チベット犬物語~金色のドージェ~
2011年1月公開の日中合作アニメ映画です。
映画の宣伝をするわけでもありませんし、見に行く人を非難するわけでもありません。
ここは日本なので、この映画を見るのも見ないのも個々人の自由です。
ただ、この映画は中国政府が許可したもので、チベットの現状(中共による侵略と民族浄化)について、
日本人の認識が間違ったものになってしまう恐れがあります。
子供向けの娯楽映画(フィクション)として見て楽しむのはいいのかも知れませんが、
チベットで今年に入って12人の僧侶たちが焼身により中国に協議しているという現実があると言う事を、
知っておいた上で見て頂きたいと思います。中国政府の本当の狙いが見えてくるかもしれません。
以下は、動画をyoutubeに公開した人に向けたコメントです。
日中合作、中国政府が許可をしたという時点でおかしな物語です。
フィクションと言ってしまえばそれまでですが、チベットに対する日本人の認識を誤ったものに
してしまう恐れがある映画ですね。それが中国政府の狙いなのかもしれませんが。。。
チベットでの民族浄化 「中国人男性とチベット人女性の結婚が奨励されている。血を薄めて
チベット人をなくしてしまおうという動き発想」を考えると、物語の主人公のようなパターンの
ハーフは珍しいのではないでしょうか? 今年に入り12人もの僧侶が焼身により中国政府に
抗議をしているというのに、 中国でのアニメ市場に進出したいがために日本人の
チベットに対する認識を誤らせ、中国政府のプロパガンダに間接的に手を貸すような映画を
公開するというのはどうなんでしょう?
チベット族歌手を利用している点もいろいろと考えてしまうところが多いです。
チベット問題を知らない人がこの映画を子供のための娯楽として見るのは、
非常に危険ではないでしょうか?
映画製作に携わった方々のご苦労もお察ししますが、このタイミングとチベット人の苦悩を考えると
私にはこのようなコメントしか書けませんでした。皆さんの意見はどうでしょうか?