※2013/09/16 追記
当記事は第8回更新以降の処理順変更以降に編集を行っていません。
それをご了承のうえでご覧いただければ幸いです。
-第7回まで
1800:アイテム購入
1900:アイテム送品
2000:PS送金
-第8回以降
1800:PS送金
1900:アイテム送品
2000:アイテム購入
(※アイテム送品処理と購入処理の順番が入れ替わっていることに注意が必要です。)
----------------------------------------------------------------------------
ご無沙汰しております、こなです。
今回は六命→一揆で相当やり辛くなった「見切り送品」について一揆式に説明します。
(当方PT(174,261,289,563)では第2回、第4回更新で既に見切りを行い、それぞれ成功しています。)
(そのときの関連ツイートと見切り参考画像
http://twitter.com/11powder/status/356794065850875905
http://twitter.com/11powder/status/356794714269298688
http://twitter.com/11powder/status/356795459962015744
http://twitter.com/11powder/status/356816002115317762 )
駄文の可能性が極めて高いです。
見切り送品とは。
簡単に説明すると、戦利品・ドロップの影響をほぼ受けずに、購入したor受け取ったアイテムを特定のItemNo.に入れる大変複雑な方法です。
(ほぼ、と表現したのは、ドロップアイテムと探索アイテムの個数があまりにも多くなってしまった場合にはどうやっても対応できないためです。まずそういう事は起こりえませんが。)
そもそもなぜこんな(これ以降に説明する)ことをしなきゃいけないのか。
入手アイテムには戦闘の勝敗(探索アイテムの有無)だとか、ドロップがあるかどうかだとかの様々な不確定要素があります。
つまりアイテムを一つ購入するだけ、協力者からアイテム受け取るだけでは、そのアイテムをその更新内で利用するのは難しいということ。
(オーバーかもしれませんが)前線を走るまーしゃるさん達には、時にそのタイムラグが命取りになる事だってあるわけです。
なるべく無駄を省き、確実にアイテムを利用すること――それが見切り送品の醍醐味なのです。
----------------------------------------------------------------------------
そもそも送品とは何か?
送り先のENo.と手持ちのItemNo.を指定することで、対象にアイテムを送付できるという機能です。
元あったアイテム欄は空欄となり(決してアイテムの上詰めは行われません!)、そのアイテムは送付先キャラクターの、アイテム欄の最も若い番号の空欄(送品時点)へと追加されます。
自分自身に送品する場合(これを持ち替えといいます)にはいったん対象アイテムが取り除かれた後、再び手持ちへと加えられます。
元あった番号より若い番号に空欄がなかった場合は、そのまま元の位置へと追加されます。
(以前は不具合でもとより大きい番号へと移動してしまうことがありましたが、修正済です。)
----------------------------------------------------------------------------
さて、そのテクニックを説明する前にいくつか注意点を。
一つ目はプレイヤーとしての常識で、エントリーナンバーについて。送品に限ったことではありませんが、①各処理順ごと、②エントリーナンバーの若い方から、③入力した順に処理されます。
見切り送品に限っては順番が一つ逆になっただけで失敗してしまうほどシビアですので、くれぐれもご注意ください。
二つ目は処理順について。一揆ルールブックから要点だけ抜粋します。
http://ikki.x0.com/rule_data.php
1200:アイテム破棄
1300:食事
1400:アイテム使用
1600:攻城戦
1800:アイテム購入
1900:アイテム送付
2000:PS送金
一揆では以下のような変更点がありました。
・緊急送品がなくなった
・購入がPS送金、アイテム送付の前に変更
この変更点により今まで出来たこと、つまり送品で空けた空欄に購入アイテムを捻じ込む事が出来ません。
(購入代金を見切りで送ることもできなくなっています。)
三つめは、手持ちの空き枠の状態について。
日ごろから持ち替えを使用し整理していない場合、手持ちのアイテムとアイテムの間に空き枠が出来ていることがあります。(ItemNo.1と3にアイテムが入っており、2に入っていない……等)
この場合戦闘で入手したアイテム、購入したアイテムなどは上にある空き枠から順に入っていきますので、ItemNo.の指定間違いにはくれぐれもご注意ください。
空き欄の上から順番に1,2,3...と振っていくと分かりやすいかもしれません。
四つ目は、現在の攻城先についてです。
一揆ではマップに座標がありませんが、現在予告が表示されている攻城先が違う場合は送品・送金が一切行えません。
送ろうとした相手が別の攻城先にいてアイテムが送品できなかった――などという事には十分お気を付けください。
五つ目は、対象キャラクターが賞金首かどうかです。
賞金首と非賞金首のキャラクター間では攻城先が違うのと同様、送金や送品を行うことができません。
六つ目は言うまでもありませんが、アイテムの種類です。
初期装備やルリアンナ材・ラルフ鉱をはじめとする赤文字のアイテムは他キャラクターへの送品ができません。ご注意ください。
----------------------------------------------------------------------------
(別に難しい方法を使わずに送品見切りをする『最も簡単な方法』をあらかじめここに書いておきます。)
○AはBよりも若いENo.を持っているとします。
①Aは手持ちのアイテムいずれか(ただしそのアイテムより上に空欄があってはいけません)または一番上の空欄ををBに送品します。
②BはAにお目当てのアイテムを送品します。Aが送品したアイテムの場所にそのまま入ります。
----------------------------------------------------------------------------
ここから下では最も上の空枠、あるいはその上にある取引可能なアイテムがある枠のことを『指定の枠』と表現します。
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ここから見切り送品の際使用する(特殊)テクニックをいくつかご紹介します。これも勝手に名付けました。
①空送品
②逆順連続空持ち替え
③(逆順)連続空送品
④(見切り購入が含まれる場合)購入者を分ける
①空送品
アイテム枠中の空枠を指定して送品するテクニックです。
送品までに行われる処理で、その空枠に何らかのアイテムが入ることを想定する場合に用います。
-自分以外に『空送品』
・その枠にアイテムが入った
→入ったアイテムをそのまま送品します
・その枠にアイテムが入らなかった
→○○(eno) に ItemNo. 貴方への気持ち を渡そうとしましたが断念しました。と表示され、何も起こりません。
つまり送品が成功する状況であれば、確実にその枠を空枠としてキープすることができます。
-自分に『空送品』(以後 空持ち替え)
・その枠にアイテムが入った
→(もともと空欄だった枠にアイテムが入ったということは、それより上に空枠はない※)アイテムは移動せず、そのまま。
・その枠にアイテムが入らなかった
→自分(eno) に ItemNo. 貴方への気持ち を渡そうとしましたが断念しました。と表示され、何も起こりません。
見ての通り、単体では全く意味をもたない行為です。ですが、自分以外への送品や『空送品』と組み合わせることで真価を発揮します。
※(もともと空欄だった枠にアイテムが入ったということは、それより上に空枠はない)と表記しましたが、これは『空持ち替え』の前に、『空枠より上にあるアイテム』を『自分以外へ送品』していない場合の話です。
では、この『空持ち替え』を他の送品と組み合わせてみるとどうでしょうか?
先に『空枠より上にあるアイテム』を協力者へ送った場合、そのアイテム枠は空枠となります。
その状況で『空持ち替え』すると、なんとその空持ち替えした場所のアイテム(あれば)が、送品でできた空枠に移動します。
この方法と次に紹介するテクニックを利用すれば、1つだけ購入したアイテムを指定の枠に入れることも可能となります。
②逆順連続空持ち替え
ここでは空枠を指定して、ItemNo.が大きい方から若い方へ向けて持ち替えすることを指します。
上の『空持ち替え』項で説明した通り単体では意味をもたないので、他者への送品・『空送品』と組み合わせて利用します。
この方法を用いてどういうことができるのかといいますと、なんと直前に購入したアイテム、自分より若いENo.をもつキャラクターから送られてきたアイテムを、指定の枠へ移動させることができるのです!
どのような手順で送品するかと言いますと・・・・・・言い表し難いので例で表現します。
仮に購入したor受け取りたいアイテム枠がItemNo.1で、ItemNo.2~5が空枠だったとします。
このItemNo.2~5(あるいはそれ以降の空枠)には、自分の送品処理が回ってくるまでに入手するアイテムが処理順の通り(ドロップアイテム→探索アイテム→イベントでの獲得アイテム→購入アイテム→若いENo.のキャラクターから受け取るアイテム)に入りますよね?
ですので……まずはItemNo.1を協力者に(空)送品して空けた後、ItemNo.5→4→3→2の順で逆順に空持ち替えしてやると、若いENo.のキャラクターから受け取るアイテム→購入アイテム→……の優先度で、あらかじめ空けておいたItemNo.1に入れることができるわけです。
(受け取るアイテム数は1個、送品可能回数は5回。ItemNo.1に取引可能アイテムが入っている場合は探索アイテム+ドロップアイテム+・・・の許容個数は3個以下です。
また、ItemNo.1が最初から空の場合は4個以下となりますが、購入したアイテムをNo.1に入れたい場合は、購入したアイテムをそのまま協力者に送ってしまう場合を想定し、同じアイテムを2個買うのもいいでしょう。)
③逆順連続空送品
逆順連続空持ち替えと同じことをしているように見えて、目的が全く異なります。
逆順連続空持ち替えでは協力者への送品の後、目当ての1アイテムを指定の枠に入れるために持ち替えをしましたが、こちらは目当ての(購入、受け取り)アイテムだけを送品することで、それを受け取るキャラクターの見切りを成立させてしまうという目的をもった方法です。
また、こちらは複数の同じ購入アイテムを複数キャラクターに送ることで、それらの見切りを成立させてしまうこともできます。
(ただし、受け取り人数を増やすほどドロップ個数が多い事例に対応できなくなります。)
『逆順連続空送品』では受け取りキャラクターが送品で指定の枠を空けた後にアイテム送る必要があるため、それらのキャラクターよりもENo.が大きいキャラクターが目当てのアイテムを用意し、受け取りキャラクター宛に送品する必要があります。
例として、2名の見切りを成立させる際に使用する手順は次の通りです。
例:一番ENo.の大きいキャラクターの手持ちのItemNo.1~5が空き枠のとき、購入する同じアイテム2個を受け取るキャラクターA,BのItemNo.1に入れたいとき
まず受け取るキャラクターA,BそれぞれのItemNo.1を別の協力者へ(空)送品して、あけておきます。
次に一番ENo.の大きいキャラクターは目当てのアイテムを2個購入します。このときItemNo.1~5にはドロップアイテム→探索アイテム→イベントでの獲得アイテム→購入アイテム→若いENo.のキャラクターから受け取るアイテムの順で入っているので・・・・・・
AにNo.5→BにNo.4→AにNo.3→BにNo.2→AにNo.1
もしくは
BにNo.5→AにNo.4→BにNo.3→AにNo.2→BにNo.1
と逆順に、交互に『空送品』することで、2個連続で空き枠に入った購入アイテムから1つずつA,Bに送り、あらかじめ空けておいたそれぞれのItemNo.1へと収納することができます。
(この場合の購入数は2個、送品可能回数は5回。探索アイテム+ドロップアイテム+・・・の許容個数は3個以下となります。)
また、送品対象に自分を含める――つまり空持ち替えを含めることで、自分の見切りを成立させた上でもう一人の見切りも成立させる荒業が可能です。
④(人数が多く、見切り購入が含まれる場合)購入者を分ける
『逆順連続空持ち替え』『(逆順)連続空送品』は購入したアイテムを指定の枠に入れるために用いる非常に重要なテクニックですが、二つを組み合わせることでさらに効率が良くなります。
それぞれドロップ+探索アイテムの個数が2個以内に収まるのであれば、なんと条件によっては、4つの購入アイテムを4人それぞれの手持ち指定の枠に入れることすら出来てしまいます。
ENo.の大きさがA<B<Cの3人PTでは、上記赤字の手順の一例を以下に挙げます。あまり参考にならないかもしれません。
(今回はそれぞれの空欄に上からNo.1~5と名前をつけておきます。)
A No.1をCに送品
B No.1をCに送品
No.5をAに送品
No.4をBに送品
No.3をAに送品
No.2をBに送品
C No.1をAに送品
No.5をCに送品
No.4をCに送品
No.3をCに送品
No.2をCに送品
アイテムを購入できるだけのPSを最初から持っているとします。
※戦闘に敗北してしまった場合(送品前の獲得アイテム0の場合)
-①AはCにNo.1を空送品。
-②Bは目当てのアイテムを2つ購入。BはNo.1をCに送品。戦闘に敗北したので購入アイテムがそのままCに送られます。A→B→A→Bの順で『逆順連続空持ち換え』『逆順連続空送品』。これでBのNo.1には購入アイテムが入りました。
-③Cは目当てのアイテムを1つ購入。CはNo.1に入った購入アイテムをAに送品してから『逆順連続空持ち換え』。これで全員のNo.1に購入アイテムが入りました。
※戦闘に勝利した場合(Bの送品前に獲得するアイテム数が1~2個、Cが1~3個の範囲に収まる場合)
-①AはCにNo.に入ったアイテムを送品。
-②Bは目当てのアイテムを2つ購入。BはNo.1に入ったアイテムをCに送品。A→B→A→Bの順で『逆順連続空持ち換え』『逆順連続空送品』。これでAとBのNo.1には購入アイテムが入りました。
-③Cは目当てのアイテムを1つ購入。CはNo.1に入ったアイテムをAに送品してから『逆順空連続持ち換え』。これで全員のNo.1に購入アイテムが入りました。
----------------------------------------------------------------------------
以上のテクニックを適当に踏まえたうえで、状況に応じた送品の手順やら何やらを考えて使い分けるわけですが、送品の手順を変えなくてはならない要因はだいたい以下の通りですので意識しておきましょう。
①見切り送品を行う人数(パーティ人数)
②一番若い空枠より若い枠に取引可能のアイテムがあるか否か。またはその個数。
(一番最初の空枠と送品可能アイテムの位置がそれぞれNo.2とNo.1、No.1とNo.2のときでは手順が全く異なります。ある方が簡単です。)
③見切り送品をするアイテムは元々持っていたのか、あるいは購入するのか、誰かから受け取るのか。
④自分よりENo.が若い人からアイテムを受け取るのか、大きい人から受け取るのか。
その場その場の状況に応じて考えていきましょう。
----------------------------------------------------------------------------
おまけ:やりたい見切り方法ごとの簡易まとめ
○大きいENo.をもつキャラクター(協力者)から受け取ったアイテムを指定の枠に入れたい時
指定の枠にアイテムが入っていようとなかろうと、協力者宛に送品します。
↓
協力者が送ったアイテムが指定の枠に入ります。
(ただし、この方法を利用する時には指定の枠より上に空枠があってはいけません。)
○若いENo.をもつキャラクター(協力者)から受け取ったアイテムを指定の枠に入れたい時
方法1:取引可能アイテムを上詰めで1つでも持っているとき
空き枠の上から順番に、ドロップアイテム、探索アイテム、イベントでの獲得アイテム、購入アイテム、協力者から受け取ったアイテム と入ります。
↓
指定の枠に入っているアイテムを協力者宛に送品します。
↓
空き枠の上から4番目、3番目、2番目、1番目の順番で『逆順連続空持ち替え』します。
(送品までに得られるアイテムの総数が4つ以上にならないように注意します。
戦闘に勝利する確信がある場合には、かならず探索アイテムを得られると考えて、5番目、4番目、3番目、2番目の順に『逆順連続空持ち替え』してもかまいません。)
↓
この場合持ち替えは受け取ったアイテム、購入アイテム、……の順で行われるので、指定の枠に協力者から受け取ったアイテムが入ります。
方法2:取引可能アイテムを上詰めで1つも持っていないとき
空き枠の上から順番に、ドロップアイテム、探索アイテム、イベントでの獲得アイテム、購入アイテム、協力者から受け取ったアイテム と入ります。
↓
一番上の空き枠をを協力者宛に『空送品』します。何が送られるかは分かりません。
戦闘敗北時には協力者から受け取ったアイテムが一番上の空欄に入ってしまい、そのまま返してしまう可能性があります。何かしらのダミーアイテムを購入※し、(送り返さないように)保険をかけておいてもいいでしょう。 ※ただしその場合、送品までに得られるアイテムの総数の許容個数が1減ることになります。
↓
空き枠の上から5番目、4番目、3番目、2番目の順番で『逆順連続空持ち替え』します。
(送品までに得られるアイテムの総数が4つ以上にならないように注意します。)
↓
この場合持ち替えは受け取ったアイテム、購入アイテム、……の順で行われるので、指定の枠に協力者から受け取ったアイテムが入ります。
当記事は第8回更新以降の処理順変更以降に編集を行っていません。
それをご了承のうえでご覧いただければ幸いです。
-第7回まで
1800:アイテム購入
1900:アイテム送品
2000:PS送金
-第8回以降
1800:PS送金
1900:アイテム送品
2000:アイテム購入
(※アイテム送品処理と購入処理の順番が入れ替わっていることに注意が必要です。)
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ご無沙汰しております、こなです。
今回は六命→一揆で相当やり辛くなった「見切り送品」について一揆式に説明します。
(当方PT(174,261,289,563)では第2回、第4回更新で既に見切りを行い、それぞれ成功しています。)
(そのときの関連ツイートと見切り参考画像
http://twitter.com/11powder/status/356794065850875905
http://twitter.com/11powder/status/356794714269298688
http://twitter.com/11powder/status/356795459962015744
http://twitter.com/11powder/status/356816002115317762 )
駄文の可能性が極めて高いです。
見切り送品とは。
簡単に説明すると、戦利品・ドロップの影響をほぼ受けずに、購入したor受け取ったアイテムを特定のItemNo.に入れる大変複雑な方法です。
(ほぼ、と表現したのは、ドロップアイテムと探索アイテムの個数があまりにも多くなってしまった場合にはどうやっても対応できないためです。まずそういう事は起こりえませんが。)
そもそもなぜこんな(これ以降に説明する)ことをしなきゃいけないのか。
入手アイテムには戦闘の勝敗(探索アイテムの有無)だとか、ドロップがあるかどうかだとかの様々な不確定要素があります。
つまりアイテムを一つ購入するだけ、協力者からアイテム受け取るだけでは、そのアイテムをその更新内で利用するのは難しいということ。
(オーバーかもしれませんが)前線を走るまーしゃるさん達には、時にそのタイムラグが命取りになる事だってあるわけです。
なるべく無駄を省き、確実にアイテムを利用すること――それが見切り送品の醍醐味なのです。
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そもそも送品とは何か?
送り先のENo.と手持ちのItemNo.を指定することで、対象にアイテムを送付できるという機能です。
元あったアイテム欄は空欄となり(決してアイテムの上詰めは行われません!)、そのアイテムは送付先キャラクターの、アイテム欄の最も若い番号の空欄(送品時点)へと追加されます。
自分自身に送品する場合(これを持ち替えといいます)にはいったん対象アイテムが取り除かれた後、再び手持ちへと加えられます。
元あった番号より若い番号に空欄がなかった場合は、そのまま元の位置へと追加されます。
(以前は不具合でもとより大きい番号へと移動してしまうことがありましたが、修正済です。)
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さて、そのテクニックを説明する前にいくつか注意点を。
一つ目はプレイヤーとしての常識で、エントリーナンバーについて。送品に限ったことではありませんが、①各処理順ごと、②エントリーナンバーの若い方から、③入力した順に処理されます。
見切り送品に限っては順番が一つ逆になっただけで失敗してしまうほどシビアですので、くれぐれもご注意ください。
二つ目は処理順について。一揆ルールブックから要点だけ抜粋します。
http://ikki.x0.com/rule_data.php
1200:アイテム破棄
1300:食事
1400:アイテム使用
1600:攻城戦
1800:アイテム購入
1900:アイテム送付
2000:PS送金
一揆では以下のような変更点がありました。
・緊急送品がなくなった
・購入がPS送金、アイテム送付の前に変更
この変更点により今まで出来たこと、つまり送品で空けた空欄に購入アイテムを捻じ込む事が出来ません。
(購入代金を見切りで送ることもできなくなっています。)
三つめは、手持ちの空き枠の状態について。
日ごろから持ち替えを使用し整理していない場合、手持ちのアイテムとアイテムの間に空き枠が出来ていることがあります。(ItemNo.1と3にアイテムが入っており、2に入っていない……等)
この場合戦闘で入手したアイテム、購入したアイテムなどは上にある空き枠から順に入っていきますので、ItemNo.の指定間違いにはくれぐれもご注意ください。
空き欄の上から順番に1,2,3...と振っていくと分かりやすいかもしれません。
四つ目は、現在の攻城先についてです。
一揆ではマップに座標がありませんが、現在予告が表示されている攻城先が違う場合は送品・送金が一切行えません。
送ろうとした相手が別の攻城先にいてアイテムが送品できなかった――などという事には十分お気を付けください。
五つ目は、対象キャラクターが賞金首かどうかです。
賞金首と非賞金首のキャラクター間では攻城先が違うのと同様、送金や送品を行うことができません。
六つ目は言うまでもありませんが、アイテムの種類です。
初期装備やルリアンナ材・ラルフ鉱をはじめとする赤文字のアイテムは他キャラクターへの送品ができません。ご注意ください。
----------------------------------------------------------------------------
(別に難しい方法を使わずに送品見切りをする『最も簡単な方法』をあらかじめここに書いておきます。)
○AはBよりも若いENo.を持っているとします。
①Aは手持ちのアイテムいずれか(ただしそのアイテムより上に空欄があってはいけません)または一番上の空欄ををBに送品します。
②BはAにお目当てのアイテムを送品します。Aが送品したアイテムの場所にそのまま入ります。
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ここから下では最も上の空枠、あるいはその上にある取引可能なアイテムがある枠のことを『指定の枠』と表現します。
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ここから見切り送品の際使用する(特殊)テクニックをいくつかご紹介します。これも勝手に名付けました。
①空送品
②逆順連続空持ち替え
③(逆順)連続空送品
④(見切り購入が含まれる場合)購入者を分ける
①空送品
アイテム枠中の空枠を指定して送品するテクニックです。
送品までに行われる処理で、その空枠に何らかのアイテムが入ることを想定する場合に用います。
-自分以外に『空送品』
・その枠にアイテムが入った
→入ったアイテムをそのまま送品します
・その枠にアイテムが入らなかった
→○○(eno) に ItemNo. 貴方への気持ち を渡そうとしましたが断念しました。と表示され、何も起こりません。
つまり送品が成功する状況であれば、確実にその枠を空枠としてキープすることができます。
-自分に『空送品』(以後 空持ち替え)
・その枠にアイテムが入った
→(もともと空欄だった枠にアイテムが入ったということは、それより上に空枠はない※)アイテムは移動せず、そのまま。
・その枠にアイテムが入らなかった
→自分(eno) に ItemNo. 貴方への気持ち を渡そうとしましたが断念しました。と表示され、何も起こりません。
見ての通り、単体では全く意味をもたない行為です。ですが、自分以外への送品や『空送品』と組み合わせることで真価を発揮します。
※(もともと空欄だった枠にアイテムが入ったということは、それより上に空枠はない)と表記しましたが、これは『空持ち替え』の前に、『空枠より上にあるアイテム』を『自分以外へ送品』していない場合の話です。
では、この『空持ち替え』を他の送品と組み合わせてみるとどうでしょうか?
先に『空枠より上にあるアイテム』を協力者へ送った場合、そのアイテム枠は空枠となります。
その状況で『空持ち替え』すると、なんとその空持ち替えした場所のアイテム(あれば)が、送品でできた空枠に移動します。
この方法と次に紹介するテクニックを利用すれば、1つだけ購入したアイテムを指定の枠に入れることも可能となります。
②逆順連続空持ち替え
ここでは空枠を指定して、ItemNo.が大きい方から若い方へ向けて持ち替えすることを指します。
上の『空持ち替え』項で説明した通り単体では意味をもたないので、他者への送品・『空送品』と組み合わせて利用します。
この方法を用いてどういうことができるのかといいますと、なんと直前に購入したアイテム、自分より若いENo.をもつキャラクターから送られてきたアイテムを、指定の枠へ移動させることができるのです!
どのような手順で送品するかと言いますと・・・・・・言い表し難いので例で表現します。
仮に購入したor受け取りたいアイテム枠がItemNo.1で、ItemNo.2~5が空枠だったとします。
このItemNo.2~5(あるいはそれ以降の空枠)には、自分の送品処理が回ってくるまでに入手するアイテムが処理順の通り(ドロップアイテム→探索アイテム→イベントでの獲得アイテム→購入アイテム→若いENo.のキャラクターから受け取るアイテム)に入りますよね?
ですので……まずはItemNo.1を協力者に(空)送品して空けた後、ItemNo.5→4→3→2の順で逆順に空持ち替えしてやると、若いENo.のキャラクターから受け取るアイテム→購入アイテム→……の優先度で、あらかじめ空けておいたItemNo.1に入れることができるわけです。
(受け取るアイテム数は1個、送品可能回数は5回。ItemNo.1に取引可能アイテムが入っている場合は探索アイテム+ドロップアイテム+・・・の許容個数は3個以下です。
また、ItemNo.1が最初から空の場合は4個以下となりますが、購入したアイテムをNo.1に入れたい場合は、購入したアイテムをそのまま協力者に送ってしまう場合を想定し、同じアイテムを2個買うのもいいでしょう。)
③逆順連続空送品
逆順連続空持ち替えと同じことをしているように見えて、目的が全く異なります。
逆順連続空持ち替えでは協力者への送品の後、目当ての1アイテムを指定の枠に入れるために持ち替えをしましたが、こちらは目当ての(購入、受け取り)アイテムだけを送品することで、それを受け取るキャラクターの見切りを成立させてしまうという目的をもった方法です。
また、こちらは複数の同じ購入アイテムを複数キャラクターに送ることで、それらの見切りを成立させてしまうこともできます。
(ただし、受け取り人数を増やすほどドロップ個数が多い事例に対応できなくなります。)
『逆順連続空送品』では受け取りキャラクターが送品で指定の枠を空けた後にアイテム送る必要があるため、それらのキャラクターよりもENo.が大きいキャラクターが目当てのアイテムを用意し、受け取りキャラクター宛に送品する必要があります。
例として、2名の見切りを成立させる際に使用する手順は次の通りです。
例:一番ENo.の大きいキャラクターの手持ちのItemNo.1~5が空き枠のとき、購入する同じアイテム2個を受け取るキャラクターA,BのItemNo.1に入れたいとき
まず受け取るキャラクターA,BそれぞれのItemNo.1を別の協力者へ(空)送品して、あけておきます。
次に一番ENo.の大きいキャラクターは目当てのアイテムを2個購入します。このときItemNo.1~5にはドロップアイテム→探索アイテム→イベントでの獲得アイテム→購入アイテム→若いENo.のキャラクターから受け取るアイテムの順で入っているので・・・・・・
AにNo.5→BにNo.4→AにNo.3→BにNo.2→AにNo.1
もしくは
BにNo.5→AにNo.4→BにNo.3→AにNo.2→BにNo.1
と逆順に、交互に『空送品』することで、2個連続で空き枠に入った購入アイテムから1つずつA,Bに送り、あらかじめ空けておいたそれぞれのItemNo.1へと収納することができます。
(この場合の購入数は2個、送品可能回数は5回。探索アイテム+ドロップアイテム+・・・の許容個数は3個以下となります。)
また、送品対象に自分を含める――つまり空持ち替えを含めることで、自分の見切りを成立させた上でもう一人の見切りも成立させる荒業が可能です。
④(人数が多く、見切り購入が含まれる場合)購入者を分ける
『逆順連続空持ち替え』『(逆順)連続空送品』は購入したアイテムを指定の枠に入れるために用いる非常に重要なテクニックですが、二つを組み合わせることでさらに効率が良くなります。
それぞれドロップ+探索アイテムの個数が2個以内に収まるのであれば、なんと条件によっては、4つの購入アイテムを4人それぞれの手持ち指定の枠に入れることすら出来てしまいます。
ENo.の大きさがA<B<Cの3人PTでは、上記赤字の手順の一例を以下に挙げます。あまり参考にならないかもしれません。
(今回はそれぞれの空欄に上からNo.1~5と名前をつけておきます。)
A No.1をCに送品
B No.1をCに送品
No.5をAに送品
No.4をBに送品
No.3をAに送品
No.2をBに送品
C No.1をAに送品
No.5をCに送品
No.4をCに送品
No.3をCに送品
No.2をCに送品
アイテムを購入できるだけのPSを最初から持っているとします。
※戦闘に敗北してしまった場合(送品前の獲得アイテム0の場合)
-①AはCにNo.1を空送品。
-②Bは目当てのアイテムを2つ購入。BはNo.1をCに送品。戦闘に敗北したので購入アイテムがそのままCに送られます。A→B→A→Bの順で『逆順連続空持ち換え』『逆順連続空送品』。これでBのNo.1には購入アイテムが入りました。
-③Cは目当てのアイテムを1つ購入。CはNo.1に入った購入アイテムをAに送品してから『逆順連続空持ち換え』。これで全員のNo.1に購入アイテムが入りました。
※戦闘に勝利した場合(Bの送品前に獲得するアイテム数が1~2個、Cが1~3個の範囲に収まる場合)
-①AはCにNo.に入ったアイテムを送品。
-②Bは目当てのアイテムを2つ購入。BはNo.1に入ったアイテムをCに送品。A→B→A→Bの順で『逆順連続空持ち換え』『逆順連続空送品』。これでAとBのNo.1には購入アイテムが入りました。
-③Cは目当てのアイテムを1つ購入。CはNo.1に入ったアイテムをAに送品してから『逆順空連続持ち換え』。これで全員のNo.1に購入アイテムが入りました。
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以上のテクニックを適当に踏まえたうえで、状況に応じた送品の手順やら何やらを考えて使い分けるわけですが、送品の手順を変えなくてはならない要因はだいたい以下の通りですので意識しておきましょう。
①見切り送品を行う人数(パーティ人数)
②一番若い空枠より若い枠に取引可能のアイテムがあるか否か。またはその個数。
(一番最初の空枠と送品可能アイテムの位置がそれぞれNo.2とNo.1、No.1とNo.2のときでは手順が全く異なります。ある方が簡単です。)
③見切り送品をするアイテムは元々持っていたのか、あるいは購入するのか、誰かから受け取るのか。
④自分よりENo.が若い人からアイテムを受け取るのか、大きい人から受け取るのか。
その場その場の状況に応じて考えていきましょう。
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おまけ:やりたい見切り方法ごとの簡易まとめ
○大きいENo.をもつキャラクター(協力者)から受け取ったアイテムを指定の枠に入れたい時
指定の枠にアイテムが入っていようとなかろうと、協力者宛に送品します。
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協力者が送ったアイテムが指定の枠に入ります。
(ただし、この方法を利用する時には指定の枠より上に空枠があってはいけません。)
○若いENo.をもつキャラクター(協力者)から受け取ったアイテムを指定の枠に入れたい時
方法1:取引可能アイテムを上詰めで1つでも持っているとき
空き枠の上から順番に、ドロップアイテム、探索アイテム、イベントでの獲得アイテム、購入アイテム、協力者から受け取ったアイテム と入ります。
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指定の枠に入っているアイテムを協力者宛に送品します。
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空き枠の上から4番目、3番目、2番目、1番目の順番で『逆順連続空持ち替え』します。
(送品までに得られるアイテムの総数が4つ以上にならないように注意します。
戦闘に勝利する確信がある場合には、かならず探索アイテムを得られると考えて、5番目、4番目、3番目、2番目の順に『逆順連続空持ち替え』してもかまいません。)
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この場合持ち替えは受け取ったアイテム、購入アイテム、……の順で行われるので、指定の枠に協力者から受け取ったアイテムが入ります。
方法2:取引可能アイテムを上詰めで1つも持っていないとき
空き枠の上から順番に、ドロップアイテム、探索アイテム、イベントでの獲得アイテム、購入アイテム、協力者から受け取ったアイテム と入ります。
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一番上の空き枠をを協力者宛に『空送品』します。何が送られるかは分かりません。
戦闘敗北時には協力者から受け取ったアイテムが一番上の空欄に入ってしまい、そのまま返してしまう可能性があります。何かしらのダミーアイテムを購入※し、(送り返さないように)保険をかけておいてもいいでしょう。 ※ただしその場合、送品までに得られるアイテムの総数の許容個数が1減ることになります。
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空き枠の上から5番目、4番目、3番目、2番目の順番で『逆順連続空持ち替え』します。
(送品までに得られるアイテムの総数が4つ以上にならないように注意します。)
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この場合持ち替えは受け取ったアイテム、購入アイテム、……の順で行われるので、指定の枠に協力者から受け取ったアイテムが入ります。