですが、1人としてその団体の「利き酒師免許」を不思議にも店に飾ってないので、聞いてみると、当初はやはりお金で買えるその「免許」を買って嬉しそうに飾っていたそうですが、そのうちそれらを持っている人たちがあまりにも恥ずかしい知識しか持っていないことに気付き、「その『免許』を飾っている」イコール「そんな低いレベルのやつらと同じとみなされる!」と分かり、急いで脱退したらしい。
私がずっと以前よりここに書きたかったが、そこまでは書けないと思っていたことをズバリ同じことを言ってくれた。
昨年の東京でのセミナーでであったある蔵元から「この団体が安売りしている免許を持っている一般の方の蔵見学が増えてきて、知ったかぶった態度があまりにも目に余って困る!」とクレームを言っていた。
実はこのセミナーできちんとした正しい知識者たちが作っている公益財団なのだから、もっと厳しく厳格なフランス政府がやっているソムリエ制度と同じように、免許にも何年かの経験をしてからでないと、受験できないようないくつかの段階に分けた「免許制」にすべきだ! と公演予定のプログラムには書いてあったのに、言うのをやめたため、その蔵元から「ぜひ言ってほしかった!」と講演終了後、クレームを言われたほどである。
つまり、現段階ではその団体の「免許」を嬉しそうに飾ってある店は全店とは言わないが、とにかく「注意した方が良い!」と言えるのではないだろうか?
とにかく改善を望む!
さて、話を変えまして、、、。
先ほども書きましたが、当店は「日本酒を開栓して2週間で売り切れる本数が90種類」と言いましたが、これは平均して「開栓してから正しい管理のもと、約2週間で劣化が始まる!」という事です。
だから酒友は、決して『酒の酒類の豊富さ』を自慢はしません!
私から言うと「酒の種類を自慢する店は日本酒専門店ではない!」という事です。
たった5種類しか置いていない店であっても、「酒の回転率を考えて、5種類しか置いていません!しかし管理には自信があります。当店の自慢は、『酒の種類の多さ』ではなく、『豊富な日本酒知識』です!」と謳う店が、「本物の日本酒専門店」と思います。
ただ、大阪にはそこまで胸を張って言える「本物の日本酒専門店」がいくつあるのだろうか…?
当店は日本酒と焼酎の専門店として、創業約20年となりますが、最初の頃は私も「窒素ガス充てん」や「バキュバン」など、つまらない小手先のごまかしをして、「酒の寿命」を延ばそうなどとやってみましたが、世の中にはキチンと酒のことを分かっているお客様も多く、それらのお客様から「客が入らず、酒の回転していない“ひどい店”と逆にアピールしているのと同じだから、もしそうでないのなら、今すぐそれらをやめなさい! 本当に日本酒を愛して、お客様に正しい管理をした酒を提供したいのなら、本数を減らしてでもきちんと管理できる本数にして、本数を自慢するのではなく、豊富な知識を売りにするのが、本物の店だよ!」と教えられたり、「バキュバン」に関しては、「酒によっては逆に酒の劣化を早めるものもある」と実感したため、すぐにやめた。
こういう本物の日本酒ファンにも支えられ、20年間やってきた中で分かったことは、「日本酒は平均して開栓してから5日目あたりから本来の香味が顔を出し始め、その後空気に触れながら徐々にいろいろな香味を見せながら、2週間目以降より劣化に向かう」ということです。
だから当店の酒は、開栓してから毎日同じ酒を飲んでも毎回その度微妙な香味の変化が楽しめるので、飽きない!
完全に香味が変わると思わる前には、もうすでに必ず別のお酒に入れ替わっている!
流石です!とよく言って頂けます。
確かに酒友のオーナーは「言い方がキツイ!」とたまにどこかのサイトに書かれることはありますが、「しかし、酒の取り揃え方と管理、知識の凄さには感心する!」と書いて頂けることも多いのですよ!(笑)
今回は久々に「酒友らしい辛口トーク炸裂ですネ!」と言われるかもしれませんが、これでもきちんと抑えて控えめに書いているので、ご理解頂けると嬉しいです!
それでは、次回は「酒友・忘年会」のレポートでも書きますが、「辛口トーク」はありませんヨ!!
それから、来年の「酒友・日本酒学校 蔵元を囲む会」の3月と7月に来て頂ける蔵元様が決定しましたので、発表いたします!
まず3月15日(土)に長野県 小布施より「豊賀」蔵元・高沢酒造の高沢専務が来てくれます!
「大阪初の会」となるので、専務も気合が入っています!
また、「豊賀」は昨年5月に蔵探訪してきたのですが、地元の他の蔵からも「今年一番良い造りをしていると思います!」という声が多かったほどです!
無名ではありますが実力のある蔵の醸す酒を体験するため、ぜひとも参加してください!
そして次は、大阪でも超有名な「日本一コワモテ杜氏・土居亨杜氏」が、7月12日(土)に来てくれます!
土居杜氏は訳あって、広島の「本州一蔵」をやめたあと、同県の「旭鳳蔵」に移り、気合度122%で「わしが造りましたシリーズ」と銘打った新銘柄を造られています!
本当は今年の5月に『旭鳳の会』が決まっていましたが、土居杜氏が「どうしても一度お会いしてからでないと、わしは会は出来ない!」ということで、直前のキャンセルとなり、今年の8月に来店してくださり、腹を割って話をした結果、気に入ってくださったため、来年7月12日(土)に、一年越しで決定となりました。
土居杜氏も気合が入っておられますので、こちらの会の方もよろしくお願いいたします!
その前に、来年1月11日(土)に平成26年度1発目の会として、『第3回 日本酒セミナー&全国「幻酒米12選」の個性を楽しむ会』を開催しますので、皆様、ぜひ参加予約のお電話をお待ちしております!
北は北海道から南は福岡までの今まで聞いたことのない、または超希少な酒米を使用した大変珍しい、もしかすると、この会を逃すと一生巡り会えない酒ばかりを、酒友店長が持つあらゆるコネを使って厚めに集めた選りすぐりの12種類をご用意しております!
日本酒初心者の方も気楽に参加できるようにと、日本酒の基礎セミナーも行います。
日本酒の知識も楽しく学べて、大阪では見ることのない珍しい酒米のお酒も飲めて、それらに相性を合わせて特別に考案されたお料理もコース形式で「なぜ合うのか?」をお教えしながらご提供する、一石三鳥の今までにない「酒友だからできる日本酒の会」です!!
皆様のご参加、お待ちしております!!
また、「参加特典」として、2月8日(土)開催の『十四代(山形)の会』にも先行予約できます!
【日時】 平成26年 1月11日(土) PM3:00~6:00(2:45までにご来店ください)
【場所】 銘酒居酒屋 酒友
店:06-6821-2985 店長直通:090-1719-8679
【参加費】 これだけ充実した内容で、たったの6,000円!
【持ち物】 筆記用具
【特典】 翌月2月8日(土)『十四代(山形)の会』の先行予約ができます!
【場所】 銘酒居酒屋 酒友
店:06-6821-2985 店長直通:090-1719-8679
【参加費】 これだけ充実した内容で、たったの6,000円!
【持ち物】 筆記用具
【特典】 翌月2月8日(土)『十四代(山形)の会』の先行予約ができます!
東北7蔵 探訪リポート その4『雅山流(新藤酒造)』編
今回「東北7蔵探訪」の第4回目となる蔵元は、私が山形県において今最も注目している蔵元の1つで、米沢市にある「雅山流」(新藤酒造)さんです!
7月27日には、わざわざ当店に来て『雅山流の会』も開催して頂きました!
希少な酒のみならず、たくさんの蔵元グッズまでもご用意して頂き、その節は誠にありがとうございました。
また開催させて頂きたいので、その時はよろしくお願いいたします!
左の方が新藤雅信(専務兼杜氏)氏です。
これでも「雅山流」は全種類じゃありません!まだまだあるのです。
前掛け、Tシャツ、ハンドタオル、クリア枡 等、いろいろご用意くださいました!
新藤酒造さんが造る銘柄の種類は、「雅山流」、「浦・雅山流」、「影の伝説」、「九郎左衛門」、「泉氷鑑」、「富久鶴」などがあり、それぞれに酒米や造りによるランク違いで、何種類かに分かれるため、年間約20種類以上の酒が出荷される!
残念な事に、大阪には「雅山流 正規取扱店」は、まだ一軒もない!
私が認める数少ない蔵元の1つゆえ、いくら「酒造発掘に努力しない酒屋が多い大阪」と言えど、一軒くらいあっても不思議じゃないと思うのだが…。
新藤専務曰く、「当蔵へお声を掛けてくださった酒屋はもちろんいくつかありましたが、いずれの酒屋も無名に近い蔵元の酒を一から育てていこうとする気質が感じられなかった!」という事らしい。
私はよく店で「大阪の地酒屋はもっと頑張らないといけない!雑誌に紹介された酒ばかりを追いかけ、人気がなくなるとすぐに切ってしまう!それが証拠に、大阪の地酒屋から全国的に有名に育て上げられた酒は一つもないでしょ!」と言っているので、妙に新藤専務のいう事が納得できてしまった!
それでは、雅山流蔵元・新藤酒造さんがどんなところで酒造りをしているのか、紹介していきます。
8月20日。蔵へ訪れる日は、新藤専務は海外出張中と伺っていたので、去年の5月、偶然に酒友へ遊びに寄ってくれた蔵人の山口さんに案内をお願いしていました。
縁とは不思議なもので、個人的に気に入って好きで「雅山流」を店で定番酒として取り扱っている時に、そのこ蔵人さんが何の前触れもなくやって来られたのだから!!
それで山口さんをきっかけとして、今年の7月27日(土)に『雅山流・新藤専務を囲む会』を大阪初開催として実現できたのですから!
この方が「雅山流」蔵人の山口詠司さんです。
来訪したその日は、蔵の修復をされているところでした。
蔵元は、酒造が終わる晩春から初秋のオフシーズンにかけて修復作業をしますが、「雅山流」蔵元のように7月近くまでと酒造期の長い蔵元さんは、秋になるまでの短期間で作業を終えなければならないのでとても大変です!!
洗米場:ここで、精米されたお米を洗ったり、浸漬したりします。
新品のステンレスのザルが用意されていた。このザルを使って洗米する。
釜場:この日は釜場を修理していました。
自動放冷機:熱々の蒸米をこの機械を使って自動で放冷する。今回は掃除のため解体されていた。
麹室:レンガ造りの麹室は初めて見ました。室内も新藤専務らしいこだわりのある造りとなっています。
出麹放冷棚:出麹後、この棚で放冷する。
その際、この竹スノコの上に布を敷き、その上へ麹米を広げたものを棚に設置して放冷する。
酒母室:ここで発酵に導く重要な微生物「酵母」をたくさん培養させる。
発酵タンク室:このタンク内で並行復発酵しながらお酒となっていく。ちなみに、タンクを冷やしたり温めたりする「ジャケット」(タンクの胴巻き)及びそれを自動制御する基盤も、全て新藤専務の手作り!!
何やら知らない機材も多くあります!
『搾り』は、「ヤブタ式」、「槽」、「雫搾り」の3種類で行う。
「ヤブタ式」は解体されて、ペンキを塗り替えるところでした。
「槽」は、佐瀬式とは違うオリジナルの槽を使用する。
濾過機は、最新型のものが用意されていた。
蔵内を山口さんに案内してもらっていると、「郁ちゃん」が自己紹介のため来てくれました。
「郁ちゃん」とは、新藤酒造の中でも数少ない女性蔵人で、「新館郁」さんの事です。
彼女はもともとデザイン関係の仕事をしていて、「物を造り出す」と言う事に興味があり、それが「日本酒を造る」というきっかけになったらしいです。
実は以前、平成23年11月に『雅山流・影の伝説 3年古酒 特別純米(郁)』という酒が一度だけ出荷されたが、その酒の製造管理を任されたのが郁ちゃんで、酒銘に“(郁)”と冠されていたのでした。
中央の方が新館郁ちゃんです!実は山口さんより蔵内では先輩なんですよ!
ここが新藤専務の分析室です。
これらが冷蔵貯蔵庫で、酒質に応じて冷蔵室の温度は違っています。
蔵は「コの字型」に出羽燦々の自営田に囲まれています。
今回はちょうど蔵内を改装している中の訪問でいろいろとご迷惑をお掛けしたのに、新藤社長や蔵人さん達は嫌な顔一つせず、手厚く迎えて頂き、本当に有難うございました。
このお礼は、微力ながら、大阪で「雅山流」を広げることに尽力いたします!
さて、今年も残すところ12月だけとなり、「酒友の日本酒の会」も、あと12月15日の『酒友 忘年会』を残るだけになり、すでに予約も満席となっております。
過去最大の予約人数となっております!!
しかし酒友は、すでに来年平成26年の『酒友 日本酒の会』に心は移行しておりますので、来年一発目となる『第3回 日本酒初心者セミナー&全国「幻酒米12選」の個性を楽しむ会』の募集を開始いたします!!
7月27日には、わざわざ当店に来て『雅山流の会』も開催して頂きました!
希少な酒のみならず、たくさんの蔵元グッズまでもご用意して頂き、その節は誠にありがとうございました。
また開催させて頂きたいので、その時はよろしくお願いいたします!
左の方が新藤雅信(専務兼杜氏)氏です。
これでも「雅山流」は全種類じゃありません!まだまだあるのです。
前掛け、Tシャツ、ハンドタオル、クリア枡 等、いろいろご用意くださいました!
新藤酒造さんが造る銘柄の種類は、「雅山流」、「浦・雅山流」、「影の伝説」、「九郎左衛門」、「泉氷鑑」、「富久鶴」などがあり、それぞれに酒米や造りによるランク違いで、何種類かに分かれるため、年間約20種類以上の酒が出荷される!
残念な事に、大阪には「雅山流 正規取扱店」は、まだ一軒もない!
私が認める数少ない蔵元の1つゆえ、いくら「酒造発掘に努力しない酒屋が多い大阪」と言えど、一軒くらいあっても不思議じゃないと思うのだが…。
新藤専務曰く、「当蔵へお声を掛けてくださった酒屋はもちろんいくつかありましたが、いずれの酒屋も無名に近い蔵元の酒を一から育てていこうとする気質が感じられなかった!」という事らしい。
私はよく店で「大阪の地酒屋はもっと頑張らないといけない!雑誌に紹介された酒ばかりを追いかけ、人気がなくなるとすぐに切ってしまう!それが証拠に、大阪の地酒屋から全国的に有名に育て上げられた酒は一つもないでしょ!」と言っているので、妙に新藤専務のいう事が納得できてしまった!
それでは、雅山流蔵元・新藤酒造さんがどんなところで酒造りをしているのか、紹介していきます。
8月20日。蔵へ訪れる日は、新藤専務は海外出張中と伺っていたので、去年の5月、偶然に酒友へ遊びに寄ってくれた蔵人の山口さんに案内をお願いしていました。
縁とは不思議なもので、個人的に気に入って好きで「雅山流」を店で定番酒として取り扱っている時に、そのこ蔵人さんが何の前触れもなくやって来られたのだから!!
それで山口さんをきっかけとして、今年の7月27日(土)に『雅山流・新藤専務を囲む会』を大阪初開催として実現できたのですから!
この方が「雅山流」蔵人の山口詠司さんです。
来訪したその日は、蔵の修復をされているところでした。
蔵元は、酒造が終わる晩春から初秋のオフシーズンにかけて修復作業をしますが、「雅山流」蔵元のように7月近くまでと酒造期の長い蔵元さんは、秋になるまでの短期間で作業を終えなければならないのでとても大変です!!
洗米場:ここで、精米されたお米を洗ったり、浸漬したりします。
新品のステンレスのザルが用意されていた。このザルを使って洗米する。
釜場:この日は釜場を修理していました。
自動放冷機:熱々の蒸米をこの機械を使って自動で放冷する。今回は掃除のため解体されていた。
麹室:レンガ造りの麹室は初めて見ました。室内も新藤専務らしいこだわりのある造りとなっています。
出麹放冷棚:出麹後、この棚で放冷する。
その際、この竹スノコの上に布を敷き、その上へ麹米を広げたものを棚に設置して放冷する。
酒母室:ここで発酵に導く重要な微生物「酵母」をたくさん培養させる。
発酵タンク室:このタンク内で並行復発酵しながらお酒となっていく。ちなみに、タンクを冷やしたり温めたりする「ジャケット」(タンクの胴巻き)及びそれを自動制御する基盤も、全て新藤専務の手作り!!
何やら知らない機材も多くあります!
『搾り』は、「ヤブタ式」、「槽」、「雫搾り」の3種類で行う。
「ヤブタ式」は解体されて、ペンキを塗り替えるところでした。
「槽」は、佐瀬式とは違うオリジナルの槽を使用する。
濾過機は、最新型のものが用意されていた。
蔵内を山口さんに案内してもらっていると、「郁ちゃん」が自己紹介のため来てくれました。
「郁ちゃん」とは、新藤酒造の中でも数少ない女性蔵人で、「新館郁」さんの事です。
彼女はもともとデザイン関係の仕事をしていて、「物を造り出す」と言う事に興味があり、それが「日本酒を造る」というきっかけになったらしいです。
実は以前、平成23年11月に『雅山流・影の伝説 3年古酒 特別純米(郁)』という酒が一度だけ出荷されたが、その酒の製造管理を任されたのが郁ちゃんで、酒銘に“(郁)”と冠されていたのでした。
中央の方が新館郁ちゃんです!実は山口さんより蔵内では先輩なんですよ!
ここが新藤専務の分析室です。
これらが冷蔵貯蔵庫で、酒質に応じて冷蔵室の温度は違っています。
蔵は「コの字型」に出羽燦々の自営田に囲まれています。
今回はちょうど蔵内を改装している中の訪問でいろいろとご迷惑をお掛けしたのに、新藤社長や蔵人さん達は嫌な顔一つせず、手厚く迎えて頂き、本当に有難うございました。
このお礼は、微力ながら、大阪で「雅山流」を広げることに尽力いたします!
さて、今年も残すところ12月だけとなり、「酒友の日本酒の会」も、あと12月15日の『酒友 忘年会』を残るだけになり、すでに予約も満席となっております。
過去最大の予約人数となっております!!
しかし酒友は、すでに来年平成26年の『酒友 日本酒の会』に心は移行しておりますので、来年一発目となる『第3回 日本酒初心者セミナー&全国「幻酒米12選」の個性を楽しむ会』の募集を開始いたします!!
◆平成26年一発目となる会!『第3回 日本酒初心者セミナー&全国「幻酒米12選」の個性を楽しむ会』の参加者募集!!
今回のテーマは、「酒米」です!
酒米と言っても、皆様がよくご存知の山田錦、雄町、五百万石、美山錦、亀の尾(酒米じゃないけど…)、八反錦、千本錦などいろいろありますが、今回はそういう「有名酒米」ではなく、山田錦や五百万石、美山錦のルーツとなる酒米や、もしかすると雄町と兄弟となるかもしれない酒米、亀の尾が選抜固定された同時期くらいの古い酒米、逆に平成25年に認可されたばかりの最新酒米などを使用して醸された酒を、酒友店長が12種類に厳選してご紹介します!!
もちろん、それらの酒米がどんな時代背景を元に、なんという品種同士が交配されてきたのか?など、それぞれの酒米の歴史についても詳細にご説明いたします!
結構知られざる秘話などがあり、聞くと感動しますよ!!
他に、日本酒初心者の方々に「とても分かりやすく説明してくれるので、よく理解できる!」と大好評の、「日本酒初心者セミナー」も一緒になった、平成26年の最初を飾る日本酒の会です!!
もちろん、お料理の方も手抜きなしの、お酒との相性を合わせた趣向を凝らしたお料理をコース形式でご提供いたしますので、ぜひご参加ください!
お電話お待ちしております!!
【日時】 平成26年 1月11日(土) PM3:00~6:00(時間厳守!必ず2:50までにご来店ください)
【場所】 銘酒居酒屋 酒友
【参加費】 6,000円(予約は店頭またはお電話にて)
店…06-6821-2985 店長携帯…090-1719-8679
【今回出品酒に使用される酒米】
彗星(北海道)、陸羽132号(秋田)、愛船(兵庫)、さけ武蔵(埼玉)、八反草(広島)、たかね錦(長野)、強力(鳥取)→日置桜蔵の酒ではない! 寿限無(福岡)→あの若波蔵が今年初めて造った超限定試験醸造酒!
P.S.
平成26年も他では絶対にお越し願えない蔵元(真澄、獺祭、黒龍(予定)、くどき上手(予定)、田酒 他…)も多く開催予定となっておりますので、その際は酒友 日本酒の会や、通常営業日によくご参加、ご来店くださるお客様から「優先的に予約受付」とさせて頂いております。
ですので、「有名蔵の酒の会」だけを狙うのではなく、普段からの「酒友 日本酒の会」への参加をよろしくお願いいたします。
(ちなみに2月の「酒友・日本酒の会」は、『十四代の12種類を一挙に飲み比べる会』で、1月11日(土)の会へご参加の方から予約受付いたします!)
私は常に思っているのですが、「本当に日本酒を愛する者ならば、有名蔵の酒はある意味どこででも飲めるので、自分の知らない酒ほど飲んでみたいと思いませんか? 実際、私がそうであったし、今でもそう思っています。それが「新の日本酒ファンの姿」ではなかろうか…?」
今回のテーマは、「酒米」です!
酒米と言っても、皆様がよくご存知の山田錦、雄町、五百万石、美山錦、亀の尾(酒米じゃないけど…)、八反錦、千本錦などいろいろありますが、今回はそういう「有名酒米」ではなく、山田錦や五百万石、美山錦のルーツとなる酒米や、もしかすると雄町と兄弟となるかもしれない酒米、亀の尾が選抜固定された同時期くらいの古い酒米、逆に平成25年に認可されたばかりの最新酒米などを使用して醸された酒を、酒友店長が12種類に厳選してご紹介します!!
もちろん、それらの酒米がどんな時代背景を元に、なんという品種同士が交配されてきたのか?など、それぞれの酒米の歴史についても詳細にご説明いたします!
結構知られざる秘話などがあり、聞くと感動しますよ!!
他に、日本酒初心者の方々に「とても分かりやすく説明してくれるので、よく理解できる!」と大好評の、「日本酒初心者セミナー」も一緒になった、平成26年の最初を飾る日本酒の会です!!
もちろん、お料理の方も手抜きなしの、お酒との相性を合わせた趣向を凝らしたお料理をコース形式でご提供いたしますので、ぜひご参加ください!
お電話お待ちしております!!
【日時】 平成26年 1月11日(土) PM3:00~6:00(時間厳守!必ず2:50までにご来店ください)
【場所】 銘酒居酒屋 酒友
【参加費】 6,000円(予約は店頭またはお電話にて)
店…06-6821-2985 店長携帯…090-1719-8679
【今回出品酒に使用される酒米】
彗星(北海道)、陸羽132号(秋田)、愛船(兵庫)、さけ武蔵(埼玉)、八反草(広島)、たかね錦(長野)、強力(鳥取)→日置桜蔵の酒ではない! 寿限無(福岡)→あの若波蔵が今年初めて造った超限定試験醸造酒!
P.S.
平成26年も他では絶対にお越し願えない蔵元(真澄、獺祭、黒龍(予定)、くどき上手(予定)、田酒 他…)も多く開催予定となっておりますので、その際は酒友 日本酒の会や、通常営業日によくご参加、ご来店くださるお客様から「優先的に予約受付」とさせて頂いております。
ですので、「有名蔵の酒の会」だけを狙うのではなく、普段からの「酒友 日本酒の会」への参加をよろしくお願いいたします。
(ちなみに2月の「酒友・日本酒の会」は、『十四代の12種類を一挙に飲み比べる会』で、1月11日(土)の会へご参加の方から予約受付いたします!)
私は常に思っているのですが、「本当に日本酒を愛する者ならば、有名蔵の酒はある意味どこででも飲めるので、自分の知らない酒ほど飲んでみたいと思いませんか? 実際、私がそうであったし、今でもそう思っています。それが「新の日本酒ファンの姿」ではなかろうか…?」
11/9(土)『第2回 酒友 定例会・「而今」11種類を一挙に飲み比べる会』終了レポート!
先日11/9(土)に、酒友初の『而今の会』が無事に終了しました。
今回のテーマは、而今の「24BY新酒~冷卸までの各種酒米違い」と、一部「23BY熟成版」の純米~大吟醸までを一挙に唎き比べて頂きながら、使用されている各酒米の歴史やその他を詳しく学んで頂ける!という趣旨で開催しました。
おかげさまで、募集開始から数日で満席となりました。
お断りさせて頂いたお客様は、誠に申し訳ございませんでした。
(来年2月の定例会は「十四代」なので、お早めのご予約をお願いいたします!)
さて、今回ご用意した11種類の「而今」はこれらです!
1.酒未来・純米吟醸(火入)
2.五百万石・特別純米(生)
3.千本錦・純米吟醸(生)
4.MK-3五百万石・純米吟醸(生)
5. 雄町・純米吟醸(火入)
6.八反錦/千本錦・純米吟醸(火入)
7.山田錦・純米吟醸(火入)
8.八反錦・純米吟醸(火入)
9.八反錦おり絡み・純米吟醸(生)
10.八反錦・純米吟醸(生)
11.山田錦・大吟醸(火入)(右側はサンプルとして、今年初出荷となる純米吟醸です。)
そして、これら「而今」の香味の特徴(吟香よく、口当たりなめらかに甘味があり、自己主張し過ぎない、酸によるふくらみがあり、低アミノ酸による切れの良さ)との相性を考えて、店長が考案した料理がこれらです。
今回は6種類15品目でした。
1.前菜三種(茄子のおひたし、きのこの白和え、ベイクドプチトマト)
2.お造り四種(生カキのおろしポン酢、サーモン、寒ブリ、カツオのたたき)
3.酒肴八寸(豚角、鶏唐揚げタルタルソース和え南蛮風、秋刀魚の蒲焼き、鱧の南蛮漬け、青じそ入り出し巻)
4.沖縄そばのクリーミーウニソースかけパスタ風
5.ポテトサラダと生野菜のシーザーサラダ仕立て
6.炙り秋刀魚のほぐし身入りちらし寿司のおにぎり
店長が、5月に東京で行われた「日本醸造協会主催の日本酒セミナー」で発表した「酒友式・料理と日本酒相性理論」を知っている方は、これらの料理がすべて「理にかなっている」事がお分かりになると思います!
この「料理からでも日本酒からでも瞬時に相性の合うものが分かる理論」を知りたい方は、毎月開催しているこの『酒友・日本酒の会』で毎回説明していますし質問も受け付けていますので、どんどん参加してよく理解し、日常の「酒の席」で活用してみてください!
もっと日本酒の素晴らしさ、奥深さがよく分かると思います!!
それでは、今回の「各授業(イベント)」の様子をご紹介しましょう!
◆1時限目:「正しい唎き酒方法のやり方」
全国唎き酒大会 大阪大会第1位(全国第4位)の経歴を持つ店長が、門外不出の「正しい唎き酒方法と唎き酒のコツ、ポイント」をお教えします!
(これをマスターすれば、すべての「酒の席」で使えて、もっと日本酒が楽しくなりますヨ!)
◆2時限目:「而今を唎き酒して分析してみよう」
11種類の而今は、すべて新聞紙に包まれていて、内容が一切分からないようになっているので、頼りになるのは、店長から教わった「唎き酒方法」を駆使する自分の目、鼻、口だけです!!
(香味が似ていても唎き分けられるポイントを、さっき店長が口うるさく言っていたことを思い出して~!)
◆3時限目:「唎き酒テスト」
さて、「テスト酒」は何番の而今か?
皆様、すごく悩んでおられる様子です!
ここで勘違いされないよう言っておきますが、『酒友・日本酒の会』は、自由でお気楽の会なので、気楽にお酒を味わいたい方は2時限目、3時限目の授業は聞き流しながら、ゆっくりマイペースで味わっていただいてもかまいません!
一切強制はいたしませんので、初心者の方や初参加の方も、自由に気楽に唎き酒してくださいね!!(^^)
ここが、大阪で数ある『日本酒の会』の中でも日本酒上級者と初心者の両方共に同時に満足していただける唯一無二の会が、この『酒友・日本酒の会』なのです!!
◆4時限目:「給食」の時間
皆様、待ちに待った「而今の酒質に合わせたコース料理」を堪能していただく時間がスタートしました!
◆5時限目:「11種類の而今の説明と、使用酒米の説明」
4時限目の「給食」がスタートして、皆様 “食べながら飲みながら” の自由なスタイルで新聞紙を剥がしての而今の内容説明と、使用酒米についての説明を聞いて頂きます。
◆6時限目:「唎き酒大会 優勝者の発表と、唎き酒免許の授与」
3時限目の「唎き酒テスト」の優勝者の発表です!
なんと今回は、プレーオフを4回しても優勝者が1人に絞れず、初の「優勝者2人」となりました!
田中ちゃんと水田くん、4度のプレーオフお疲れさまでした!!
おめでとうー!!
今回より、「唎き酒テスト」に優勝された方には、全国いかなる「酒の席」でも実力を発揮する「酒友・利き酒師認定証」が授与されるようになりました。
この「利き酒師認定証」は、3段階(初段、師範、最高師範)に分かれ、最上の「最高師範クラス」になると、私が参加している「全国唎き酒大会」においても、本当に優勝を狙える人です!!
どこかの「お金さえあれば入手できる唎き酒師免許」とは格がまったく違います!!
このようにして、平成25年 最後を飾る『酒友・日本酒の会(日本酒学校)』は、『而今の会』をもちまして終了となりました!
今年一年、毎月参加してくださった方、時々でも参加してくださった方、すべてのお客様に感謝いたします。
ありがとうございました。
来年 平成26年も、他ではお招きできない超有名蔵をはじめ、私が認めた本当の日本酒ファンである皆様方に是非ご紹介したい蔵元等をお招きして、皆様が参加してみたくなる『日本酒の会』を目指してまいりますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします!!
また、実は12月の中頃、本当に今年を締めくくる会として、『酒友 忘年会』を開催いたします!!
この会は「日本酒」だけでなく、店内のあらゆる酒が飲み放題!(※一部除外酒もあり)
もちろん十四代、飛露喜、田酒、黒龍、雅山流、森伊蔵、村尾、魔王、兼八、生ビール、リキュール類 他…など、すべてOK!!
で、生演奏(ギター、ピアノ、三線)によるカラオケ大会や演奏発表会などで大騒ぎして、今年いっぱいに溜まったフラストレーションを発散する会です。
参加出来る方は、通常営業日に来てくださるお客様や、『酒友・日本酒の会』よく参加してくださるお客様で店長より直接メールが届いたり、お声を掛けさせて頂いた方のみに限らせて頂いております。
この『酒友 忘年会』へも参加してみたくなった方は、今年残りの通常営業や来年の『日本酒の会』への参加が決まっている蔵元 他の『酒友・日本酒の会』のスケジュール(予定)を発表しておきますので、開催日には予定をお入れにならぬよう、しっかりチェックしておいてくださいね!!(^^)
今回のテーマは、而今の「24BY新酒~冷卸までの各種酒米違い」と、一部「23BY熟成版」の純米~大吟醸までを一挙に唎き比べて頂きながら、使用されている各酒米の歴史やその他を詳しく学んで頂ける!という趣旨で開催しました。
おかげさまで、募集開始から数日で満席となりました。
お断りさせて頂いたお客様は、誠に申し訳ございませんでした。
(来年2月の定例会は「十四代」なので、お早めのご予約をお願いいたします!)
さて、今回ご用意した11種類の「而今」はこれらです!
1.酒未来・純米吟醸(火入)
2.五百万石・特別純米(生)
3.千本錦・純米吟醸(生)
4.MK-3五百万石・純米吟醸(生)
5. 雄町・純米吟醸(火入)
6.八反錦/千本錦・純米吟醸(火入)
7.山田錦・純米吟醸(火入)
8.八反錦・純米吟醸(火入)
9.八反錦おり絡み・純米吟醸(生)
10.八反錦・純米吟醸(生)
11.山田錦・大吟醸(火入)(右側はサンプルとして、今年初出荷となる純米吟醸です。)
そして、これら「而今」の香味の特徴(吟香よく、口当たりなめらかに甘味があり、自己主張し過ぎない、酸によるふくらみがあり、低アミノ酸による切れの良さ)との相性を考えて、店長が考案した料理がこれらです。
今回は6種類15品目でした。
1.前菜三種(茄子のおひたし、きのこの白和え、ベイクドプチトマト)
2.お造り四種(生カキのおろしポン酢、サーモン、寒ブリ、カツオのたたき)
3.酒肴八寸(豚角、鶏唐揚げタルタルソース和え南蛮風、秋刀魚の蒲焼き、鱧の南蛮漬け、青じそ入り出し巻)
4.沖縄そばのクリーミーウニソースかけパスタ風
5.ポテトサラダと生野菜のシーザーサラダ仕立て
6.炙り秋刀魚のほぐし身入りちらし寿司のおにぎり
店長が、5月に東京で行われた「日本醸造協会主催の日本酒セミナー」で発表した「酒友式・料理と日本酒相性理論」を知っている方は、これらの料理がすべて「理にかなっている」事がお分かりになると思います!
この「料理からでも日本酒からでも瞬時に相性の合うものが分かる理論」を知りたい方は、毎月開催しているこの『酒友・日本酒の会』で毎回説明していますし質問も受け付けていますので、どんどん参加してよく理解し、日常の「酒の席」で活用してみてください!
もっと日本酒の素晴らしさ、奥深さがよく分かると思います!!
それでは、今回の「各授業(イベント)」の様子をご紹介しましょう!
◆1時限目:「正しい唎き酒方法のやり方」
全国唎き酒大会 大阪大会第1位(全国第4位)の経歴を持つ店長が、門外不出の「正しい唎き酒方法と唎き酒のコツ、ポイント」をお教えします!
(これをマスターすれば、すべての「酒の席」で使えて、もっと日本酒が楽しくなりますヨ!)
◆2時限目:「而今を唎き酒して分析してみよう」
11種類の而今は、すべて新聞紙に包まれていて、内容が一切分からないようになっているので、頼りになるのは、店長から教わった「唎き酒方法」を駆使する自分の目、鼻、口だけです!!
(香味が似ていても唎き分けられるポイントを、さっき店長が口うるさく言っていたことを思い出して~!)
◆3時限目:「唎き酒テスト」
さて、「テスト酒」は何番の而今か?
皆様、すごく悩んでおられる様子です!
ここで勘違いされないよう言っておきますが、『酒友・日本酒の会』は、自由でお気楽の会なので、気楽にお酒を味わいたい方は2時限目、3時限目の授業は聞き流しながら、ゆっくりマイペースで味わっていただいてもかまいません!
一切強制はいたしませんので、初心者の方や初参加の方も、自由に気楽に唎き酒してくださいね!!(^^)
ここが、大阪で数ある『日本酒の会』の中でも日本酒上級者と初心者の両方共に同時に満足していただける唯一無二の会が、この『酒友・日本酒の会』なのです!!
◆4時限目:「給食」の時間
皆様、待ちに待った「而今の酒質に合わせたコース料理」を堪能していただく時間がスタートしました!
◆5時限目:「11種類の而今の説明と、使用酒米の説明」
4時限目の「給食」がスタートして、皆様 “食べながら飲みながら” の自由なスタイルで新聞紙を剥がしての而今の内容説明と、使用酒米についての説明を聞いて頂きます。
◆6時限目:「唎き酒大会 優勝者の発表と、唎き酒免許の授与」
3時限目の「唎き酒テスト」の優勝者の発表です!
なんと今回は、プレーオフを4回しても優勝者が1人に絞れず、初の「優勝者2人」となりました!
田中ちゃんと水田くん、4度のプレーオフお疲れさまでした!!
おめでとうー!!
今回より、「唎き酒テスト」に優勝された方には、全国いかなる「酒の席」でも実力を発揮する「酒友・利き酒師認定証」が授与されるようになりました。
この「利き酒師認定証」は、3段階(初段、師範、最高師範)に分かれ、最上の「最高師範クラス」になると、私が参加している「全国唎き酒大会」においても、本当に優勝を狙える人です!!
どこかの「お金さえあれば入手できる唎き酒師免許」とは格がまったく違います!!
このようにして、平成25年 最後を飾る『酒友・日本酒の会(日本酒学校)』は、『而今の会』をもちまして終了となりました!
今年一年、毎月参加してくださった方、時々でも参加してくださった方、すべてのお客様に感謝いたします。
ありがとうございました。
来年 平成26年も、他ではお招きできない超有名蔵をはじめ、私が認めた本当の日本酒ファンである皆様方に是非ご紹介したい蔵元等をお招きして、皆様が参加してみたくなる『日本酒の会』を目指してまいりますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします!!
また、実は12月の中頃、本当に今年を締めくくる会として、『酒友 忘年会』を開催いたします!!
この会は「日本酒」だけでなく、店内のあらゆる酒が飲み放題!(※一部除外酒もあり)
もちろん十四代、飛露喜、田酒、黒龍、雅山流、森伊蔵、村尾、魔王、兼八、生ビール、リキュール類 他…など、すべてOK!!
で、生演奏(ギター、ピアノ、三線)によるカラオケ大会や演奏発表会などで大騒ぎして、今年いっぱいに溜まったフラストレーションを発散する会です。
参加出来る方は、通常営業日に来てくださるお客様や、『酒友・日本酒の会』よく参加してくださるお客様で店長より直接メールが届いたり、お声を掛けさせて頂いた方のみに限らせて頂いております。
この『酒友 忘年会』へも参加してみたくなった方は、今年残りの通常営業や来年の『日本酒の会』への参加が決まっている蔵元 他の『酒友・日本酒の会』のスケジュール(予定)を発表しておきますので、開催日には予定をお入れにならぬよう、しっかりチェックしておいてくださいね!!(^^)
◆2014年(平成26年)『酒友 日本酒の会』イベント情報!
実は、?印の蔵元はすべて決まっていて、現在日程調整中なので、月が前後する可能性があります。
(?印の交渉蔵も、「日本五大プレミア酒造」他です!日本酒専門店として20年のキャリアを持つ酒友だからお招きできる蔵元ばかりです!絶対に期待していてください!!)
★ 1月(1/11(土))……第3回 日本酒初心者セミナー&全国「幻酒米12選」の個性を楽しむ会
★ 2月(2/8(土))……第2回 早春の定例会!「十四代」の希少&代表銘柄(12種類)を楽しむ会
? 3月(3/15(土))……第17回 酒友 日本酒学校「豊賀」(長野)高沢専務を囲む会
★ 4月(4/6(日))……第18回 酒友 日本酒学校「三芳菊」(徳島)馬宮杜氏を囲む会
★ 5月(5/18(日))……第19回 酒友 日本酒学校「獺祭」(山口)桜井社長を囲む会
? 6月( )……第20回 酒友 日本酒学校「黒龍」
? 7月( )……第21回 酒友 日本酒学校「くどき上手」
? 8月( )……第22回 酒友 日本酒学校「旭鳳」
? 9月( )……第23回 酒友 日本酒学校「若波」(福岡)今村友香杜氏を囲む会
★ 10月(10/ )……第24回 酒友 日本酒学校「田酒」(青森)西田社長を囲む会
★ 11月(11/ )……第2回 秋の定例会!「而今」新酒から冷卸までの11種類を一挙に飲み比べる会
(※ ★印⇒開催決定! / ?印⇒現在交渉中)★ 2月(2/8(土))……第2回 早春の定例会!「十四代」の希少&代表銘柄(12種類)を楽しむ会
? 3月(3/15(土))……第17回 酒友 日本酒学校「豊賀」(長野)高沢専務を囲む会
★ 4月(4/6(日))……第18回 酒友 日本酒学校「三芳菊」(徳島)馬宮杜氏を囲む会
★ 5月(5/18(日))……第19回 酒友 日本酒学校「獺祭」(山口)桜井社長を囲む会
? 6月( )……第20回 酒友 日本酒学校「黒龍」
? 7月( )……第21回 酒友 日本酒学校「くどき上手」
? 8月( )……第22回 酒友 日本酒学校「旭鳳」
? 9月( )……第23回 酒友 日本酒学校「若波」(福岡)今村友香杜氏を囲む会
★ 10月(10/ )……第24回 酒友 日本酒学校「田酒」(青森)西田社長を囲む会
★ 11月(11/ )……第2回 秋の定例会!「而今」新酒から冷卸までの11種類を一挙に飲み比べる会
実は、?印の蔵元はすべて決まっていて、現在日程調整中なので、月が前後する可能性があります。
(?印の交渉蔵も、「日本五大プレミア酒造」他です!日本酒専門店として20年のキャリアを持つ酒友だからお招きできる蔵元ばかりです!絶対に期待していてください!!)
東北7蔵探訪リポート その3『くどき上手(亀の井酒造)』編
今回ご紹介する蔵元は、「くどき上手」 醸造元・亀の井酒造(山形)です!
上記右の方が、あの「くどき上手」の開発者で社長兼杜氏の5代目・今井俊治氏です!
私が今井社長と出会ったのは、もう15年以上も前で、私の日本酒(発酵学)の師匠だった故・永谷正治先生(元大阪国税局鑑定官室室長)がまだお元気だった頃、大阪で「日本酒勉強会」なるセミナーを開催していた時、特別ゲストとして来阪されていたのがきっかけでした。
その頃の今井社長はまだ専務でした。
今や今井社長の息子さん(「くどき上手」でも“Jr”として有名!)で専務の今井俊典氏が、もう次期社長となるべく、今はお父様の下で杜氏として研鑽しておられます!
当時私はまだ30代半ばで、今やもう50代に入り、いやはや時の流れというものはなんと早いものか! と思う今日この頃です。
この方が、あの“Jr”で有名な息子さんの今井俊典専務です。
実は俊典専務も、今年、東京での日本醸造協会によるセミナーで私が講師として参加した時、セミナーへ参加されていた受講者のお一人でした。
今回来訪して、久しぶりの再会をしました。
ここで少し、「くどき上手、ばくれん」醸造元、亀の井酒造について説明しておきましょう。
まず「くどき上手」の名前の由来は、戦国時代、大きな勢力を持つまでになったある武将の手法がヒント。
「身分が上でも下でも、いかなる人間に対しても武力でなく誠心誠意で説き伏せる」という意味から、「心を溶かし魅了するような酒」として命名された。
蔵元の創業は明治8年。
地元では「亀の井」という銘柄で親しまれる。
第二次世界大戦時は米不足により一時休蔵するが、3代目・今井亀治により再開する。
そして、5代目、現社長の今井俊治氏により、昭和59年より「くどき上手」を発表。
今井俊治社長は東京農大 醸造科を卒業後、あの協会10号酵母(小川酵母)で有名な「明利酒類」で、開発者の小川知可良先生のもと、修業される。
現在蔵元は約1,300石以上で、全量吟醸仕込み。
酒造好適米使用率も100%近く、全商品 精米歩合が47.8%である!
酒の品質管理も万全で、最近も増築して200坪以上の冷蔵設備を導入している。
(私が来訪した時もまだ工事をされていて、真っ白な壁になまこ型がとても綺麗で印象深かった!)
今や出羽桜、十四代と並ぶ、山形県を代表する蔵元として認知されている!
この建物は冷蔵管理された梱包、配送場で、2階は「亀の井酒造・美術 歴史館」となっている。
酒造場はこの道を挟んだ反対側にドーンと建つ!
「亀の井酒造・美術 歴史館」の中です。
明治8年当時に作られた家の部屋を、一部移設してある。
あと、山形に関係する画家の絵やその他が綺麗に飾ってある。
社長自慢の場所となっている!
蔵の周りは田んぼだらけで、私が来訪した8月は稲穂が緑のじゅうたん一色だった!
釜場:このボイラー式和釜で蒸米を造る。
左に見えるのが自動放冷機。
麹室:中央の台の上に蒸米を広げ、種麹菌を撒き、麹米を造る。
もちろん、台の上には「ロードセル」を設置して、蒸米水分量も徹底的に管理する。
亀の井酒造と他一部の蔵元しか使用していない「ハクヨー社製 製麹装置」を使って、製麹していく。
続いて、醪タンク場を案内していただく。
仕込みタンクがズラリと並ぶ。
圧搾(搾り)は、佐瀬式「槽搾り」と「ヤブタ式」、「雫搾り」の3種類で行う。
貯蔵タンクは高価な「サーマルタンク」で行う。
この機械は亀の井酒造の商品の中でも「おしゅん」など、微炭酸を含んだ酒の炭酸ガス圧を調整し、キープさせる特殊な機械。
私が来訪した頃は、ビン詰め場を新築した建物に移動させていたところだった。
このビン詰め機は外国製の大変性能の良い高価なものらしい!
こんな感じで、今井社長直々に蔵内を細かく案内していただいた後、再び応接室に戻ってお話しをした。
実はこここだけの話ですが、今井社長はあまり大阪に対して良い思いを抱いておられなかったようである。
だから、息子である専務(俊典氏)が大阪に力を入れようとした時、社長は「大阪ではあまり売らなくて良い!」と命令を下したそうだ。
理由は、大阪のある大きな酒屋の大将から「大阪ではもっと酸のしっかりした酒が売れる!こんな酸の低い酒では、大阪ではダメだ!」と言われたことをずっと気にしておられ、大阪ではそんなに「くどき上手」等の商品が売れているとは思っておられないようだった。
その証拠に、社長は私に対して「酒友さん、大阪ではどこの酒が人気ですか?」と質問をされた!
こんなにも大阪で「くどき上手」は超人気ですぐに売り切れてしまう商品なのに…!と、私としては本当にビックリした!!
以前より社長にお電話では「大阪に来て、酒友で『くどき上手の会』をしてくださいよ!」と直訴していたが、その度に「酒友さんとお会いした十数年前から大阪へはあまり行ってないし、最近では酒の会どころか、蔵見学もお断りしていますので…」と仰っていたが、本当に大阪での「くどき上手」の人気をあまり理解なさっていなかったのだ!!
そこで私は、いつものように熱い口調で社長に対して、同じ山形で低酸の「十四代」の人気を例に挙げ、「くどき上手」がこんなにも大阪で大人気の理由を説明してきました。
そしてやっと、“くどき上手”の社長を“くどき落とし”て、来年の7~8月、「息子の俊典専務で良いなら…」というお返事を頂けました!!
ちなみに、俊典専務は“山形のEXILE”として有名になっています!(笑)
一応 酒造りは5月くらいまで続くということで、「詳細は来年に入ってから」ということになりました。
大阪のくどき上手ファンの方々は楽しみに待っていてください!!
大阪初の『くどき上手の会』は、必ず当店 酒友で実現させます!!
帰りの際は、「くどき上手・純米大吟醸」までお土産に頂きました。
今井社長、本当にありがとうございました。
必ず来年、『くどき上手の会』を開催したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします!!
上記右の方が、あの「くどき上手」の開発者で社長兼杜氏の5代目・今井俊治氏です!
私が今井社長と出会ったのは、もう15年以上も前で、私の日本酒(発酵学)の師匠だった故・永谷正治先生(元大阪国税局鑑定官室室長)がまだお元気だった頃、大阪で「日本酒勉強会」なるセミナーを開催していた時、特別ゲストとして来阪されていたのがきっかけでした。
その頃の今井社長はまだ専務でした。
今や今井社長の息子さん(「くどき上手」でも“Jr”として有名!)で専務の今井俊典氏が、もう次期社長となるべく、今はお父様の下で杜氏として研鑽しておられます!
当時私はまだ30代半ばで、今やもう50代に入り、いやはや時の流れというものはなんと早いものか! と思う今日この頃です。
この方が、あの“Jr”で有名な息子さんの今井俊典専務です。
実は俊典専務も、今年、東京での日本醸造協会によるセミナーで私が講師として参加した時、セミナーへ参加されていた受講者のお一人でした。
今回来訪して、久しぶりの再会をしました。
ここで少し、「くどき上手、ばくれん」醸造元、亀の井酒造について説明しておきましょう。
まず「くどき上手」の名前の由来は、戦国時代、大きな勢力を持つまでになったある武将の手法がヒント。
「身分が上でも下でも、いかなる人間に対しても武力でなく誠心誠意で説き伏せる」という意味から、「心を溶かし魅了するような酒」として命名された。
蔵元の創業は明治8年。
地元では「亀の井」という銘柄で親しまれる。
第二次世界大戦時は米不足により一時休蔵するが、3代目・今井亀治により再開する。
そして、5代目、現社長の今井俊治氏により、昭和59年より「くどき上手」を発表。
今井俊治社長は東京農大 醸造科を卒業後、あの協会10号酵母(小川酵母)で有名な「明利酒類」で、開発者の小川知可良先生のもと、修業される。
現在蔵元は約1,300石以上で、全量吟醸仕込み。
酒造好適米使用率も100%近く、全商品 精米歩合が47.8%である!
酒の品質管理も万全で、最近も増築して200坪以上の冷蔵設備を導入している。
(私が来訪した時もまだ工事をされていて、真っ白な壁になまこ型がとても綺麗で印象深かった!)
今や出羽桜、十四代と並ぶ、山形県を代表する蔵元として認知されている!
この建物は冷蔵管理された梱包、配送場で、2階は「亀の井酒造・美術 歴史館」となっている。
酒造場はこの道を挟んだ反対側にドーンと建つ!
「亀の井酒造・美術 歴史館」の中です。
明治8年当時に作られた家の部屋を、一部移設してある。
あと、山形に関係する画家の絵やその他が綺麗に飾ってある。
社長自慢の場所となっている!
蔵の周りは田んぼだらけで、私が来訪した8月は稲穂が緑のじゅうたん一色だった!
釜場:このボイラー式和釜で蒸米を造る。
左に見えるのが自動放冷機。
麹室:中央の台の上に蒸米を広げ、種麹菌を撒き、麹米を造る。
もちろん、台の上には「ロードセル」を設置して、蒸米水分量も徹底的に管理する。
亀の井酒造と他一部の蔵元しか使用していない「ハクヨー社製 製麹装置」を使って、製麹していく。
続いて、醪タンク場を案内していただく。
仕込みタンクがズラリと並ぶ。
圧搾(搾り)は、佐瀬式「槽搾り」と「ヤブタ式」、「雫搾り」の3種類で行う。
貯蔵タンクは高価な「サーマルタンク」で行う。
この機械は亀の井酒造の商品の中でも「おしゅん」など、微炭酸を含んだ酒の炭酸ガス圧を調整し、キープさせる特殊な機械。
私が来訪した頃は、ビン詰め場を新築した建物に移動させていたところだった。
このビン詰め機は外国製の大変性能の良い高価なものらしい!
こんな感じで、今井社長直々に蔵内を細かく案内していただいた後、再び応接室に戻ってお話しをした。
実はこここだけの話ですが、今井社長はあまり大阪に対して良い思いを抱いておられなかったようである。
だから、息子である専務(俊典氏)が大阪に力を入れようとした時、社長は「大阪ではあまり売らなくて良い!」と命令を下したそうだ。
理由は、大阪のある大きな酒屋の大将から「大阪ではもっと酸のしっかりした酒が売れる!こんな酸の低い酒では、大阪ではダメだ!」と言われたことをずっと気にしておられ、大阪ではそんなに「くどき上手」等の商品が売れているとは思っておられないようだった。
その証拠に、社長は私に対して「酒友さん、大阪ではどこの酒が人気ですか?」と質問をされた!
こんなにも大阪で「くどき上手」は超人気ですぐに売り切れてしまう商品なのに…!と、私としては本当にビックリした!!
以前より社長にお電話では「大阪に来て、酒友で『くどき上手の会』をしてくださいよ!」と直訴していたが、その度に「酒友さんとお会いした十数年前から大阪へはあまり行ってないし、最近では酒の会どころか、蔵見学もお断りしていますので…」と仰っていたが、本当に大阪での「くどき上手」の人気をあまり理解なさっていなかったのだ!!
そこで私は、いつものように熱い口調で社長に対して、同じ山形で低酸の「十四代」の人気を例に挙げ、「くどき上手」がこんなにも大阪で大人気の理由を説明してきました。
そしてやっと、“くどき上手”の社長を“くどき落とし”て、来年の7~8月、「息子の俊典専務で良いなら…」というお返事を頂けました!!
ちなみに、俊典専務は“山形のEXILE”として有名になっています!(笑)
一応 酒造りは5月くらいまで続くということで、「詳細は来年に入ってから」ということになりました。
大阪のくどき上手ファンの方々は楽しみに待っていてください!!
大阪初の『くどき上手の会』は、必ず当店 酒友で実現させます!!
帰りの際は、「くどき上手・純米大吟醸」までお土産に頂きました。
今井社長、本当にありがとうございました。
必ず来年、『くどき上手の会』を開催したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします!!
『第16回 酒友 日本酒学校・田酒(青森)西田社長を囲む会』終了レポート!
遅くなりましたが、先日10/19(土)『田酒蔵元・西田社長を囲む会』の終了レポートを報告します。
私としては、「大阪初の田酒の会」と言う事と、西田社長より沢山の「田酒グッズ」をご用意して頂き、今までにない気合の入れようで、お料理にしても「田酒の酒質に負けないように!」と、わざわざ青森より食材を取り寄せたりして、何かと経費がかさみ、参加費が通常の会よりも高めになってしまったことを反省しています。
しかし、その甲斐あって、来年も『田酒の会』が開催できるようになりましたので、来年はもっと努力して、皆様が参加しやすいようにしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします!
それでは、今回の「田酒の会」の模様をご報告いたしましょう!
今回は、お酒や蔵元グッズなどの搬入からを紹介していきます。
私はいつも、理由があって、必ずお酒は一週間前に届けて頂くようにしています!
西田社長が気前よくたくさんの「田酒グッズ」を送ってくださったので、お酒と込みでこんなに店内が田酒の箱で溢れかえっています!
これらが超希少な「田酒グッズ」です!
西田社長、本当に有難うございました!!
田酒の前掛け2種類(紺色:ロングタイプ、赤色:ショートタイプ)
田酒の12種類の酒の写真が入った絵はがきセット。
オレンジ色の入れ物にした理由は、エルメスのオレンジカラーを真似して「ブランドUP」を狙ったからだそうです!(笑)
田酒の包装紙に包まれている大きな箱は、「田酒タオルセット」で真っ赤なロゴマークがどんっと入っています!
田酒グラスセット2種類(酒の香味がよく体感できるようデザインされている優れものグラスです!)
田酒のオールカラー写真集2冊セット。(田酒の酒造りのすべてが分かるように、写真に詳しく載っています!)
1.「田酒を醸す」オールカラー246ページ/定価3,800円(
税別)
2.「種を切る」オールカラー133ページ(非売品)
田酒Tシャツ(上:表面、左胸、両袖部分に田酒ロゴマーク、その他文字が入る)
(下:裏面、背中前面に田酒ロゴマークが入る)
そして今回、西田社長が当店酒友用に厳選してくださった「田酒」が、これら11種類です!
左より、
1.善知鳥・大吟醸35(百四捨)、
2.善知鳥・大吟醸40出品酒(山田錦)
3.喜久泉・吟醸50(華吹雪)
左より、
4.田酒・純米大吟醸40斗瓶囲い 出品酒(山田錦)
5.田酒・純米大吟醸40山廃(山田錦)
左より、
6.田酒・純米大吟醸40(百四捨)
7.田酒・純米大吟醸45 四割五分(山田錦)
左より、
8.田酒・古城乃錦 純米大吟醸35かすみ酒(古城錦)
9.田酒・古城乃錦 純米大吟醸45(古城錦)
左より、
10.田酒・純米吟醸55(五百万石)
11.田酒・特別純米55(華吹雪)
私が田酒の中でも「ひねりを入れたラベルだな!」とニヤリとするのが、上記でも多々出てくる「百四捨」である。
実はこれは、青森県が兵庫県の山田錦に匹敵する青森県オリジナル酒米として大吟醸用酒米を狙って開発し、平成13年(2001年)に認可された酒米「華想い」の交配中のコードネーム「青系酒140号」から取ったもので、「華想い」を表す表記なのだ!(青森県では4番目に開発された最新酒米!)
あと青森県が開発した酒米は、「古城錦(青系62号)」(青森県初の酒米で、昭和46年(1967年)に認可)と、「華吹雪(青系97号)」(青森県で3番目(昭和63年)に開発。ちなみに2番目は「豊盃」で、今は三浦酒造のみが復活栽培している)が田酒には使用され、あとは兵庫産の「山田錦」も使用される。(今年12月より「五百万石」版も初出荷されます)
また、上記の酒の中で、通常では入手不可能となる酒が2、4、8で、特に10.田酒・純米吟(五百万石)はまだ出荷されたことのない、いわゆる「田酒のニューフェイス」で、今年の12月から出荷予定!(しかし、全国唯一、当店「酒友」でなら、今、この「五百万石」版を置いていますので、日本で一番目に飲めますよ!)
そして今回店長が一番気合を入れて田酒の酒質に合うように考案した料理メニューが、これらです!!
1.津軽 日本海の珍味三種(津軽産タラの白子ポン酢、青森 大和家のイカ塩辛、青森八戸産〆鯖の大根ロール)
2.津軽 日本海の造り六種(津軽産・活ホタテ、津軽大間産・マグロ、津軽産・ヒラメ、北海道 歯舞産・サンマ、サーモン、カンパチ)
3.酒肴 八寸
1)青森 大湊海軍コロッケ(青森一球入魂カボチャと津軽産ホタテの旨煮入りコロッケ)
2)青森特産 かに菊花巻き風出し巻
3)津軽産カニ身の酒友オリジナルシュウマイ
4)若鳥の唐揚げ
5)鶏ササミたたきの梅肉和え
6)沖縄あぐー豚の焼きフランク・粒マスタード添え
4.津軽 日本海仕様 海の幸ウニのグラタン
5.津軽産 魚介類の贅沢シーザーサラダ(津軽産イクラ、ホタテ、マグロ 他)
6.青森県下北半島のいか寿司・酒友オリジナル仕様
7.沖縄ソーキ汁ベースの青森せんべい汁仕立て
8.青森八戸産乾物珍味三種(八戸産 鮭とば、姫タラ、ホタテ貝ヒモ)
9.津軽リンゴのデザート
というように、今回は(9品目25種類以上)のオール青森産仕様の超贅沢豪華フルコースをご提供いたしました!
「田酒」の最上から順番に11種類の酒と、この料理メニューで、参加費9,500円でした!
しかし来年からは、ここまで「青森産」にこだわらず、且つ味は落とさず工夫して、「田酒」の酒質に合わせたメニューをまた考案いたしますので、よろしくお願いいたします!!
さて、次は、日本酒学校「田酒」編の授業(イベント)の模様をご紹介していこうと思います。
まず、このお方が、田酒蔵元(西田酒造)の5代目・西田司社長です!(店長より1つ年上です)
実は「田酒」は、以前、関西のある大きなホテルで複数の蔵元が集まっての日本酒の会に一度参加されたことがあったそうです。
しかしその時、田酒のブーズには人が集まらなかったため、西田社長は「関西では田酒は人気がないもの」と思い込んでおられ、特に関西には力を入れず、未だに一軒の特約店も作らず、一度も『田酒の会』の開催を受け付けもしませんでした。
しかしこの度、私とは日本醸造協会による東京セミナーで講師同士という立場で知り合ったこと、そして私自身が田酒の大ファンで、20年前にこの酒友を創設した頃より田酒を定番酒としてずっと愛し、取り扱っていたことを酒友のホームページで理解されていて(つまり、西田社長はいつの間にか酒友HPをチェックしておられたのでした!)、私が「ぜひ酒友で田酒の会を!」というお願いに、即快諾してくださいました!!
このようにして、個人店としては関西初の『田酒の会』が開催されることになったのです!
さらに、また来年も開催することを約束してくださいました!!
私は大阪に田酒ファンがいてくれる限り、毎年の定期開催にしていただくつもりでいますので、「大阪の田酒ファン」は、どんどん酒友に来てくださいね!(^^)
それでは、今回の授業(イベント)の1時限目の模様からです!
●1時限目:「西田社長のご挨拶及び田酒蔵について」の授業
●2時限目:「今回の出品酒の説明を聞きながら、唎き酒してみよう!」の授業
まず最初に、店長(全国唎き酒大会大阪大会第1位!)より、正式な唎き酒方法の説明がレクチャーされました。
この方法を学んでから、田酒の酒を西田社長の解説の下、実際に唎き酒していただきました。
●3時限目:「給食」時間のスタートです!
2時限目まではお酒の話を聞き、真剣に唎き酒していただくという、「集中して学ぶ授業」でしたが、この3時限目以降は、心を開放して、参加者全員でお酒とお料理を思い切り楽しむ!という授業です!!
この「静と動」、「集中すると解放する」の正対する、いわゆる「メリハリ」のある『日本酒の会』が、『酒友 日本酒学校・蔵元を囲む会』の最大の特徴なのです!!
●4時限目:「蔵元と日本酒ディスカッションしよう!」
参加者の皆様も、田酒をたらふく飲んで、だんだんとお口の回転も絶好調になってきたでしょうか??
西田社長も各テーブルに入り込んで、酒談義も満開です!
●5時限目:「蔵元グッズ争奪戦ゲーム」スタート!!
西田社長の補佐役に店長もついて、一挙に会場のムードを最高潮に押し上げていく瞬間です!!
早速 西田社長の出した問題に手を挙げて答えようとする参加者も!
何の「田酒グッズ」が貰えるのか…!!
●終礼:西田社長による終わりのご挨拶
この後、参加者より、「来年もやってほしい!!」のアンコールが続き、西田社長も「それじゃ、来年も兵庫・東条の山田錦の生育を見に関西入りするので、“ついでに” 酒友でやりましょう!!」と、笑いながら言ってくださいました!
(一部の読者様に言っておきますが、あくまで「ついでに」なので、通常は「田酒蔵元」は)受け付けておりませんので、勘違いなさらないようにお気を付け下さい。)
こんな感じで、「幻蔵の会」(あくまで通常は業務店主催の会には出ないという意)と言える、関西初の『田酒の会』を無事終了することが出来ました。
参加者も、雑誌などでしか見たことのない「田酒の上級酒の数々」を実際に目の当たりにして、それも好きなだけ飲めるということで、通常の「酒友の会」では感じたことのないムードを感じた会でした。
西田社長には無理を言って田酒の最上級酒ばかりをご用意していただいただけではなく、多くの田酒グッズまでもご用意してくださり、本当にありがとうございました。
来年は会の進行も変え、もっとアイデア溢れる楽しい会となるよう努力いたしますので、またよろしくお願いいたします。
ということで、来年も10月に『第2回 田酒の会』を開催いたしますので、皆様お楽しみに!!
ここで来年の『田酒の会』決定を発表しましたので、来年 平成26年度の『酒友・日本酒の会』としてすでに予定決定している蔵元様の発表をしておきます!!
よくチェックして、「この蔵元の会を待ってたのヨ!」というのがありましたら、お早めに準備しておいてくださいネ!
私としては、「大阪初の田酒の会」と言う事と、西田社長より沢山の「田酒グッズ」をご用意して頂き、今までにない気合の入れようで、お料理にしても「田酒の酒質に負けないように!」と、わざわざ青森より食材を取り寄せたりして、何かと経費がかさみ、参加費が通常の会よりも高めになってしまったことを反省しています。
しかし、その甲斐あって、来年も『田酒の会』が開催できるようになりましたので、来年はもっと努力して、皆様が参加しやすいようにしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします!
それでは、今回の「田酒の会」の模様をご報告いたしましょう!
今回は、お酒や蔵元グッズなどの搬入からを紹介していきます。
私はいつも、理由があって、必ずお酒は一週間前に届けて頂くようにしています!
西田社長が気前よくたくさんの「田酒グッズ」を送ってくださったので、お酒と込みでこんなに店内が田酒の箱で溢れかえっています!
これらが超希少な「田酒グッズ」です!
西田社長、本当に有難うございました!!
田酒の前掛け2種類(紺色:ロングタイプ、赤色:ショートタイプ)
田酒の12種類の酒の写真が入った絵はがきセット。
オレンジ色の入れ物にした理由は、エルメスのオレンジカラーを真似して「ブランドUP」を狙ったからだそうです!(笑)
田酒の包装紙に包まれている大きな箱は、「田酒タオルセット」で真っ赤なロゴマークがどんっと入っています!
田酒グラスセット2種類(酒の香味がよく体感できるようデザインされている優れものグラスです!)
田酒のオールカラー写真集2冊セット。(田酒の酒造りのすべてが分かるように、写真に詳しく載っています!)
1.「田酒を醸す」オールカラー246ページ/定価3,800円(
税別)
2.「種を切る」オールカラー133ページ(非売品)
田酒Tシャツ(上:表面、左胸、両袖部分に田酒ロゴマーク、その他文字が入る)
(下:裏面、背中前面に田酒ロゴマークが入る)
そして今回、西田社長が当店酒友用に厳選してくださった「田酒」が、これら11種類です!
左より、
1.善知鳥・大吟醸35(百四捨)、
2.善知鳥・大吟醸40出品酒(山田錦)
3.喜久泉・吟醸50(華吹雪)
左より、
4.田酒・純米大吟醸40斗瓶囲い 出品酒(山田錦)
5.田酒・純米大吟醸40山廃(山田錦)
左より、
6.田酒・純米大吟醸40(百四捨)
7.田酒・純米大吟醸45 四割五分(山田錦)
左より、
8.田酒・古城乃錦 純米大吟醸35かすみ酒(古城錦)
9.田酒・古城乃錦 純米大吟醸45(古城錦)
左より、
10.田酒・純米吟醸55(五百万石)
11.田酒・特別純米55(華吹雪)
私が田酒の中でも「ひねりを入れたラベルだな!」とニヤリとするのが、上記でも多々出てくる「百四捨」である。
実はこれは、青森県が兵庫県の山田錦に匹敵する青森県オリジナル酒米として大吟醸用酒米を狙って開発し、平成13年(2001年)に認可された酒米「華想い」の交配中のコードネーム「青系酒140号」から取ったもので、「華想い」を表す表記なのだ!(青森県では4番目に開発された最新酒米!)
あと青森県が開発した酒米は、「古城錦(青系62号)」(青森県初の酒米で、昭和46年(1967年)に認可)と、「華吹雪(青系97号)」(青森県で3番目(昭和63年)に開発。ちなみに2番目は「豊盃」で、今は三浦酒造のみが復活栽培している)が田酒には使用され、あとは兵庫産の「山田錦」も使用される。(今年12月より「五百万石」版も初出荷されます)
また、上記の酒の中で、通常では入手不可能となる酒が2、4、8で、特に10.田酒・純米吟(五百万石)はまだ出荷されたことのない、いわゆる「田酒のニューフェイス」で、今年の12月から出荷予定!(しかし、全国唯一、当店「酒友」でなら、今、この「五百万石」版を置いていますので、日本で一番目に飲めますよ!)
そして今回店長が一番気合を入れて田酒の酒質に合うように考案した料理メニューが、これらです!!
1.津軽 日本海の珍味三種(津軽産タラの白子ポン酢、青森 大和家のイカ塩辛、青森八戸産〆鯖の大根ロール)
2.津軽 日本海の造り六種(津軽産・活ホタテ、津軽大間産・マグロ、津軽産・ヒラメ、北海道 歯舞産・サンマ、サーモン、カンパチ)
3.酒肴 八寸
1)青森 大湊海軍コロッケ(青森一球入魂カボチャと津軽産ホタテの旨煮入りコロッケ)
2)青森特産 かに菊花巻き風出し巻
3)津軽産カニ身の酒友オリジナルシュウマイ
4)若鳥の唐揚げ
5)鶏ササミたたきの梅肉和え
6)沖縄あぐー豚の焼きフランク・粒マスタード添え
4.津軽 日本海仕様 海の幸ウニのグラタン
5.津軽産 魚介類の贅沢シーザーサラダ(津軽産イクラ、ホタテ、マグロ 他)
6.青森県下北半島のいか寿司・酒友オリジナル仕様
7.沖縄ソーキ汁ベースの青森せんべい汁仕立て
8.青森八戸産乾物珍味三種(八戸産 鮭とば、姫タラ、ホタテ貝ヒモ)
9.津軽リンゴのデザート
というように、今回は(9品目25種類以上)のオール青森産仕様の超贅沢豪華フルコースをご提供いたしました!
「田酒」の最上から順番に11種類の酒と、この料理メニューで、参加費9,500円でした!
しかし来年からは、ここまで「青森産」にこだわらず、且つ味は落とさず工夫して、「田酒」の酒質に合わせたメニューをまた考案いたしますので、よろしくお願いいたします!!
さて、次は、日本酒学校「田酒」編の授業(イベント)の模様をご紹介していこうと思います。
まず、このお方が、田酒蔵元(西田酒造)の5代目・西田司社長です!(店長より1つ年上です)
実は「田酒」は、以前、関西のある大きなホテルで複数の蔵元が集まっての日本酒の会に一度参加されたことがあったそうです。
しかしその時、田酒のブーズには人が集まらなかったため、西田社長は「関西では田酒は人気がないもの」と思い込んでおられ、特に関西には力を入れず、未だに一軒の特約店も作らず、一度も『田酒の会』の開催を受け付けもしませんでした。
しかしこの度、私とは日本醸造協会による東京セミナーで講師同士という立場で知り合ったこと、そして私自身が田酒の大ファンで、20年前にこの酒友を創設した頃より田酒を定番酒としてずっと愛し、取り扱っていたことを酒友のホームページで理解されていて(つまり、西田社長はいつの間にか酒友HPをチェックしておられたのでした!)、私が「ぜひ酒友で田酒の会を!」というお願いに、即快諾してくださいました!!
このようにして、個人店としては関西初の『田酒の会』が開催されることになったのです!
さらに、また来年も開催することを約束してくださいました!!
私は大阪に田酒ファンがいてくれる限り、毎年の定期開催にしていただくつもりでいますので、「大阪の田酒ファン」は、どんどん酒友に来てくださいね!(^^)
それでは、今回の授業(イベント)の1時限目の模様からです!
●1時限目:「西田社長のご挨拶及び田酒蔵について」の授業
●2時限目:「今回の出品酒の説明を聞きながら、唎き酒してみよう!」の授業
まず最初に、店長(全国唎き酒大会大阪大会第1位!)より、正式な唎き酒方法の説明がレクチャーされました。
この方法を学んでから、田酒の酒を西田社長の解説の下、実際に唎き酒していただきました。
●3時限目:「給食」時間のスタートです!
2時限目まではお酒の話を聞き、真剣に唎き酒していただくという、「集中して学ぶ授業」でしたが、この3時限目以降は、心を開放して、参加者全員でお酒とお料理を思い切り楽しむ!という授業です!!
この「静と動」、「集中すると解放する」の正対する、いわゆる「メリハリ」のある『日本酒の会』が、『酒友 日本酒学校・蔵元を囲む会』の最大の特徴なのです!!
●4時限目:「蔵元と日本酒ディスカッションしよう!」
参加者の皆様も、田酒をたらふく飲んで、だんだんとお口の回転も絶好調になってきたでしょうか??
西田社長も各テーブルに入り込んで、酒談義も満開です!
●5時限目:「蔵元グッズ争奪戦ゲーム」スタート!!
西田社長の補佐役に店長もついて、一挙に会場のムードを最高潮に押し上げていく瞬間です!!
早速 西田社長の出した問題に手を挙げて答えようとする参加者も!
何の「田酒グッズ」が貰えるのか…!!
●終礼:西田社長による終わりのご挨拶
この後、参加者より、「来年もやってほしい!!」のアンコールが続き、西田社長も「それじゃ、来年も兵庫・東条の山田錦の生育を見に関西入りするので、“ついでに” 酒友でやりましょう!!」と、笑いながら言ってくださいました!
(一部の読者様に言っておきますが、あくまで「ついでに」なので、通常は「田酒蔵元」は)受け付けておりませんので、勘違いなさらないようにお気を付け下さい。)
こんな感じで、「幻蔵の会」(あくまで通常は業務店主催の会には出ないという意)と言える、関西初の『田酒の会』を無事終了することが出来ました。
参加者も、雑誌などでしか見たことのない「田酒の上級酒の数々」を実際に目の当たりにして、それも好きなだけ飲めるということで、通常の「酒友の会」では感じたことのないムードを感じた会でした。
西田社長には無理を言って田酒の最上級酒ばかりをご用意していただいただけではなく、多くの田酒グッズまでもご用意してくださり、本当にありがとうございました。
来年は会の進行も変え、もっとアイデア溢れる楽しい会となるよう努力いたしますので、またよろしくお願いいたします。
ということで、来年も10月に『第2回 田酒の会』を開催いたしますので、皆様お楽しみに!!
ここで来年の『田酒の会』決定を発表しましたので、来年 平成26年度の『酒友・日本酒の会』としてすでに予定決定している蔵元様の発表をしておきます!!
よくチェックして、「この蔵元の会を待ってたのヨ!」というのがありましたら、お早めに準備しておいてくださいネ!
◆2014年(平成26年)『酒友 日本酒の会』イベント情報!
実は、?印の蔵元はすべて決まっていて、現在日程調整中なので、月が前後する可能性があります。
(?印の交渉蔵も、「日本五大プレミア酒造」他です!日本酒専門店として20年のキャリアを持つ酒友だからお招きできる蔵元ばかりです!絶対に期待していてください!!)
★ 1月(1/11(土))……第3回 日本酒初心者セミナー&全国「幻酒米12選」の個性を楽しむ会
★ 2月(2/8(土))……第2回 早春の定例会!「十四代」の希少&代表銘柄(12種類)を楽しむ会
? 3月(3/15(土))……第17回 酒友 日本酒学校「豊賀」(長野)高沢専務を囲む会
★ 4月(4/6(日))……第18回 酒友 日本酒学校「三芳菊」(徳島)馬宮杜氏を囲む会
★ 5月(5/11(日))……第19回 酒友 日本酒学校「獺祭」(山口)桜井社長を囲む会
? 6月( )……第20回 酒友 日本酒学校「黒龍」
? 7月( )……第21回 酒友 日本酒学校「くどき上手」
? 8月( )……第22回 酒友 日本酒学校「旭鳳」
? 9月( )……第23回 酒友 日本酒学校「若波」(福岡)今村友香杜氏を囲む会
★ 10月(10/ )……第24回 酒友 日本酒学校「田酒」(青森)西田社長を囲む会
★ 11月(11/ )……第2回 秋の定例会!「而今」新酒から冷卸までの11種類を一挙に飲み比べる会
(※ ★印⇒開催決定! / ?印⇒現在交渉中)★ 2月(2/8(土))……第2回 早春の定例会!「十四代」の希少&代表銘柄(12種類)を楽しむ会
? 3月(3/15(土))……第17回 酒友 日本酒学校「豊賀」(長野)高沢専務を囲む会
★ 4月(4/6(日))……第18回 酒友 日本酒学校「三芳菊」(徳島)馬宮杜氏を囲む会
★ 5月(5/11(日))……第19回 酒友 日本酒学校「獺祭」(山口)桜井社長を囲む会
? 6月( )……第20回 酒友 日本酒学校「黒龍」
? 7月( )……第21回 酒友 日本酒学校「くどき上手」
? 8月( )……第22回 酒友 日本酒学校「旭鳳」
? 9月( )……第23回 酒友 日本酒学校「若波」(福岡)今村友香杜氏を囲む会
★ 10月(10/ )……第24回 酒友 日本酒学校「田酒」(青森)西田社長を囲む会
★ 11月(11/ )……第2回 秋の定例会!「而今」新酒から冷卸までの11種類を一挙に飲み比べる会
実は、?印の蔵元はすべて決まっていて、現在日程調整中なので、月が前後する可能性があります。
(?印の交渉蔵も、「日本五大プレミア酒造」他です!日本酒専門店として20年のキャリアを持つ酒友だからお招きできる蔵元ばかりです!絶対に期待していてください!!)
H25.11/9(土) 第2回 酒友・秋の定例会『而今(新酒~冷卸まで)11種類を一挙に飲み比べ
「而今」の「冬の新酒・しぼりたて~秋の最終版・冷卸」までの“而今のすべて”といえる11種類を、ナント「一挙に飲み比べしていただける!」という、大変貴重な会です!
特に、出品酒レベルの「大吟醸」や、仕込み量が極少の十四代蔵が開発した酒米「酒未来」、24BYには使用されなくなった酵母でイソアミル系のひときわ高い香りを出す「MK-3酵母」を使用した(23BY)五百万石MK-3・純米吟醸(生)、23BYと24BYの「BY」違いの「八反錦・純米吟醸」と「八反錦・おり絡み純米吟醸」の3種類飲み比べなど、而今の豊富なスペックを多く持つ酒友だからこそ可能な『而今の会』です!!
もちろんお料理の方も店長が世間に初めて公開した「料理と日本酒の相性理論」(日本醸造協会公認)を駆使して考案した、而今の酒質にバッチリ合った数々の料理をフルコース形式でゆっくりと味わっていただきます!
「而今」は超人気蔵につき、すでに「酒友メンバーズ会員優先予約」は満席となりましたので、あと「一般予約」のみで、若干名参加募集をいたします。
「まだ酒友・日本酒の会へ行ったことはないが、これからも参加してみたい!」と思われる方、大歓迎いたします!
いつ予約するの? 今でしょ!!(←古い)
特に、出品酒レベルの「大吟醸」や、仕込み量が極少の十四代蔵が開発した酒米「酒未来」、24BYには使用されなくなった酵母でイソアミル系のひときわ高い香りを出す「MK-3酵母」を使用した(23BY)五百万石MK-3・純米吟醸(生)、23BYと24BYの「BY」違いの「八反錦・純米吟醸」と「八反錦・おり絡み純米吟醸」の3種類飲み比べなど、而今の豊富なスペックを多く持つ酒友だからこそ可能な『而今の会』です!!
もちろんお料理の方も店長が世間に初めて公開した「料理と日本酒の相性理論」(日本醸造協会公認)を駆使して考案した、而今の酒質にバッチリ合った数々の料理をフルコース形式でゆっくりと味わっていただきます!
「而今」は超人気蔵につき、すでに「酒友メンバーズ会員優先予約」は満席となりましたので、あと「一般予約」のみで、若干名参加募集をいたします。
「まだ酒友・日本酒の会へ行ったことはないが、これからも参加してみたい!」と思われる方、大歓迎いたします!
いつ予約するの? 今でしょ!!(←古い)
【日時】 平成25年 11月9日(土) PM3:00~6:00(2:45までにご来店ください)
【場所】 銘酒居酒屋 酒友(地下鉄 御堂筋線「江坂駅」下車、東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m、徒歩5分)
【連絡先】 店…06-6821-2985 店長直通…090-1719-8679
【参加費】 7,000円
【持ち物】 筆記用具
【場所】 銘酒居酒屋 酒友(地下鉄 御堂筋線「江坂駅」下車、東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m、徒歩5分)
【連絡先】 店…06-6821-2985 店長直通…090-1719-8679
【参加費】 7,000円
【持ち物】 筆記用具
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※お詫び
前回のブログ等で『田酒(青森)の会』の大阪開催は、「最初で最後!」と書きましたが、来年も10月に酒友で「田酒の会」を開催することが決定いたしました。
さらなる努力をし、来年は参加費をもう少し下げることが可能となりました。
ですので、今年参加できなかった方は、ぜひ次回にご期待ください。
『田酒の会』の模様は、後日、このブログでupします!!
前回のブログ等で『田酒(青森)の会』の大阪開催は、「最初で最後!」と書きましたが、来年も10月に酒友で「田酒の会」を開催することが決定いたしました。
さらなる努力をし、来年は参加費をもう少し下げることが可能となりました。
ですので、今年参加できなかった方は、ぜひ次回にご期待ください。
『田酒の会』の模様は、後日、このブログでupします!!
第1回 秋の定例会!「而今」の11種類(新酒~冷卸まで)一挙飲み比べと、秋の味覚を味わう会
最近当店に入ってきている「冷卸」(ひやおろし)の近況報告 第2弾です!
やっと10月も第二週過ぎくらいから秋めいて涼しくなってきました。
やっと秋の酒「冷卸」も本番というところでしょうか!
「冷卸」といっても、最近の蔵元さんはちょっとフライング気味に早く出荷される傾向にあるようです。
早い蔵元さんだと、8月から「冷卸」を出荷していた所もある!
いろいろと諸事情もあるのでしょうが、もう少し季節感も大切にしてもらいたいなとは思いませんか…?
グチはこのくらいにして、「冷卸」報告 第2弾です!
10/18現在、店出ししている「冷卸」とその他の酒です。
左から、
●白露垂珠(冷卸 第2弾)美山錦 純米吟醸
●白露垂珠(冷卸 第3弾)出羽きらり 純米
白露垂珠の特徴は、日本酒度は低いが、甘みを感じさせない低い酸度とアミノ酸の働きが無駄な味のふくらみを抑え、スッキリ、キレイな酒質を造り出している。
左から、
●若波 純米吟醸(H25 福岡局鑑評会 金賞受賞酒)
●若波(冷卸)Je g’ame 寿限無 純米吟醸(H25 福岡局鑑評会 金賞受賞酒)
当店でも毎年『若波の会』を開催してくれる、ご存知「今村友香ちゃん」が造る酒!
今年は大吟造りをやめ、初めて純米大吟を造って勝負に出る!
結果、なんと純米大吟、純米吟、寿限無 純米吟、蒲公英など、すべて福岡局鑑評会で金賞受賞をする活躍を見せました!!
友香ちゃん、おめでとうー!!
また、県外首都圏向け用の「蜻蛉」ラベル以外の「まる若」ラベルを専門に取り扱う店は、大阪では当店だけです!!
◆耳ヨリ情報!
「まる若」シリーズの24BY最終版はこの「寿限無・純吟」ですが、「蜻蛉」シリーズとしての最終版は、今までなかった物で、冬期版として、「黄金蜻蛉・雫搾り純米」を出荷する予定らしいので、皆様お楽しみに!
これは特に、開栓してから5日後くらいから香味が乗ってくる旨酒です!!
現在、なぜか当店ではもうすでに入荷しておりますので、ぜひ飲みに来てくださいね!!(^^)
これが「蜻蛉」シリー24BY最終版“予定”となる「黄金蜻蛉」です!
ラベルが金色で、キラキラしています!(ラベル右端に「雫搾り斗瓶囲い」と書いてあります)
左から、
●而今(冷卸)雄町 純米吟醸
●鯨波(冷卸)純米
「而今」は当店でも定番中の定番酒でいつでもある酒なので、今回説明は省略させて頂きますが、来月11月9日(土)に『24BYのすべての而今を飲み比べる会』を開催しますので、参加したい方は酒友へお電話ください! 宜しくお願いします!
そして今年の鯨波は数ある「冷卸」の中でもトップクラスのバランスのとれた丁度良い味わいを醸し出しています!
左から、
●新政・亜麻猫 白麹酒母造り 特別純米
●新政(冷卸)六號 特別純米
最近の新政(秋田)の若社長兼杜氏である佐藤祐輔氏に、私は注目している。
なぜなら、私が3年前に焼酎 白麹仕込みを発案して加茂福酒造(島根)に造ってもらっている酒(大正の白鬼)があるが、今年、新政も白麹仕込みの酒を出してきたからだ。
どうやら苗字が「佐藤」という人は、私(佐藤順久)も含め、通常の人とは違う発想をする“変人”(?)が多いようだ…!
それからもう一つ、私と似た考えを持っていることがある!
それは、既製の「醸造乳酸」に疑問を持ち、「家付酵母による自然に生成する乳酸菌による乳酸を使用して速醸を造る」という考えを実行しているところだ!
彼は「醸造乳酸は単なる液体にすぎない!」と言い切る。
これが、あの「新政」特有の「清清しく爽やかな香り」の正体である!!
左から、
●竹の園・パンダー族の陰謀(冷卸)純米
●仙禽・あかとんぼ(冷卸)山廃純米
この竹の園(佐賀)は、はっきり言って「ジャケ買い」で、パンダが「じぇじぇじぇ」や「今でしょ!」と言っていて、何が何だかよう分からん所が、私の心を刺激した!
意外とまともな純米酒だった。
仙禽はここ最近旨味の奥行の出し方の特徴が完全に変わった!
これは低いalc(13度)で、原酒として有機酸、アミノ酸をもバランスのとれた酒を研究している一過程によるものか?
左から、
●雁木(冷卸)純米
●雅山流・裏版(冷卸)芳香 雄町
雁木は相変わらず安心して「雁木」らしい濃醇な味わいが楽しめる!
裏・雅山流も期待を裏切らないきれいな旨味の流れを見せる!
さすが、山形の「十四代」を超える山形酒は、この「雅山流」だと私は断言する!!
左から、
●日本泉(25BY 新酒)木槽搾り <生>
●獺祭(25BY 新酒)寒造り早槽 純米大吟48 <生>
もう早くも25BY 新酒だ!
日本泉は私が知る限り、ビルの地下で造る蔵元3蔵のうちの一つ。
おそらく、日本最小の石数のため、一年中 酒を造る。
一年中 酒を造るといえば、次の「獺祭」も有名で、一年中 酒を造る蔵元は新酒も早いのか!?
鍋島(冷卸)ハーベストムーン・クラシック純米
突然、今日入荷してきた酒で、杜氏が変わっても美味く、もしかするとさらに美味くなった気がするような…!
特に今回ここに紹介した酒の中でも目を見張るものがある!!
このブログをupする時には、多分 何種類かは変わると思われますが、当店はとにかく酒の回転が早いため、私も店の「日本酒メニュー」を書き換えるのが追い付かない!
皆様、どうせ日本酒を飲むなら、酒の回転が早く、いつでも新鮮でいかなるプレミア酒でも定価で仕入れ、適正価格・適正量で飲める「酒友」で飲みませんか!!
また、当店 酒友は「酒の種類の多さ」が自慢ではなく、「酒の知識の多さ」が自慢なので、いつでも質問を持って来てください!
その場で分かりやすく即答いたします!!
参加者募集するヨ!
「而今」の「新酒・しぼりたてから秋の最終版・冷卸」まで、大吟醸や希少な「酒未来」なども含めた11種類を一挙に飲み比べて頂けます。
而今は香味の出し方がどれも似ているので、このように全部 一挙に飲み比べてみないと、なかなか味の変化が分かりにくい酒です!
しかし、悲しいかな、「而今」は出荷量も少なく、店によっては値段を高く設定される酒で、このように一挙に飲み比べ出来る機会が最も少ない酒です。
また、これら「而今」の香味に合わせ、秋の素材を使った料理も同時に楽しんで頂けるという、大変 贅沢な会が、ナント7,000円でOK!!
もうこれは参加するしかないネ!!
やっと10月も第二週過ぎくらいから秋めいて涼しくなってきました。
やっと秋の酒「冷卸」も本番というところでしょうか!
「冷卸」といっても、最近の蔵元さんはちょっとフライング気味に早く出荷される傾向にあるようです。
早い蔵元さんだと、8月から「冷卸」を出荷していた所もある!
いろいろと諸事情もあるのでしょうが、もう少し季節感も大切にしてもらいたいなとは思いませんか…?
グチはこのくらいにして、「冷卸」報告 第2弾です!
10/18現在、店出ししている「冷卸」とその他の酒です。
左から、
●白露垂珠(冷卸 第2弾)美山錦 純米吟醸
●白露垂珠(冷卸 第3弾)出羽きらり 純米
白露垂珠の特徴は、日本酒度は低いが、甘みを感じさせない低い酸度とアミノ酸の働きが無駄な味のふくらみを抑え、スッキリ、キレイな酒質を造り出している。
左から、
●若波 純米吟醸(H25 福岡局鑑評会 金賞受賞酒)
●若波(冷卸)Je g’ame 寿限無 純米吟醸(H25 福岡局鑑評会 金賞受賞酒)
当店でも毎年『若波の会』を開催してくれる、ご存知「今村友香ちゃん」が造る酒!
今年は大吟造りをやめ、初めて純米大吟を造って勝負に出る!
結果、なんと純米大吟、純米吟、寿限無 純米吟、蒲公英など、すべて福岡局鑑評会で金賞受賞をする活躍を見せました!!
友香ちゃん、おめでとうー!!
また、県外首都圏向け用の「蜻蛉」ラベル以外の「まる若」ラベルを専門に取り扱う店は、大阪では当店だけです!!
◆耳ヨリ情報!
「まる若」シリーズの24BY最終版はこの「寿限無・純吟」ですが、「蜻蛉」シリーズとしての最終版は、今までなかった物で、冬期版として、「黄金蜻蛉・雫搾り純米」を出荷する予定らしいので、皆様お楽しみに!
これは特に、開栓してから5日後くらいから香味が乗ってくる旨酒です!!
現在、なぜか当店ではもうすでに入荷しておりますので、ぜひ飲みに来てくださいね!!(^^)
これが「蜻蛉」シリー24BY最終版“予定”となる「黄金蜻蛉」です!
ラベルが金色で、キラキラしています!(ラベル右端に「雫搾り斗瓶囲い」と書いてあります)
左から、
●而今(冷卸)雄町 純米吟醸
●鯨波(冷卸)純米
「而今」は当店でも定番中の定番酒でいつでもある酒なので、今回説明は省略させて頂きますが、来月11月9日(土)に『24BYのすべての而今を飲み比べる会』を開催しますので、参加したい方は酒友へお電話ください! 宜しくお願いします!
そして今年の鯨波は数ある「冷卸」の中でもトップクラスのバランスのとれた丁度良い味わいを醸し出しています!
左から、
●新政・亜麻猫 白麹酒母造り 特別純米
●新政(冷卸)六號 特別純米
最近の新政(秋田)の若社長兼杜氏である佐藤祐輔氏に、私は注目している。
なぜなら、私が3年前に焼酎 白麹仕込みを発案して加茂福酒造(島根)に造ってもらっている酒(大正の白鬼)があるが、今年、新政も白麹仕込みの酒を出してきたからだ。
どうやら苗字が「佐藤」という人は、私(佐藤順久)も含め、通常の人とは違う発想をする“変人”(?)が多いようだ…!
それからもう一つ、私と似た考えを持っていることがある!
それは、既製の「醸造乳酸」に疑問を持ち、「家付酵母による自然に生成する乳酸菌による乳酸を使用して速醸を造る」という考えを実行しているところだ!
彼は「醸造乳酸は単なる液体にすぎない!」と言い切る。
これが、あの「新政」特有の「清清しく爽やかな香り」の正体である!!
左から、
●竹の園・パンダー族の陰謀(冷卸)純米
●仙禽・あかとんぼ(冷卸)山廃純米
この竹の園(佐賀)は、はっきり言って「ジャケ買い」で、パンダが「じぇじぇじぇ」や「今でしょ!」と言っていて、何が何だかよう分からん所が、私の心を刺激した!
意外とまともな純米酒だった。
仙禽はここ最近旨味の奥行の出し方の特徴が完全に変わった!
これは低いalc(13度)で、原酒として有機酸、アミノ酸をもバランスのとれた酒を研究している一過程によるものか?
左から、
●雁木(冷卸)純米
●雅山流・裏版(冷卸)芳香 雄町
雁木は相変わらず安心して「雁木」らしい濃醇な味わいが楽しめる!
裏・雅山流も期待を裏切らないきれいな旨味の流れを見せる!
さすが、山形の「十四代」を超える山形酒は、この「雅山流」だと私は断言する!!
左から、
●日本泉(25BY 新酒)木槽搾り <生>
●獺祭(25BY 新酒)寒造り早槽 純米大吟48 <生>
もう早くも25BY 新酒だ!
日本泉は私が知る限り、ビルの地下で造る蔵元3蔵のうちの一つ。
おそらく、日本最小の石数のため、一年中 酒を造る。
一年中 酒を造るといえば、次の「獺祭」も有名で、一年中 酒を造る蔵元は新酒も早いのか!?
鍋島(冷卸)ハーベストムーン・クラシック純米
突然、今日入荷してきた酒で、杜氏が変わっても美味く、もしかするとさらに美味くなった気がするような…!
特に今回ここに紹介した酒の中でも目を見張るものがある!!
このブログをupする時には、多分 何種類かは変わると思われますが、当店はとにかく酒の回転が早いため、私も店の「日本酒メニュー」を書き換えるのが追い付かない!
皆様、どうせ日本酒を飲むなら、酒の回転が早く、いつでも新鮮でいかなるプレミア酒でも定価で仕入れ、適正価格・適正量で飲める「酒友」で飲みませんか!!
また、当店 酒友は「酒の種類の多さ」が自慢ではなく、「酒の知識の多さ」が自慢なので、いつでも質問を持って来てください!
その場で分かりやすく即答いたします!!
『第1回 酒友・秋の定例会「而今」の11種類(新酒~冷卸)一挙飲み比べと秋の味覚を味わう会』を11月9日(土)開催します!!
参加者募集するヨ!
「而今」の「新酒・しぼりたてから秋の最終版・冷卸」まで、大吟醸や希少な「酒未来」なども含めた11種類を一挙に飲み比べて頂けます。
而今は香味の出し方がどれも似ているので、このように全部 一挙に飲み比べてみないと、なかなか味の変化が分かりにくい酒です!
しかし、悲しいかな、「而今」は出荷量も少なく、店によっては値段を高く設定される酒で、このように一挙に飲み比べ出来る機会が最も少ない酒です。
また、これら「而今」の香味に合わせ、秋の素材を使った料理も同時に楽しんで頂けるという、大変 贅沢な会が、ナント7,000円でOK!!
もうこれは参加するしかないネ!!
【日時】 平成25年 11月9日(土) PM3:00~6:00(2:45までにご来店ください)
【場所】 銘酒居酒屋 酒友(地下鉄 御堂筋線「江坂駅」下車。東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m。徒歩5分)
【連絡先】 店:06-6821-2985 店長直通:090-1719-8679
【参加費】 7,000円
【持ち物】 筆記用具
【場所】 銘酒居酒屋 酒友(地下鉄 御堂筋線「江坂駅」下車。東急ハンズ前「フォルクス」真後ろ100m。徒歩5分)
【連絡先】 店:06-6821-2985 店長直通:090-1719-8679
【参加費】 7,000円
【持ち物】 筆記用具