カフェ こくう | 沖縄いちゃりばちょ~で~移住記

カフェ こくう

やんばるの濃い緑の森と、

どこまでも広がるグラデーションが素晴らしい海。


その2つを見渡せる今帰仁村の山の上、

希望が丘という分譲の新興住宅地エリアに、

美しく並ぶ赤瓦が印象的な一軒がある。


沖縄いちゃりばちょ~で~移住記-カフェ こくう


この希望が丘エリアに到着するまで、

道はあっているのかと不安にさせる山を延々と上り、

ようやく住宅エリアに到着してからも、

まだその広大なエリア中に、

ポツリポツリと建ち始めたばかりの真新しい建物の中で、

「こくう」はどこだ、とうろたえる。


一番海側、とか一番奥、との情報だけを頼りに、

家々をすりぬけていくと、一般的な住宅が並ぶ中でも、

たぶんこれだろう、と見当がつく一軒を発見する。


おじゃましまーす、と入りたくなる、

どこか親近感のある佇まい。


入口をはいると左手に開放的な厨房とカウンター、

そして右側にはもっと開放的に海に向かって

大きく間口を広げるテーブル席。


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建物は、沖縄では珍しい木造。

宮大工さんに釘を使わずに造ってもらったらしく、

意外や意外、沖縄の荒れ狂う気候にも時を追うごとに順応してくる、

というから驚き。


そして同時に驚くべき絶景が目の前に広がる。


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ここのエリアには何度か足を運んだことはあるものの、

土地が広大で、きっとどこに建物を建てても、

どうしても視界に別の住宅や人工物が入ってしまうのだろうなぁ、

とか、海が遠くに見えてしまうのだろうなぁ

とか想像してたのだけど、ここはそんな杞憂は微塵も感じさせない。


一番海側にあり、エリアの中でも一線を画しているように感じるので、

ここが新興住宅地であることを忘れてしまう。


海を見渡す山のてっぺんに一軒だけポツンと建っている、

そんな印象さえも感じさせ、建物と店内の雰囲気もあいまって、

独自の別世界を作り出している。


僕たちは、そんな世界観に圧倒されながら、

一番奥の座敷のお席につく。


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そんな座敷のお席からも見渡せるやんばる今帰仁の青い海。

眼下にはさっき上ってきた山々と今帰仁の集落が、こんなに遠くに。


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お店を切り盛りするご夫婦は、僕らと同世代の子育て世代。

カフェに座敷があって、お子様向けのおもちゃや絵本なども豊富なあたり、

さすが小さいお子様がいらっしゃるご夫婦だなぁと感心。


平日はお店にも下の子がいますよ、と、

まさにお子様を見ながら、のお店運営。


子どもを見ながら、という点では僕らと同じ環境なので、

すごく共感できる点や、すごいなぁ~と思うところがいっぱい。


ご主人はずっと和食に携わっていて、

奥様はマクロビオティックを勉強されていたということで、

お料理は、マクロビを和食にアレンジしている、という。


食材は、今帰仁にある数件の特定の農家さんから仕入れる

新鮮な旬の有機野菜が中心。


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沖縄ならではの野菜がふんだんに使われていて、

この野菜はこんな味がするのか、とか

こんな風にアレンジするとこんなお料理になるのか、とか

箸を進める度に、驚きの連続。


プレートを食べている間に、

ご飯、お味噌汁、煮物、てんぷらも出てきて、


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え!?まだあるんですね!とびっくり。


野菜中心、マクロビ、と聞くと、どうしても量や味付けなど、

粗食なイメージがあるけど、そんなことはない、

十分お腹も舌も身も心も満たされる大満足な内容。


やっぱりマクロビだけだと、好き嫌いもあるし、

せっかくここまで来てくれたのだから満足して帰ってもらいたいから、


と、自らのこだわりも保ちつつ、まずは様々な嗜好がある

お客様のことを第一に考え尽くされたお料理だ。

そんな心遣いが随所に感じられ、野菜が一層おいしのだ。


沖縄の野菜って、こんなにおいしいんだね、

色んな意味でそう感じ取ってもらえるはずだ。


子ども用にお願いした

島野菜とフルーツたっぷりスムージー。


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すこーし野菜の苦味もあるので、3歳児には早かったかな(笑)

大人の僕らでおいしく頂きました。


デザートには、加熱調理もせず卵や乳製品も使わないという

パインのローケーキ。


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アイスのようでケーキのようでフルーツのようで。

こちらは、3歳児もお気に入り。


ご主人曰く、

「今日はお客さんが来ないから閉めようか~」というような

ゆったりまったりしたカフェ運営を、

自然も家族も身近に感じられるところでしてみたくて、

この地を選び、この店を開いた、という。


家族や自然を身近には感じているかもしれないが、

「お客さん来ないから閉めようか~」なんてことは、

言えない毎日なのでは、という盛況ぶりだ。


同じ今帰仁にこういうお店があるのがとてもうれしく、

何度もゆっくりしに足を運びたいもの。


何度行っても、きっとその時々で、

仕入れる季節の旬の野菜が違うだろうから、

色んなメニューが楽しめるのかもしれない。


地元の僕らはもちろん、

観光のお客様にもきっと喜んでもらえるはずだ。

“こくう”とは、二十四節気の一つ「穀雨」からくる。

百穀を潤す雨、というが、

潤すのは穀物や野菜だけではない、そんなお店だ。

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