ちょうど5年前の今頃、生後4ヶ月の頃、先天性股関節脱臼の牽引治療のために入院していました。

あれから5年。
色んなことがあったけれど、時が経つのは本当に早いです。

娘はタイプCの完全脱臼で、当然リーメンビューゲルでは治療できず、牽引治療、ギプス、装具固定で、半年近く治療に時間がかかりました。

その間物理的に身動きできない状態が続いていたために、運動面の発達が遅れました。

健常の子であれば、遅れを取り戻すことが必ず出来ますが、娘は後に知的障害と自閉症があることが判明し、歩き始めたのが2歳8ヶ月。

その後も遅れは取り戻すことができず、5歳の今も小走り程度で走ることはできません。

ジャンプや介助なしの階段の昇り降りも難しいです。

そんな娘ですが、運動発達が遅れたことにより、治療後に股関節に負担があまりかからなかったことがよかったようで、脱臼の程度が重く治療に時間がかかった割には、経過良好です。

先日一年ぶりに検診に行って来ましたが、経過はとても良くて、現時点では手術も必要ないとのことで、ホッとしています。
タイプCでは手術になるケースが多いです。

たまには良いこともあるものですねニコニコ


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話は変わって発達の話です。

発達は粗大運動からと良く言いますが、最近それをすごく実感します。

亀よりゆっくりな成長の娘ですが、最近歩ける距離が伸びてきて、小走りのスピードがアップしたり、片手で介助すれば、階段を片足を交互に出して昇れるようになりました。

体幹が少し安定してきたと思ったら、今までは開けられなかった引き戸を開けられるようになったり、スプーンの使い方が上手になりましたナイフとフォーク

手先だけでなく、まずは粗大運動、体幹を鍛えるべしとよく聞きますが、本当にそうだなと実感しました。

食べ物限定ですが、欲しいものを指差すこともやっとできるようになりました。(要求の指差し)

応答の指差しや共感の指差しは難しく、まだまだ時間がかかりそうです。

あとは模倣が出てくれば発語に繋がるかな?と思いますが、最近は以前のように何としても喋って欲しいと思わなくなりました。

発語にこだわらなくても、娘なりのコミュニケーションができればいいかなと思っていますニコニコ

連日の暑さでなかなか外での運動が難しいですが、涼しくなったらまた、娘と一緒に運動を頑張ろうと思います。