女優のエレン・ペイジが、
自分が同性愛者であることをカミングアウトしたことが
ニュースになっています。
スピーチの映像では、彼女の勇気と、決意と、
そして怒りと、祈り、そして感謝が伝わってくるので、
英語だけどよければ是非見ていただきたいです。



私は、なぜ同性愛者が虐げられなければならないのか、
理由がまったくわかりません。
たまたま恋愛対象として魅力を感じる相手が同性であるだけです。

彼のマッチョなところがたまらなく好きとか、
彼女の足がきれいで釘付けになるとか、
あの笑顔にどきっとするとか、あるでしょ?
理屈じゃないでしょ?
矯正やコントロールできるところでもないでしょ?
自分が魅力を感じない相手と裸で抱き合えないでしょ?

それと何が違うのか、まったくわかりません。

私が夫のどこに魅力を感じるかは私の勝手だし、
「お前はあいつのそんなところに魅力を感じるのか?認めない!」
って社会がいうっておかしいですよね・・・?

でも、世の中にはそんなことで苦しんでいる人がいるんです、山ほど。
おかしいでしょ?

それだけで、自分らしく生きられないんですよ。
犯罪を犯したみたいに扱われる人もいるんです。
将来を悲観して、罪悪感を感じて自分の命を絶つ人も多くいるんですよ。
そんな世の中、おかしいでしょ?

映像を見ながら、
彼女が勇気を振り絞って立っている様子を見て、
そのメッセージの内容に、
なんでこんな世の中なのかなぁって、
ほんとうに切なくなりました。

もちろん、同じ性同士でも
幸せな関係を築いて暮らしている方も
いらっしゃいます。

でも、そうでない方も多くいらっしゃるんだなぁと
スピーチを聞いて改めて切なくなりました。

今の私に出来ることは、
「何がいけないの?」って思う人がここにもいるよ
って発信ぐらいしかないけれど、
それをしてみることにしました。

私たちの世の中は、
ひとりひとりが違うから、それぞれ役割を果たして
補いあえるから、素晴らしい。

誰もが自由に、
心を通わせ合える人と幸せになれますように。



◇スピーチ全文(英語)
http://humanrightscampaign.tumblr.com/post/76695992329/breaking-hrc-congratulates-ellen-page-on-her-brave
◇後半だけ日本語に訳しているサイト
http://www.webdice.jp/diary/detail/8748/
◇内容としてはこれがわかりやすくまとまってるかな(日本語)
http://news.ameba.jp/20140215-245/