友人のウェディングパーティーの

幹事と司会をしてきました。

 

このお二人は、昨年入籍していて

今年の夏に挙式をしたのだけれど、

あんまり真ん中に立つのが得意ではなくて、

だから、いわゆる結婚披露宴は

しっくり来なかったみたいで、

やらなくていいと思っている、と・・・

 

でも、友人たちとしては、

お祝いしたい人いるよー?

改めて挨拶しといたらー?

とパーティーの幹事をすることに。

 

当日、ふと時間が空いた枠に、

司会を一緒にやっていた相方で、

ジャズシンガーのきぬちゃんが、

歌をプレゼントし、

そして、パーティーについての想いを

伝えてくれました。

 

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「結婚して夫婦となると、

そこから先には良いことばかりとは

限らない。

つらいことも、いろいろある。

そんなときに、

みなさんにお祝いしていただいたことは

思い出すと必ず夫婦で頑張ろうという力になる。

だから、私は

お二人に是非お披露目パーティーを

してほしいと思った。」

 

って。

 

お二人の反応を見て、

あぁ、この言葉、届いたんだなぁって

思いました。

 

きぬちゃん自身も、

入籍して1年半くらいで結婚式を挙げ、

そして、盛大な披露宴をしました。

 

結婚式をせずに結婚生活をスタートさせた二人が、

結婚式をするかどうかを悩み、

そして決断したこと。

 

お金もかかることだから

やる意味とか、

しっかり考えて、やったこと。

 

私のように、

入籍と結婚式と披露宴が全部セット

と考えてそうした人とは、

ちょっと視点が違うのでしょう。

 

だって、感覚としては、

正直、私にとって結婚式は

「すごく楽しかった思い出」

以上の何物でもないのです。

 

だから、私は

「楽しいよー、やったらいいよ!

みんな喜んでくれるよー」しか

言えませんでした。

 

でも、きぬちゃんは、

その意味をすごく大切に

思ってた。

 

きぬちゃんの経験があるから言えること

なんですね。

 

私は、結婚式に関しては、

そんなにこだわりも想いもないけれど、

仕事上の転機とか、

そういうことでは

お腹から言える言葉があります。

 

人はそれぞれです。

 

役割がそれぞれ。

 

自分が大して役に立たない日も

自分を責めなくていいのかもしれません。