macchamachi


堺筋のひとつ東にある大きな通りが松屋町筋です。

松屋町筋は天神橋筋~天王寺までの南北の通りですが、特に長堀橋筋とクロスするあたり、大阪有数の玩具問屋街で人形店などが集まります。


東京で言う浅草橋。


直下には地下鉄長堀鶴見緑地線の松屋町駅があります。

駅名こそ「まつやまち」と読みます。が、しかし関西の人は「まっちゃまち」と呼ぶことが一般的。



macchamachi


特に「桃の節句」の3月頃、「端午の節句」の5月頃、「花火」の7~8月が掻き入れ時とされます。

しかしながら、少子高齢化の波で一時程のにぎわいは薄れつつあるような…


gengabashi


大阪環状線の寺田町からバス停1個分歩いたところにある「生野本通」商店街。

この「生野本通」アーケードから少しばかり外れたところにあるのが源ヶ橋温泉です。

見た目フツーの銭湯ですが、何と国の有形文化財に登録されておるんですね…



gengabashi


軒先には2体の「自由の女神」

ニューヨークと入浴を引っかけたダジャレから…


見づらいですが屋根上には鯱鉾も乗っかっております。

いくら銭湯とは言えども異次元空間!



gengabashi


生野本通アーケードから国道25号を挟んで南には源ヶ橋商店街のアーケードが伸びております。

看板は昭和の味が「じんわり」香ります。

昼なお暗いトタン屋根のアーケードも特徴的。


源ヶ橋温泉:大阪市生野区林寺1丁目5-33  JR大阪環状線 寺田町駅下車。東へ徒歩5分


port


別名、神戸港新港第4突堤。中国からの海の玄関口です。

三宮からポートアイランド行きのモノレールで神戸大橋を渡る袂の部分にあります。



port


就航しているのはご覧の2つの船で、日中国際フェリー(中日国際輪渡)の鑑真号とチャイナエクスプレスライン(中日快航公司)の燕京号(日本読みはエンキン、中国読みはヤンジャン)が週1回ずつ神戸にやって来ます。




port


乗船手続きは国内のフェリーの様に1時間前とは行かず、3時間前に手続きする必要があります。

その中でも出入国の手続き、これが時間を喰ってしまいます。

注意書きのイラスト、なかなか上手ですねぇ…




port


この場所で別れのシーンが数多く演じられるワケです。

モノレールの駅とつながっている3階部分には送迎デッキも設けられております。


つい先日まで、ほんの一時期だけでしたが関西汽船の「さんふらわあ」のうち、神戸・松山寄港便がこの港で乗降の取扱を行っていました。

ダイヤモンドフェリーとの共同運航といった、合理化の影で現在は六甲アイランドで乗降扱いを行っております。


maishima


USJのある、桜島地区と舞洲を結ぶ此花大橋は全長1.7キロの「吊り橋」です。

橋梁部分は、世界でも珍しいモノケーブル自碇式(主径間300m)で、1本のメインケーブルによって橋桁が吊り下げられている構造になっています。


瀬戸大橋など一般の吊橋は、ケーブルを定着するために大規模なアンカレッジを設けています。しかしながら此花大橋は架橋地点の地盤が軟弱なため、アンカレッジの設置が難しくなってしまいます。

そこでケーブルが補剛桁端部に定着され、ハンガーを斜めに配することで上部構造全体の剛性を高めております。


徒歩でも渡れますが、舞洲側が車道と同じ勾配で登っていくのに対して桜島側は螺旋状のスロープで下る構造になっております。クルマの往来の激しい場所ですので、くれぐれもご安全に…


nippon1


大阪市中央区・堺筋と千日前通がクロスするところが日本橋1丁目交差点。

別名、日本一の交差点と呼ばれております。


余談ですが、東京の日本橋は「にほんばし」、大阪では「にっぽんばし」と呼びます。

しかし、この地名カンバンおかしいぞ。

Nippombashi が正解じゃないの?


直下の近鉄線の駅名はちゃんと表示されております。




nippon1


千日前通の直下は「なんばウォーク」という地下街ですが、開業当初は「虹のまち」と呼ばれておりました。

94年に名前が変わったワケですが、その後なりを潜めていた「虹のまち」は本部のあるオフィスビルに残っておりました。



nippon1


交差点の北東にあったビルは「にほんいち」でした。

商都大阪。交差点の名前を験担ぎにしたお店も数多くあります。


ちなみに関西のアキバと呼ばれる日本橋筋はこの交差点から南側の堺筋を意味します。