李忠成、間に合った!五輪へのパスポート
2月27日9時58分配信 日刊スポーツ (ここから)
反町ジャパンの「新兵器」が、五輪予選開幕に間に合った。U-22(22歳以下)日本代表FW李忠成(21=柏)が26日、日本のパスポートを取得した。李は在日韓国人4世で、今月9日の日本国籍取得後から申請。同代表の合宿地・熊本から帰京したこの日、自ら東京都庁を訪れて旅券を手にした。身分証明書となるパスポートの取得は、代表の公式戦出場登録の絶対条件。晴れて、28日の北京五輪2次予選初戦、香港戦(国立)での出場が可能になった。
「日本代表FW李」となるための、最後の手続きが終わった。この日、代表チームよりひとあし早く、合宿地の熊本から帰京した李は、羽田空港から東京都庁の旅券課へ直行。表紙に日本国と印字された10年間有効の赤いパスポートを受け取った。五輪予選の香港戦まで残り2日というぎりぎりの状況で、晴れて代表の正式な一員となった。 「(公式戦に)登録できることになって、ひと安心です。ただ、出場できる保証はないので、活躍してメンバーに選ばれるよう頑張りたい」と気を引き締めた。国籍を取得して合宿に招集され、21日の親善試合米国戦で初出場した。だが、五輪予選は公式戦。選手登録の規則上、所属チーム(国)と身分を証明する旅券の取得は絶対条件で、国内開催時も必要になる。厳密には試合前日の運営会議で提出しなければならず、この日までに李の手に渡らなければ、香港戦に出場できなかった。 自身のルーツである韓国か、生まれ育った日本を選ぶかで悩み抜いた末に、今月9日に日本国籍を取得したばかり。日増しに注目度が上がる中「いつまでも不安な気持ちでいるわけにはいかない。自分で選んだ人生ですから」とプレッシャーとも正面から向き合う。前日25日の熊本合宿最終日には、練習試合の大津高戦で3得点と活躍。反町監督も「点を取るセンスや動きの質がいい。精神的な強さもある」と3トップの一翼として高く評価している。 28日の香港戦では、先発出場の可能性がある。会場は、幼少のころに父鉄泰さんに手を引かれてJリーグ観戦に訪れた日本サッカーの聖地、国立競技場。「父は書類をそろえるのに大変だったと思う。香港戦が終わったら、一緒に食事をしてお礼を言いたい」。日本代表としての決意を、勝利という結果で示すだけだ。【山下健二郎】 (ここまで) 李忠成はもちろん柏レイソルの選手である。去年まで、イ・チュンソンと言っていた。在日の韓国人だから。チュンソンの試合に出る回数は多くはなかったが、出場したときの貢献度は凄い。スピードと俊敏敏な動きで、ゴールをこじあけてしまう。それも1点では満足できない。何度も走って、走って、シュートシュート!! 若いし、大変頼もしい選手である。
このほど日本国籍を取得した。U-22日本代表に選ばれたのは、レイソルファンとして、大変うれしい。今までの代表メンバーにもこういうタイプはいなかったのではないか。ちなみに、日本名は「ただなり」と読むそうだ。まだその名前には慣れていない。もしかしたら、本人もそうかもしれない。
だから、だから、明日の香港戦には、とってもとても期待している。
3点も4点も、たくさんゴールしてほしい!! きっとできるから!!
柏のビックカメラで偶然彼をみかけたことがある。選手は間近で見ると、大変大きい。大きくて、すらっとしていた、とてもカッコイイ人でもあった。
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