どーもどーも、大変ご無沙汰しております係長ですニコニコ
前回更新してからあっという間に時間がたち
もう新学期だったりしますねー。
物事をあたらしく始めるにはうってつけの季節です。
という訳で映像編集をはじめてみるのはいかがでしょう?

そんな訳で今日も映像編集にちょっとは役立つことを書いて行こうと思いますニコニコ

今日はワタクシがおすすめしたいドラマがあります。
それは「Lie To Me 嘘の瞬間」というドラマです。
これは人間の顔に表れるわずか0.2秒の微表情を読み解くで
嘘を暴いていくカルライトマン博士とそのチームの活躍を
描いたドラマで、尋問中の容疑者の表情をビデオ撮影して
解析したり、音声を解析して抑揚を調べたりとして
容疑者の心理を把握して犯罪捜査に協力していくなど、
今までのドラマとちょっと違うドラマです。

このドラマ単純に面白いというのもあるんですが、
映像や音声の解析など映像編集をしている私たちを
わくわくさせるものが沢山でてくるんですニコニコ

実際映像編集でも演技している俳優さんの使用するテイクを
決める際、「良い表情をしているか?」「繋げた時に表情がうまく繋がっているか?」
など、表情、演技、テンションなど映像としてして記録されたものを吟味しているので
ある意味このドラマと共通する部分を見ている訳です。

ただ、違う部分といえばその演技や表情を編集して繋げて、見ている人に目的の感情を
いだかせたり、印象づけたりということをしている点です。

という訳で映像編集をしているみなさんは単純に見ても面白くて、映像編集の視点から
見ても面白いという二度面白いドラマ「Lie To Me 嘘の瞬間」の紹介でしたニコニコ







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どーもどーも、皆様。係長です。
やっと寒い冬が去りつつ有り、春の気配が感じられるようになってきましたねニコニコ
春は何か新しいことを始めるにはうってつけの季節です。
そんな春に始める新しいことに映像編集はいかがでしょうか?
では、今回も映像編集にちょっとは役立つことを書いていこうと思います。

今日はちょっとした小話の「映像編集ソフトと合成ソフト」の話を書こう思います。
近年のパソコンはかなり進化をして色々な処理が高速にできるようになってきました。
それに伴ってソフトも進化をして本来なら別のソフトしか持っていなかった機能を
搭載したソフトが多く出てくるようになってきました。
もちろん映像関係のソフトでも同じことが言えます。
その例として映像編集ソフトと合成ソフトがあります。

そもそも映像編集ソフトは編集作業に特化したソフトなので合成は簡単な合成しかできなくて、
逆に合成ソフトは合成がバリバリにできますが、映像編集は不得意というのは今までのものでした。
ですが、最近は編集ソフトでも合成が出来て、合成ソフトでも編集ができるのです。
じゃあ、どちらでも良いじゃんとなりますよね。でも、使う目的によってかなり作業手順や作業時間、
出来映えが違ってくるのです。

では編集ソフトから見て行きましょう。
映像編集ソフトはとにかく映像を見て1フレームの映像の違いや編集点を変更をして行くために
リアルタイム再生が基本スペックとしているソフトです。
何回も編集してながら見て何かしらの印象を感じてその印象が薄れないうちにさらに編集をして
自分や思い描くイメージ、または企画イメージにあった作品を作る必要があります。

では合成ソフトはどうでしょう?
合成ソフトはCGや写真、イラストやアニメなどなど色々な素材を合成して一つの映像を作って行く
ソフトです。何重にも素材を重ねて合成しても作業が出来るソフトが基本スペックになっています。
ただ、細かい作業を長い間行うためリアルタイム再生できるものより、細かい作業の箇所が
即反応して描画できたり、合成画面の一部分だけを見れたり、画質を落として簡易的に
確認したりできるようなっています。

というように同じ映像を作るソフトでもまったく違う訳です。
また、リアルタイム売りの編集ソフトに合成機能がついていても
そのリアルタイム性が活かせる訳でもなく細かく合成作業をできなかったりするのです。
また合成ソフトに編集機能がついていてもリアルタイム性がないので、編集してただ見たいだけなのに
プレビューレンダリングをしなくてはいけないので時間ばかりがかかってしまします。

ですので、基本的には編集する場合は編集ソフト、合成する場合は合成ソフトの方が
最終的な作業時間が短縮してクオリティーがアップすると思われます。

ちなみにわたくし係長は合成する場合は合成ソフト、編集する場合は編集ソフトに分けております。
それはもし編集だけで手一杯の場合、合成ソフトの作業は他の人にお願いできるからです!
すいませんガーン…こういった楽をする意味でも作業をソフトによって変えておくのにも有効ですよニコニコ



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どーもどーも2012バージョンの係長ですニコニコ

…すいません…中身も外見もほとんど変わっていません。。ガーン

いやー全国で雪が降ってますねー。足下も滑りやすくなっていますので、みなさんご注意ください。

そんな巣ごもりな日は映像編集などいかがでしょうか?

では、今日もちょっとは映像編集に役立つことを書いていこうと思いますニコニコ



今日は先日書いた「インターレースとプログレッシブ」についての第2段のお話です。

前回はインターレースとプログレッシブがどんな映像で使われているかを書きましたが、

今回はインターレース映像の代表格のテレビドラマについてのことを書いていこうと思います。



さてみなさん、映画とテレビドラマって映像の種類として何が違っているとお思いでしょうか?えっ

主には映画が24コマでドラマが30コマ、色の表現の違いなどがありますが、

映画がプログレッシブでドラマがインターレースという違いもあるんですよ。



そもそも何故ドラマがインターレース方式を採用しているかというと

放送というTV電波にのせて視聴者のTVでみれるようにする為だからです。

そこの詳しい説明はネットで詳しく話している方のホームページを参考にして頂きまして、

私は実際そのインターレースが映像制作時にどのような影響を及ぼしてくるかを書きたいと思います。



ぶちゃけて言いますと映像編集のオフライン編集や本編集時にはほぼ影響がありません。えっ

基本的に映像編集ソフトや機器はインターレースで処理するのをベースとしているので、

どんな編集をしようと問題なくできるのです。

ではどんなことにインターレースが影響が出てくるかというとCGや合成が絡むVFXカットの作成時に

影響が出てきます。

ちょっと前に書きましたが、CG制作は制作時間がかかるのでインターレースでCG作成することは

ほとんどないと書きました。

そして合成するソフトや機器もプログレッシブ処理をメインとするものがほとんどです。

では、どうやってプログレッシブ処理のVFXを組み込んでインターレースのドラマを作っているんでしょうか?



まずは役者さんが演技している撮影素材はほとんどがインターレースになります。

最近は一部ハイスピード映像を使うためにそこだけプログレッシブ撮影という撮影素材もあります。

そしてその撮影素材を使いオフライン編集を行います。この段階では膨大な撮影素材が

編集ソフトに取り込んだ時大容量にならないように圧縮をして取り込んでいますが、

インターレース方式のままです。

次にオフライン編集で使い所や尺が出たら、VFX処理が必要なカットをリストアップして

VFXチームに作業をしてもらいます。その際の素材は圧縮をかけていない非圧縮の撮影データです。

まだこの段階でもインターレース素材です。

そしてVFX作業に入る前にこのインターレース素材を必要カット分全部をプログレッシブにします。

といってももともとがインターレースのものを完全に奇麗なプログレッシブ処理にできるわけではなく、

1フレームに2コマ入っているインターレース映像を分解してプログレッシブの映像にするという作業をします。

これをディインターレース処理といいます。この作業を行うことにより1フレームが1コマになるために

合成などがしやすくなります。

しかし、インターレースの1フレーム内の2コマを分解するので倍の尺になってしまうのがちょっと

大変です。でも、1フレームに2コマがインターレース表示されているインターレース映像にCGを作成、合成する

作業の大変さに比べたらまだ良い方だと思いますかお

そしてこのディインターレース化したプログレッシブ映像に対してCG制作、合成を行って行きます。

ただ、ここで注意なのは倍の尺になっているので例えば「1秒でCGが動く」という指示があった場合、

2秒の動きをつけておかないといけません。何故、そうしなくていけないかというと

このVFX作業が終わった後、ディインターレースでプログレッシブ化して倍尺になった映像を

今度はインターレース化をしてもとの1フレーム内に2コマの状態の尺に戻すからですひらめき電球

こうしておかないと例えば俳優さんのセリフのカットをディインターレース化してVFX処理をしたままだと

倍尺でスローになっているので音声とスローな映像が合いません。また他のインターレース映像の中に

プログレッシブ映像が入っていると急にパカパカした映像が入ることになり違和感が出てきてしまいますショック!

そのためにこのようなちょっと面倒な処理工程を経てドラマのVFXカットは出来ているのです。

ふー、ちょっと長くなりましたが何とか大まかに書けましたニコニコ

ちなみにCGソフトや合成ソフトでもインターレースで作業はできるのですが、書き出しの段階の不具合が

解決できていなかったり、映像を切り抜く作業がかなり難易度があがるためプログレッシブ環境での

作業を推奨しています。



というのがテレビドラマでインターレース映像制作になります。インターレースとプログレッシブ、これからも

考えていかなくてはいけませんねニコニコ



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