今回はリアルサンプリングラボ
腸内環境に大切な菌のお話
に参加させて頂きました。
最近、腸内環境や腸内フローラ、
ビフィズス菌や乳酸菌という言葉を聞く機会が
とっても増えたように思います。
ヨーグルトを食べて腸内環境を整えるといいのかなぁ
なんてアバウトな感覚でいました。
が今回は、
講師に、
順天堂大学医学部教授
小林 弘幸氏
をお迎えして、
「腸を制するものは、人生を制する」 2016
というテーマで講義を聞くことができました。
小林弘幸氏は、本もたくさん出版され
テレビ番組にも出演されています。
現在は、Eテレの
”きょうから発酵ライフ”
に講師として出演されています。
さて講義のスタートです。
明日から更に輝くために・・・
心が大切なのですが、
実はすべてSCIENCEで説明できるとのこと。
そして”意識”することが大切。
最近話題の腸についても、
意識をしないと、気づかない存在だと思いませんか?
そんな腸について、意識していくことで
質の良い血液が作られ体内を巡る。。。
腸はそれほど大事な存在なんです!
心と身体の健康は。。。
腸や血液の働きをコントロールしている
「自律神経」
で決まるそうです。
自律神経は、
交感神経と副交感神経に分けられ
2つのバランスがとっても大事なのですが
自律神経や副交感神経は
加齢とともに下がってしまうそうです。
なので、副交感神経を下げないように
心がけることが大事にになってくるそうです。
また最近では医療への考え方が
大きく変わってきてます。
体調を崩したら治療する。
早期治療
予防医学 (病を発症させない!)
健康に生きていくという流れです。
そして登場するのが
善玉菌と悪玉菌
悪玉菌が増えると肝臓での解毒の働きが増え
肝臓が弱ってしまいます。
善玉菌が多いと、肝臓→心臓が
健やかに保たれます。
腸の働きが、身体全体に影響するので、
腸内環境を整えることが大事になってきます。
そのために大事になってくるのが
ビフィズス菌 と 乳酸菌
ビフィズス菌は大腸で
乳酸菌は小腸で。。。
ということで、2つの菌の活躍の場は異なります。
ビフィズス菌は、腸内環境を整えたり・免疫調節作用などの働き
乳酸菌は、酸素があれば生育でき、ビフィズス菌のサポート役となっています。
乳酸菌は、年齢とともに激減(20代30%→50台2%!!)するので、
食事で増やしていくのが重要となってきます。
また合わせて食物繊維の摂取も重要となってきます。
ここで注意しないといけないのが、
食物繊維には水溶性と不溶性があるということ。
水溶性食物繊維を摂取することで、
善玉菌のエサとなり、数や種類を増やし活性化。
ブドウ糖の吸収を緩やかにもしてくれます。
アボカドやオクラ、納豆、こんにゃくなどなど
効果的に摂取するためには、よく知ることが大事!
と改めて思いました。
最後に・・・
自律神経を整えるためのポイント
セル・エクササイズ
文章で説明するのは難しいのですが。。。
手を上に伸ばしたときに両手を交差する。
その状態でストレッチすることで効果があるそうす。
「セル・エクササイズ」で検索すると詳しい説明が見つかりますよ♪
朝食を必ず摂る
どんなに簡単でも良いので、
朝食は必ず摂り、体内時計を目覚ませてあげるのが大事。
入浴
39-40℃で半身浴。
肩までつかると、水圧で心臓に負担がかかってしまうそうです。
ゆっくり動く
ついつい時間がなく慌ててしまう!そんな状態から卒業しましょう!
ゆっくり動くことで副交感神経が高まります。
そういう意識づけがとっても大事デス。
腸を大切に
ビフィズス菌が減ると、乳酸菌も影響を受けます。
腸を意識して、腸内環境を整え・免疫を整えることを
忘れないように。。。
これで心と身体も健康にデス。
おまけ。。。
質問コーナーより
スマホ時代の世の中。
実は、このスマホが認知症の源という衝撃の事実。
スマホがあれば記憶しなくても、
スマホに情報が集約され、検索もできとっても便利。
けど、この記憶しないという行為が大問題。
そう言えば、昔はよく使う電話番号は覚えていたけど、
今では自宅の電話番号と、身内の携帯電話番号は怪しいかな。
そんな状態です。
でもスマホを手放すことはできないので
オススメなのが、3年日記。
今日一番良かったこと
今日一番悪かったこと
2日前の夕飯のメニュー
この3点を書き続けることが良いそうです。
特別なことを書くのではなく、
これなら続けられそうです。
(3年日記がオススメなのは、記入欄が広くないことだそうです。)
今日の講義は、色々と気づかされることがありました。
日々、無意識に過ごしていること、
見直していきたいなぁ。。。と思いました。
意識して!
この言葉を忘れず、自律神経を整えていきたいです。
ありがとうございました。
後半は、
のプレゼンテーションと試飲となります。
つづく・・・