息子と過ごす土曜日。

 

 

・・・っていうか、もうなんなんだろうね。

あのパワーというかエネルギー。

 

 

昨日は保育園を休んだとはいえ

昼寝もせずサッカースクールに行って走り回ってきた。

その上、終わった後に広~いサッカーグランドを1週走り

夕飯を食べに行ったショッピングモールで私と盛大に喧嘩をし

ギャンギャン泣いて疲れ果てたはずなのに

 

 

夜、なかなか寝ない。

 

 

やっと寝た・・・と思ったら

朝は7時前から起きて

「ママ~、早く起きてよぉ~!公園行こ~良~!」

 

うるさい。

私は保育園のない日くらいゆっくり寝たいんだ。

テレビでも見てなさい。

 

 

追い払って30分・・・

なにやらベッドに潜り込んできた。

もぞもぞ。

もぞもぞ。

 

 

こちょこちょこちょこちょ!!!!!!!

 

 

やめろー!!足の裏をくすぐるなー!!!!

あと5分、あと5分寝かせてくれ・・・・

 

ぶわさっっっ!!!!!!!!

「このじじクソっ!早く起きてよ!!」

布団!布団をはぐな!!!!!!

あぁぁぁ・・・私の楽園が・・・

 

 

そしてじじクソと呼ばれた母(←私)、しぶしぶ起床。

「マーマー!今日はどこ公園行く?たこ?SL??」

 

なにそれ?決定事項?日差し半端ないんですけど。

っていうか私あんたの上靴とか洗わないといけないんですけど。

 

「じゃぁ、僕が洗うよ!僕がやる僕がやる僕がやる!」

 

えぇ~いうるさい!!

じゃあもうやってくれ!!

 

「マーマー!上靴どこ?」・・・しらん。君は昨日どこに置いたのだ?

「あった!マーマー!どれで洗う?」・・・そこにセットしてあるだろう。

「あった!マーマー!どうやって洗う?」・・・ここに水溜めてこうやってブラシでこすって・・・

「マーマー!お水出して!」・・・自分でやれい!!

「マーマー!服濡れちゃった!」・・・あとで着替えればいい!

「マーマー!綺麗になってるか見て!」・・・どれどれ、よっこいしょ

「マーマー!朝ご飯のパン焼いて!」・・・見に来いっていったよな?

「マーマー!マーマー!マーマー!!!!!!!」

 

 

あーもーうるっさい!!!あによっっっっ!!!!

 

 

「おしっこ」

 

 

ちゅどーーーーん!!!!!!!!!!!

 

 

勝・手・に・行・け!!!!!!!!!

申・告・い・ら・ん・わ!!!!!!!!

 

 

たった5分くらいの間にこれくらいの呼びかけがあるのだ。

そして彼が起きている時間は13時間くらい。

だから、ほら、あれだ・・・

5分を・・・えっと・・・何回くらいやるんだ?

(計算はできないしする気もないのだがw)

 

 

もちろん家の中だけではこの応酬に耐えられないので

あれやこれや用事を見つけては外にでる。

 

しかし外でも同じような会話が繰り広げられる。

 

 

しかも最近あまりにも言うことを聞かない息子に対し

私の言葉遣いがだんだん悪くなってきて

それに伴って息子の言葉遣いも悪くなって

 

「このやろー!」だの「バカ!」だの「じじクソ!」だの言われ(誰がじじいやねん!)

うるさいだけでもムカつくってのに

言葉そのものに対してもクッソムカつくのですよ奥さん。

 

 

だからね。

今日私の心の中および実際に出た言葉でで一番多かったのは

 

 

5分でいいから黙ってて

 

 

でございました。

 

 

いや。

4歳のおしゃべり小僧に対してこれは酷い。

あまりにも酷な要求。

 

しかし。

もう夕方5時くらいには言わずにいられないよね。

 

 

5分でいいから黙ってて。

 

 

語呂的には

「私をスキーに連れてって♡」

もしくは

「ライ麦畑でつかまえて♡」

ってな♡な感じだけれどもね

 

 

もう心からの叫びですわ。

 

 

5分でいいから黙っててぇぇぇぇぇぇぇぇ(゚Д゚#)!!!!

 

 

本当に・・・5分で・・・5分でいいから・・・

私に・・・静寂の時間を・・・くだ・・・・さい・・・・・

 

 

あぁ!!

もちろんどんなに望んだって

そんな時間やってこないわよ!!!!!!

やってこないけどさ!!!!!!!!!!

 

そんな雄叫びを何度も上げながら今日1日乗り切ったわよ!!!!

 

よくやったな!!私!!!!!

 

 

 

・・・しかしこれを書いているときは

彼は天使のような寝顔で黙っている。

 

 

そんな顔を見ると

うっかり

あぁ、明日はどんなおしゃべりで私を笑わせてくれるんだろうな

 

などど

恐ろしいことを考えてしまう。

 

 

そう。

本当は5分も黙っていられたら

心配で心配で

「ねぇ、なんで黙ってるの?」とか聞いちゃうのだ。

 

 

あーあ。

 

「こんなお母さん」にだけはなるまいと思っていても

私はまんまと「こんなお母さん」街道まっしぐらなのだ。

 

 

明日も彼はずっとしゃべっているのだろう。

母のイラつきなど完全に無視して。

 

 

そんな息子でも

うっかりなめ回したくなるくらい可愛いと思う瞬間があるのは

私がお母さんだからなのだろう。

 

 

・・・くそう。

お母さんってなんかちょっと損だ。

 

 

そんでもって

時々

ほんのちょっとだけ幸せだ。

 

 

まったく。

子育てってヤツは。

何年経っても慣れる気がしないぜ。