最近天気の良い日が続いております。植物も元気に枝葉を伸ばしている季節、
私も植物を育てんとハーブを庭に植えました。が、植えたハーブの名称を忘れた為
可食部が分からず、緑色の葉っぱを眺める日々が続いております。
ノブです。
さる6月27日くらいに、北海道生産性本部様開催の改善セミナーにいってまいりました。
講師の方も個性的な方で、今までの授業のようなセミナーとは一味違いました。
関西弁?のような口調で、ポンポンと要点を話していく為、ノートを取るのが大変でした。
さておき。
そもそも改善とは何か、と言うと、色々な言い方ができると思います。
今よりも何かを良くするということでは無いかな、と自分では考えておりますが、
皆さんにも色々な答えがあるのではないでしょうか。
講師の方は、[当たり前じゃないもの、改善して、当たり前にする]と仰っておりました。
何か?という質問に大して、何か、という言葉を結局答えに入れてしまうあたり、
自分の目的達成能力の低さを露呈してしまう有様な訳ですが、講師の先生が改善の
実際例で言われていたのが、エアコンの電源切り忘れの問題です。
帰りに事務所のエアコンを切り忘れて、結果朝まで私の寝室の空気清浄機の様に動き続けてしまい、
無駄な電気を使ってしまうという問題なのですが、皆さんならどのように改善しますか?
せっかくなので、ちょっと考えてみて下さい。
色々な答えが出てくるとは思いますが、ここで講師の方が言っていた重要なポイントがあります。
それは、その改善の価値を示す方程式です。
価値=効果/(時間×金)
納得の式ですね。
この式は是非とも覚えていただきたいと思います。
問題についてですが、エアコンの電源をなぜ切り忘れるかというと、ON/OFFの状態が分かりにくい、
ということが原因になると思います。
じゃあ分かりやすくすればいいじゃないか、というのが改善の基本コンセプト。実に単純です。
次はどのように分かりやすくするか、という点です。改善の価値は、先ほどの式で決まりますので、
常に[時間と金をかけず]に、という枕詞を付けて考えるのがポイントです。
さて、このポイントでどのような答えに変わりましたか?変わらないという人は、実際に行われた改善と同様の答えかもしれませんね。
というわけで、次回更新につづく!(逃亡)
そういえば以前に2000円の弁当を安いと思わせる話をした際の答えがまだだった気がします。
要点を言うと、
もっと高い弁当を隣に並べる。
弁当という名称を高級感のあるものに変える。
というのが模範解答だったはずです。
こちらも上の改善同様、言われてみれば、なんだ当たり前じゃないか、という答えなのですが、
その当たり前を捻り出すのがなかなか難しいところですよね。なぞなぞと似ています。
ノブ