ブログ書こう、書こう、と思って気づいたら3年の月日が経ってしまいました。

病気は入院、投薬が始まって もう4年が経っています。

勢いではじめたこのブログも なかなか更新する事が出来ず、

続けようと思っていることが続けられない自分にふがいなさを感じます。

なんかゲームの広告ばかりで何が何処にあるのかよく分からない…


もともと、自分がこの病気の感染が発覚した時に

すでに感染されてる方がこういったブログなどで 元気に生活されてる様子

なんかを見て自分もずいぶん力になったし

逆に今度は自分が、そういった不安をもっている人の力になれれば

なんていう意味合いも含めてはじめたんですが、思うようにはいきませんね


当時、ここで交流していた人たちの状況を確認しても

みなさんぜんぜんブログを書いていらっしゃらないようで

自分みたいに更新していないだけならいいのですが

病気が病気なので 無事なのかどうか少し心配です


…3年ですか、早いですねえ…


中学生、高校生なら卒業ですよ

卒業しちゃうくらいなのに、僕自身は何にもかわっていませんねえ。


あ、CD4の数値は500超えました。

といっても、何か劇的に体の調子がよくなったとか言うわけではなく

最近は逆に調子が悪いくらいです。


なんだかよくわからないひどい蕁麻疹に悩まされています

全身性でかゆくなって腫れ上がってしまうんですよね

もう出てくるのにも慣れてしまって、腕に出る時には

浮腫を好きな形にして遊ぶくらいには慣れました。


この季節だんだんとあったかくなってくると肌の露出も増えるし

外出先で出てしまうと嫌なんですよね

調子もずいぶんと悪くなってしまうし。


まあ、一番の原因はストレスでしょうか…

ざっくり言うとこれからの将来のことなのですが


やっぱり ゲイで 病気持ちで となると もう悩みだらけで

40代、50代と年齢を重ねている人はよくこんな思いを乗り越えて生きてこれたな

とさえ思ってしまうようになりました。

まあ、そんな事思っていても 月日だけはどんどん経っていってしまうので

案外自分もすぐにそんな年齢になってしまうのかもなという気持ち半分


ストレスが発散できるような新しい何かを求めるような

そんな心境が続いています。

最近口内炎ができる。


口内炎というか舌炎。

ビタミンB不足だろうか

そこまでひどくないので大丈夫そうだが、口内炎は怖い。


というのも思えば、発症寸前の時期は口内炎の嵐だったからです。

通常口内炎なんて同時にたくさんできるものではないと思うのですが

入院直前は、一度に4~5個できてたと思う。

食べることすら苦痛だった。

なかなか治らないし、治ってもすぐ違うところにできやがる。


当時はやはりビタミン不足かな~なんて思ってましたが

舌とか、舌の裏側、その下、喉とかによくできてました。

喉なんかにできたら何も飲み込めないし、本当に辛かった。

よくあんな状態で毎日生活してたなと思います。

本当に、もっとはやく気づいておけばって思いしか無いです。


この病気に限らず体調のサインとして口内炎ができまくると何かしら危ないという事は

人から聞いて知ってましたが、本当に危ない事になっていました。

しかし治療開始してから、そもそも口内炎なんてなかなかできる物ではない事を

改めて実感しました。

ある程度健康な体なら一気に2つも3つも口内炎なんてできませんよ。


やはり、やばくなったら体はサインを出すものです。

体ははやくなんとかしてよ、と、精一杯自分ができることを、悲鳴をあげていたんです。

ですが僕は自分ができることを何もせずに異変を異変と認めようとしませんでした。

その結果は見てのとおりです。


病気になってから治すべきは自分の気持ちの弱さだったと痛感します。

僕の病気は治らないけど、気持ちの弱さは治したいと強く思います。

去年の夏に発症、入院、同時にHIV感染の告知を受けてから1年が経ちました。

窓からジリジリと強い日差しが差し込むと、去年入院していた時ベッドから外を眺めていたのをよく思い出します。


感染告知後もう消えてしまいたいと思いましたが、治療でなんとか普通に生活できる事を知って


本当は生きたいという意志が自分の中にあることを強く知り


早く社会復帰したいと強く願い、とにかく元気になって元の場所に帰る事に必死になり


社会復帰したけれど、


日々の生活の中で病気の事隠しながら人と接し


病気とは関係のないところでも普段の生活の人間関係社会生活のストレスに押し潰されそうになり

それまでも病気のせいにまでしようとしていたり


気づけば自分の未来に絶望するしかやることがなくなっていた。

自分の未来がイメージできない。

自分から人生を切り開く力が枯渇し始めている。


自分にはやりたい仕事があった

今の仕事もいずれやりたいことをするための踏み台としか思ってなかった

けど病気にもなってすっかり自信を無くしてしまってからは

やりたいと思って目指してた事ももうやりたいとも思わない。

むしろそんな風にやりたい事ができると信じて生きていた自分にひどい嫌悪の吐き気すら感じる。


もう何をやってもうまくいかないんじゃないか。

もう誰も自分を必要としてないんじゃあないか。


もう疲れた。

元気な姿でいようとするのも、

人に何かを隠しながら逃げるように生きるのも

人に嫌われないようにするのも

何も知らないフリをしている自分にも


今の僕はもはやこれ以上社会に溶け込むことを拒んでいる

いやむしろ社会に拒絶されるのが怖くて自分から何もかも拒絶しようとしている


人は一人では生きていけないし、人と関わらなければ成長することもない

それができないのなら人であることをやめるしか方法がない

そんなことはわかっている

けど、人と接するのが辛い

誰も救ってくれない、誰かが救えるはずもない

他人に希望を求めて他人の心や体を求めるのはかえって他人も自分も傷つける


生きていくのは辛い

昔、近くの大人が言っていたとき、笑いながら聞いていたけど、

こんなにも心に刺さる言葉になって思い出されるとは。


しかし、それでも生きていたいと思うんだ。

このまま死んでしまうのは嫌だ。まだしっかり生きていない気がするから。

それにこの1年なんとか生きてこれたんだから。

僕自身が生きたいと思い、生きようとしたから今生きている。

今の自分も自分の意思で変えるしかないのだから。