初診。

7月7日。
運命の日がやってきました。


大袈裟ですが、
私にとってはそれ程大きなことでした。


約20年ぶりの歯医者。


虫歯があると知りながら、虫歯がないことにしようとか、40歳くらいになったら総入れ歯かなぁとか、もんもんと考えて過ごしてました。


この歯を人に見せる日がくるとは。


うぅ…。


予約を入れた歯医者さんは、職場からとっても近いところ。



人気の歯医者さんだから、予約をしてから16日経ってた。。


5時半まで仕事をして、5時半の予約だったから、余計なことを考えずにすんだかな。


「予約をした○○ですけど」
って言って受付で保険証を出しました。


ドキドキドキドキ…。


初診だったので、アレルギーの有無とか、何処が痛むかとかを用紙に記入。
左上の6番が一番付き合いの長い大きな虫歯だったので、それを記入。


「○○さーん！」


と呼ばれた時が緊張のピークでした。


20年ぶりにあの椅子に座る私。


歯医者さんがきて、
「左上の歯が痛むんですねー？」
と聞いてきたので、


「そこが一番痛むんですけど、ずっと放置してて、全体的に虫歯があります。」
と、話しました。


あぁ、とうとうこの歯を人に見せるんだ。


呆れられるかな。
怒られるかな。


とか考えながら、口の中を開けました。


先生は口の中を見ながら、歯の様子をチェックしていきます。


○→虫歯ではない
c1～c4→虫歯の程度
インレー→詰め物（治療済）


結果は、

【上の歯】
1番両方○、2番両方c2、3番～5番両方○、6番両方c2、7番右c1・左○、8番両方c2

【下の歯】
1番～5番両方○、6番右c2・左インレー、7番右c1・左○、8番両方c2


という結果でした。。
虫歯の数11本。


思ったよりも？少なかったのと、20年以上も治療してないのに、c3の虫歯がなかったことが驚きでした。


私の歯は強いみたいです。
うぅ…。
どう考えても、この強くて良い歯をボロボロにしたのは私です。


あと、驚いたのは、先生が何も問い詰めないこと。。
どれだけ怒られるのかと10年くらい考えてたのに、先生何も言わない(TОT)
全然怒らない。


悩んでた日々が馬鹿らしく思えました。



それからレントゲンをとって、再びあの椅子へ。


この痛む歯を先に治療して、あとは順にやっていきましょうねー。


といって、麻酔を打ってから、左上6番の歯を削り始めました。


全然痛くないのと、
この、ながーいお付き合いだった虫歯がどんどん削られていく快感？でとっても良い気分でした。


多分、15年は放置だったのかな？もう覚えてない…。


15年も放置したのに、c2で止まっててくれたこの虫歯。。


削った後は、歯型を取って仮の詰め物をして、無事に初診を終えることができました。


やったー！
久しぶりに目の前が明るくなりました。
コンタクトを初めて付けたときみたいな。


これから自分が大きく良い方向に変わっていくという確信で、とっても清々しい気分でした。


初診料は２，５００円。
思ってた金額の半分でした。


悩みとか不安なことは、一歩踏み出したら半分解決したようなものだと言います。


今までずっと足踏みしてて動かなかった私が、7月7日、一歩踏み出すことができました。


あとはコツコツと、通うだけです。


先生のたんたんとした治療に救われました。


この歯医者さんにして、良かった！

恐怖の予約

さて、
歯医者に通院することを決めたものの、
どこの歯医者にするかという問題があります。。


まずはネットで検索をかけました。


家に近いところが良いか。
職場に近いところが良いか。


ネットの口コミをみると、職場から徒歩2分ほどの歯医者さんが、評判がとても良いみたいでした。


ファンです！応援しています！


みたいな口コミもあり、、そこにしよーかなーと、ぼんやり思うようになりました。


本当は4月から歯医者に行きたかったのですが、家計がうまくまわらず、、、


予約を入れたのは、6月の最後の28歳の日でした。


やっぱり小心者の私なので、28歳最後の日！とか、何か背中を押してくれる理由が必要みたいです。。


仕事を休んで、
まずはセミロングの髪をボブにカット(o´∀`o)
↑これでかなり機嫌がよくなる、単純な私。。


自分への誕生日プレゼントを買って、友達とランチをして、、


さらに機嫌がよくなる私(o´∀`o)


あぁ、単純。


手帳に書いてある予定を次々と済ませて。。


もちろん、歯医者予約も今日の予定にしっかりと書かれています。


機嫌が良くなって帰宅し、
ネットで歯医者のホームページを開く。


電話番号を、ポンって押すだけなのに、押せない。


とりあえず、ネットで歯医者の予約の仕方を検索。←あほ。


あぁ、同じような悩みの人いるんだぁ。
と安堵して、、
よし、4時になったら電話しよう！（あと1時間後）と決心する。


その間、虫歯を放置してた人のブログを読み漁り、勇気をもらう。


4時になって、ようやく電話することができました。


「こんにちは、A歯科医院です。」


「こんにちは。虫歯治療の予約をしたいんですが…。」


「虫歯治療の予約ですね。痛みはありますか？」


「痛みというか、ずっと放置してて、たくさん虫歯があるんですが。。」
↑正直に言えた｡°(°`ω´ °)°｡


「なるほど。7月2日はいかがですか？」


「職場が近くで、5時半に終わるので、5時35分には行けると思うのですが、、」


「夕方はもう予約でいっぱいですねー。では、7月7日の5時半でどうですか？お時間たくさん取れると思います。」


「じゃあ7日でお願いします！」
↑七夕の日だ(o´∀`o)と勝手にテンション上がる。


「日にちを忘れないように、メモしていただいても良いですかー？」


「はい！」


「では、7月7日の5時半にお待ちしております。保険証を忘れないでくださいね。」


「はい！失礼します。」


と言って電話を切りました。


10年も電話できなかったのに、できた！
うぅーー。
自分を褒めてあげたいです。


心臓バクバク。


やっぱり人気があるみたいで、予約は16日後でした！
遠いなぁ。。


とにかく、予約までいけたことは、私にとって大きな前進でした。

歯医者に行く決意。

私、人には言えない悩みがありまして。。


それは、


長年、虫歯を放置してきたこと。


最後に行ったのはいつか、、
記憶にありません。


確か、小学高低学年の時に、歯を削る機械で舌を削られてから、歯医者が怖くなったのを覚えています。。


ズボラな性格で、歯に限らず、自分のメンテナンスを殆どしてきませんでした。


でも、見栄っぱりなので、外見は小奇麗にはしてきたつもりです。


人から見えるとこはちゃんとして、見えないところはボロボロって感じでした。


歯は、笑っても虫歯があるかは分からないので、人から分からなければ良いや。
と思って、死ぬまで隠し通そう。
と、本気で思ってました。←無謀（笑）


ちょっと前まで家計が火の車だったこともあり、歯医者から遠ざかる言い訳になっていました。

最初は歯医者が怖くて行けなかったのですが、20代になって、たくさんオシャレをするようになると、とにかく恥ずかしさが勝つようになりました。


20代女子でこんなに虫歯があるなんて。


歯医者さんに笑われないかな？


怒られないかな？


そんなことを、大学生のころから29歳になる最近まで、、約10年間も、悶々と考えていました。


馬鹿だなぁ。。


本気で治療したいと思うようになったのは、今年になってからです。


転職をして、生活のレベルを下げたことで、家計に余裕がでてきました。


最後の20代、今までの私とサヨナラして生まれかわりたい。


素敵な30代の女性になって、素敵な人と結婚したい！


と、一念発起して、歯医者に行く決心をしました。


最後までしっかり通院できるように、ブログに綴っていきたいと思います。。