お久しぶりです。

数年間も放置したままでして申し訳ございませんでした。

余りにも時間が空いたため,写真の取り込み方も忘れ,

アメーバの表示形式がかなり変わっており,

どこに何があるかよく分からないという(滝汗)…

 

 

 数カ月前の話だが,イワシがついている場所があると

聞き,ひょっとして青物の回遊ルートになっているかと,

陸っぱりから夜明けとともに狙ってみることに。

 

タックルは,数年使っていなかったソルティックLSJ9.6ft.に

09ツインパ6000HG(オフショアのキャスティング用に

買っていたもの)にPE2.5号を200mにリーダーフロロ40lb。

メインのルアーは,百均メタルジグに自作のアシストフックを

結んだ貧乏使用だ。

針がスッポ抜けないかが,とても不安なのだが…

 

 

 一方的な思い込みで,青物はかなり明るくならないと

釣れないと思っていたが,どうやら薄明るくなったらベイトを

追っかけまわすらしい。

イワシはワンサカいて,一面イワシだらけ。

時折遠くでナブラが起こっている。

 

アタリさえなく,数時間が経過。

 

余りにも反応がないので集中力が切れ,惰性で投げて

タダ巻きしていると,突然「ドスン! ジーーーーーッ」

ファーストランが止まらない。

50m近くラインを出され,止まった段階で2回程度アワセを

入れる。

が,PE2.5号でどの程度アワセを入れればフッキングするか

よく知らない。

果たしてカエシまで刺さっているか不安になりながら,

ドラグを強めに締め直す。

憧れの応援団スタイルでグイグイ寄せてきたものの,

嫌な予感的中。

テンションを失い,反動でひっくり返りそうになってしまった。

 

まさに茫然自失。

時間が止まってしまった(≧∇≦)

 

ショアジギでは40cm位のヤズしか釣ったことのないボウズマン。

引き出しが少ない。

甘かったですな…

 

 

その後,ヘビーシンキングペンシルやホッパーを投げてみるも

反応なく…

 

数時間が経過…

 

 

再び百均メタルジグに戻し,青物の姿が見えなくなったが,

相変わらず足元までイワシがワンサカいるので,

いるとすれば,レンジが下がったものと判断。

ジグをボトムまで落として,夢よもう一度と信じて

Keep Casting!

 

 

疲れたのでタダ巻きをしていると,

「ドスン!! ジジジーーーーーッ!!!」

ドラグが悲鳴を上げている時に鬼アワセをすると

ラインブレイクと口切れが怖いので,中くらいのアワセを

入れる。

 

こやつも約50m走り,漸く止まった。

針のフトコロまで貫通するのをイメージし,4回程度

思いっきり追いアワセを入れる。

 

ドラグを締めて,応援団スタイルで寄せにかかる。

竿をゴンゴン叩いている。

エイではない,ブリクラス…と信じたい。

竿がMAXがPE2号迄のかなりライトなものなので,

余り無理が出来ない…と思う。

 

寄せては出され,寄せては出されを10分くらい繰り返し,

漸く岸近くまで寄ってきた。

そこからは沖に走らず,横に走る走る。

空気を吸い,漸く横になってランディング体制に入る。

姿が見えてすぐは70cm位?と思っていたが,タモ助を

してもらい,上がってきたのは89cmのブリ。

 





写真は,ハラワタを取った状態なので痩せて見えるが,

釣ってすぐはパンパンであった。

 

「秀樹感激! じゃなかった,ボウズマン感激!!!」

スミマセン。世代なもので(*^▽^*)

釣り人,至福の瞬間だ。

 

クーラーを持って行っていない(80cmのを持っていくと

釣れた試しがない)ので,すぐに納竿。

締めてハラワタを出し,実家に持って行ったとさ。

1ヶ月だけ真面目にチヌを狙うことにしているボウズマン。


この時期はあまり他の魚が釣れず,近場の波止は夏休みなので


お子様天国。


人ごみを避け,実家近くの岸壁へ。


この時期は,岸壁表層近くにはイガイが沢山付いているので,


チヌはそいつを意識し,効率よく捕食出来るという訳だ。


イガイは港の浮き桟橋についているのを取るため,


餌代はかからない。





糸オモリを巻きつけ,スライダー釣法(2014年7月に詳細紹介)で


狙うため,1枚貝を用意。


スライダー釣法に拘るのは,ニゴリなく,ベタ凪,ドピーカンの


時時期で,ただでさえ警戒心の強いチヌに人間の姿を


見せないようにするためだ。


スライダー釣法では,投入後仕掛けがなじんだら,


沖にさっとラインを払うため,海面を覗きこまずにヘチから一歩後ろで


釣ることが出来るのがメリットだ。


それと,オーバーハングの奥にスライドさせ,陰に隠れたチヌを


狙える。


(こちらがメインメリット)


大阪で愛好家が多い釣り方だ。




いつも通っているこの釣り場は,満ち5分からがアタリが多いので,


そのタイミングからスタート。


岸壁は,コンクリートが真っ直ぐストンと落ちているタイプではなく,


ブロックが合わさった形状。


空洞は,内側5m位まであるようだ。


ここに潮が当たると,バッシャン,バッシャンとなり,スケスケの潮,


ドピーカンでも,チヌの活性が上がり,確変突入となるはず。




イトフケに注意し,落とし込んでいると,フッとラインが止まる。


手首でアワセる。


掛けたら,「ギュン!」。


45cm位になるとかなり引きが強く,指ドラグで何度もラインを


出してチヌを怒らせないようにやり取りして海面まで浮かして


空気を吸わせ,タモに手を伸ばす。





途中で引っ掛かっているのか,フグがつついているのか,


チヌのアタリなのか確信が持てないが,疑わしきは接触的に


アワセていく。


同じ止めアタリで




真っ黒いのが居着きの証拠だ。





連チャンとはいかないが,ポツポツと取っていく。




やや白っぽい個体。


食べるならこちらの方をオススメする。


釣り場でいつも顔を合わせるアングラーと会って話をしていると,


「殆どラインを切られる・・・」とのこと。


やり取り中を拝見すると,無理やり止めようと,ラインを殆ど


出していない。


「絶対行かしてはいけない岸壁の奥へ突っ走る以外は,


もっとラインを出して,チヌを怒らせないように時間をかけた方が


いいですよ。無理に止めようとすると,どうしても結び目で


切れますよ。」とアドバイス。


様子を見守っていると,「キャッチ率が上がった。


発想の転換やな。」と納得しておられました。


ボウズマンも,1年ぶりにやった時,同じミスをしておりました。





この後も,アタリは忘れた頃にあり,さらに4枚位追加。






夏の海の風物詩,盆休みにもう一回行って,終わりとするか。

近場の波止でイワシ祭り開催中で,サビキにフィッシュイーターが


掛っていたのを前回見ていたので,サビキをしつつ,


そいつでの泳がせ釣りに初挑戦。





さすがにサビキのままだと,ハリス等のラインがもたないので,


家にあったチヌ針5号と,ハリス&幹糸はフロロ6号で


1本針仕掛けを自作。


「如何に金を掛けないか」がテーマなのは言うまでもない。





朝一は起きられなかったので,10時スタート。


(満ち上がり五分)


すぐにはイワシがいなかったので,顔なじみの方から生餌を分けて


いだだき,ボートキャスティング(青物)タックルにセット。


毎キャストごとにイワシを変えていくが,なかなかアタリは出ない。





暫くして,イワシがワンサカ寄ってきた。


アメの包みのオーロラっぽいビニールで作った自作サビキで,


食材確保に励む。


鈴なりになったイワシは,オモリを掴んで,竿を振って豪快に


外しては仕掛け投入をひたすら繰り返す。



時折,手を海水に付けて,丁寧に手で外す。→生き餌用





イワシに夢中になっていると,待望の「ジーッ!ジーッ!」という


ドラグ音が。


サビキ竿そっちのけで,竿に飛びつく。


「ゴン!ゴン!」と竿が叩かれる。


ドラグを締めてジワジワと浮かせにかかる。


最初の2,3回の引き込みは強かったが,なんせ青物竿。


難なく寄ってきた。


ヒラメなら寄せてきたらビラビラと横に泳ぐのだろうが,浮いてきたのは


ピンク色の魚体。





50cm位かな。





その後は泳がせメインで粘るも追加できず複雑


サビキ組にも,「ゴン!」が数回あったが,ラインブレイクしていた。


頭だけ上がってきたイワシも結構いたし。


また泳がせ釣りに挑戦するとしよう。