この記事は「日本のシンドラー 杉原 千畝 命のビザ・その1」の続きです。>
現在はナチスも存在しませんし、当時のようなユダヤ人の迫害もありません。
しかしながら、同じような民族の迫害は現在も繰り返されています。
先日、チベット仏教の指導者が日本に来日した際、会談した首相補佐官を官房長官が
口頭で注意するという事がありました。「杉原 千畝氏がした事」と比べてみて下さい。
最近、中共の圧力を恐れた周辺国が、国外に亡命した人たちを強制送還するといった問題が
発生しています。また、亡命したチベット人がアメリカ等の受け入れ国に出国するのを
認めないという問題も出ているようです。
アメリカの海外援助金を決定する米議会歳出委員会の代表であるFrank Wolf氏は、
そんなことをすればドルの援助金をストップするとメディアに語ったと報道されています。
日本の対応はどうでしょうか?「杉原 千畝氏がした事」と比べてみて下さい。
このままでは「自画自賛」を控えても杉原千畝氏のように
日本人が他国の人から尊敬されるという事が無くなってしまうかもしれません。
外交官でもない一般の日本人には「命のビザ」を発給するなどという権限はありませんが、
出来ることはたくさんあると思います。このブログでもそのほんの一部を紹介しています。