先天性心疾患の『心室中隔欠損症』と診断されたのは生後5日目の事でした。
退院当日でもあったその日に先生から呼び出され、この事を聞かされた時には奈落の底へ突き落とされた様な感覚でした。
先生はよくある事だから〜と、簡単な説明のみでまた一ヶ月後にと来たくださいね〜と軽く言われたのを覚えています。
初めての育児がスタートする時にとんでもない不安要素を抱え、大泣きしながら帰宅しました。
幸い息子の場合は穴の大きさも2ミリ程度で手術はせずに経過観察でよいとの事でした。
それから1年に1度診察して頂き、2歳の時点でも穴が塞がっていなかった為、もう閉じないかなーと言われていました。
それが、なんと。
昨年診察した時に『閉じてるかも』といわれ、もう1年、様子をみましょうと今年ドキドキしながら診察しにいきました。
そして、『完全に閉じてるね!治ってる!』
と言って頂けました。
自然閉鎖はないだろうとあきらめてましたが本当に良かった!
いつも病に対しては寛解といった言葉で受け止める事が多かった為、完治という言葉をとても感慨深く感じました。
病の程度はあれ、日々当たり前に隣にいてくれる大事な家族に感謝感謝ですね。