自己変革 と 社会の変革 って 同じこと? | 決断コンサルタント 木村英一 の オフィシャルブログ

自己変革 と 社会の変革 って 同じこと?

こんにちは、マネジメントとコミュニケーションの
専門家、決断コンサルタントの木村英一です。


例えば、絶対王政の黄金期、ルイ14世の時代の

フランスで人生を送りたいと思いますか?


フランス? ルイ14世?

って方は、


徳川綱吉の時代だったら、どうでしょうか?


将軍様が絶対の権限を

もった時代はどうでしょう?


徳川綱吉の時代、有名な生類憐みの令というのが

ありました。

その法律では、

子供を追いかけまわす野良犬を

懲らしめたら、その場で切り捨てられる

というものと言われています。


将軍様が、こうだ! 

といえば、

誰しもがそれに従う

という時代


その時代に人生を送りたいですか?


もしかすると、

歴史大好きな人は、ドラマの「仁」のように、

面白い人生もあるかも、、、

なんて人はいるかもしれませんね。


絶対王政の時代、

まさに、人権というものが無い時代

どう考えても、

「ありえない」

選択だと多くの人はいうのではないかとおもいます。




さて、

絶対王政の時と、

今の民主主義の時代


何が違うのでしょうか?

もちろん、先ほど話した、人権の問題等々

いろいろあります。


では、一番大きな、枠組みの違いで

比較してみましょう。




その違いは、

社会のルール

の違いです


歴史を振り返ると、

社会体制の変革は、

社会ルールの変革

ともいえます。


そう、

変革の時は、ルールの変更が

必要なんですね。


では、個人の場合はどうでしょう?

個人の変革はどうでしょうか?


個人の場合も同じですよね。

個人が自分の変革を行うとき、

それは、自分のルールの変革です


ルールを変えることができれば、

自分を変えることができるんです。


論理は、わかるけど、

そもそも、個人のルールとは

なんでしょうか?


自分のルール、個人のルールを

みてみましょう。


自分のルールとは、

・・・すべき

・・・とあるべき

・・・のはず

と、普段自分で、唱えている

言葉です。


人生とは○○あるべき

人生とは、○○だ

大人は、○○してはいけない


私は ○○してはいけない

○○なとき、私は、○○すべきだ

上司は、○○であるべきだ

部下は、○○のように振る舞うべきた




このルールは、今の自分に必要なもの

だから、いいも悪いもないんです



それは、

絶対王政時代に、その当時の社会にその時の

ルールが必要だったように

その時には、それが必要だった

言い悪いは、別として。



時代の変革を経ることで、

社会のルールは変わってきました


民主主義の今、絶対王政のルールを聞けば、

「馬鹿げている!」

と多くの人がいうでしょう。


でも、当時は、それがルールだった


いつも、その時代のルールは、

その時代にとっては、極めて当たり前のもの

だから、日々疑いなどもたないんですよね。


これは、個人の場合も一緒です。


今の自分を形作るルールだから、

今のルールは当たり前

疑念もない


だけど、変革したいと人はいいます


では、どうしたらいいのか?


今までのところで、わかったことは、

ルールは、社会変革と共に、変わり、

そして、変革をした後、過去のルールは、

陳腐化する

とう事実でした


これを使えばいいんです。


そう、自分変革に必要な

自分ルールの変更をする


自分の中にある、沢山の

ルール


子供から、大人になる時、

人は、成長とともに、自分の

ルールの変革をしてきています


でも、大人になると、

古い自分のルールを手放すのが

怖くなる。


それは、社会変革の歴史と

重なります。


今の体制がいいと言い張る人は、

どんな社会の変革時にもいます。


でも、社会が変わって、

新しいルールができ、それになれると、、

誰もが、「あんなことがあったねぇ」

ってなる。


自分のルールに縛られるというは、

成長の途中に誰し持感じたあの感覚

に似ています。


あの感覚とは、

いつもきていた服なのに、

段々窮屈になる


いつも履いていた靴なのに、

段々窮屈になる


という感覚です



そうなんです。

窮屈になったら、大きな服が必要

窮屈になったら、大きな靴が必要

よね。

だって、動きづらいし、

歩きづらいから。



自分のルールも同じこと、

そのルールを守ることで、

行動とれなくなったり、

行動が抑制されたり

するんだったら、

新しいルールが必要な時なんです。



さて、まずは、どのルールが自分にとって

窮屈になってきているのかを知りましょう。


それは、

自分がストレスを感じる時、

自分がイライラする時、

自分が不安になる時、

つまり、自分の力がそがれる感覚になる時

そのルールが、行動を制限している

時です。


その時、自分の頭で響くフレーズが

窮屈になってきているルール


頭の中で、葛藤の会話がはじまります。



「だって、おまえ(自分)は、○○だろ?やめとけ、やめとけ

 そんなこと」

「だって、他人なんか ○○だろう?やめとけ、やめとけ、

 そんなこと」

「だって、上司って○○であるべきだろ?やめとけ、やめとけ

 そんなこと」

「だって、部下って○○した方が、上司が喜ぶだろ!やめとけ、やめとけ、

 そんなこと」


ね。

ありますよね。


まず、自分が窮屈になっているルールを

見つけること


次回は、そのルールの変え方をやりましょう!



マネジメントとコミュニケーションの
専門家、決断コンサルタントの木村英一でした

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