どうも、ドアラです。笑。
今日はまた啓発的なお話をしたいと思います。
日本の企業は終身雇用制度を長く採用してきたこともあり、
「仕事」という感覚がマヒしている部分があると思うので
そこに言及していきます。
終身雇用制度の中では、安定、安心があるため
長く会社に勤めていると、「仕事」という概念がマヒすることがあります。
私も会社員の頃にそういう人を多く見てきました。
会社に行っているだけで、給料が出る!!という安心感がまずあります。
会社に勤めている方で、この事業を失敗させたらクビだ!!と思いながら
働いている方はいますか??実際には一生懸命に取り組んでいれば
ミスをしても解雇はないはずです。「これは日本特有の美学です!!」。
この考え方を否定する訳ではありませんが、マヒし続けることは
やめた方がいいですね。
欧州のサッカーで例えると、
どんなに選手ががんばろうと、一生懸命やっていようと、試合に負けたら
ブーイングです。帰れ!!といった感じです。
しかし、日本は違います。勝ち負けではなくプロセスを重視します。
一生懸命戦っている姿に感動するのです。結果試合に負けたとしても
よく頑張った!!と拍手を選手に贈ります。
まずこの違いを理解してくださいね。
この日本と欧州の違いについては私は文化の違いだと思っていて
それぞれに「良さ」があるので、何も批判的なことは言えないです。
もうちょっと掘り下げてみます。
では、上記「マヒ」について例えます。
なぜ、日本は終身雇用制度を採用したかといえば、能力主義ではなく
会社を家族のように捉えて、長く経験を積むことにより業務を効率よく
こなせる社員を育てようと考えていたからです。
しかし、時代の流れは速くなり、会社の指示通りに業務をこなしても
ダメな時代になりました。よって、自分で率先して発案出来る人間、
そして、行動できる人。指示がなくても動ける人が必要とされる時代になりました。
この時代背景の中で、会社の指示通りのことを忠実にこなすということは
「仕事」と認められない風潮もかなり出てきています。
サッカーで例えると、
まだ選手として一人前ではないから、
うちのチームで練習して1軍にあがれるようにがんばりなさい!!
年俸500万円出すから生活の心配はせんでいい!!
この状態を思い浮かべてください。
選手はサッカーに専念し、1軍に上がれるようにがんばって練習しますね。
実際の会社では、こういう考えをもつのは新入社員~入社3年目で
会社の即戦力になるまでの時期と考えられ勝ちですが、
私は会社に所属して、会社を辞める時まで続くと思っています。
つまり、「安定」とともに会社からは「成長」を期待されています。
しかし、マヒしているというのは、この成長に関する意識がキャリアと
ともに低下し、安定だけが残ってしまっていることです。
それぞれのキャリアに応じて出来る能力は異なるので、どの役職で
あろうと大きいことにチャレンジしていく精神は必要だと思っています。
これを忘れて「仕事」とは??を間違って捉えている状態がマヒだと思います。
欧州サッカーの例えで言うと、
「安定」「成長」の意識が対になっているのであれば
「日本の企業風土(文化)」に良さはあります。
しかし、成長やチャレンジが失われた安定志向であれば
結果を意識した欧州文化のほうがよほど良いと思います。
そういう意味で日本のシステムは崩壊しています。
ここで提案です。
「仕事」を「請負契約」ととらえてみてください。
ありとあらゆる仕事、ジャンルで共通する概念だと思っています。
仕事=時間量 ×
仕事=やる気 ×
仕事=効率 ×
こういう考えです。
社内にルールはあると思いますので、ルールを守りながら考えだけ変えてください。
1日に何時間働いたか、やる気を持って取り組んだか、効率よくやれたか?
ではなく、「結果」を出すためには、どのようにやる気を持って、どれくらい
働いて、どのように効率を図れば良いか??を考えてください。
新規の営業職であれば、月収30万円もらっていて、月50万円は
給料が欲しいなと考えたら、新規で毎月150万円の利益(給料の3倍)を
継続して取ることからはじめましょう。
うちの会社はがんばっても給料が上がらないから。そんなの関係ないです。
やってから文句言いましょう。
作業職、商社のルート営業などは、その目標を売上げではなく
時間創出で考えてください。いかに効率の良いやり方でうまくまわして
時間を生み出せたかです。数字だけで見れないのでアピールは
しにくいですが、考えがあって改善できたことや、結果を出したことが
多くなれば、実績としてアピールできます。
このブログのテーマ通りひとつひとつの業務を「請負契約」でこなしている。
ととらえると変化があるんではないでしょうか??
最近の実例で、デザイナーに料金交渉した時に明るみに出ました。
こういうデザインで、こういう内容、この素材を使って、いつまでに仕上げて
いくらか?という話ですが、デザイナーの世界はまさにこの「請負契約」
で成り立っています。その中でもマヒが見受けられました。
Aさん:これは、作業時間にすると1週間かかるので金額は20万円かかりますね。
Bさん:頭の中でデザインはもう完成していて形にするだけなので5万円でやります。
これくらいの違いがありました。
これでクオリティーの同じレベルのものがAさん、Bさん出来上がったとしたらどうですか?
Bさんの方が時間をかけずにクオリティーの高いものを仕上げたことになります。
Aさんは、自分のスキルと時間を見合わせて料金を出しています。
しかし、クライアント側から考えると、制作物が満足いくように出来ていればOKなんです。
こういう部分がすごく出る世界がデザイナーの世界だと思いました。
極論からすると、1ヶ月間会社に朝9時に行って取引き先の対応して
営業行って、レポートまとめて、一杯飲んで帰宅。を仕事と捉えるのではなく。
1ヶ月のうちの1週間しか仕事をしていないのに結果を出せること。=仕事。
こう捉えるようにしてみてはいかがでしょうか?
1週間しか働いていないのに、結果が出るならもっと働けばいい!!という部分は
賛否両論あると思います。しかし、社内のルールや規約上ここまで極端なことが
出来ないにしても、会社からこれだけの「結果」を求められているから、時間は関係ない
「結果」が出ればいい。この考えでも、大丈夫だと思います。
この土地に請負い契約で家を作ってください。
とイメージしてください。
契約通りの「家」が期限内にちゃんと完成して引き渡せれば
プロセスはどうだっていいと思いませんか?
1週間で家を作れるなら、それはその人の能力です。
1週間で作る能力がないから、残業して夜通し作って間に合わせているのです。
しかし、会社で例えると、間に合わない人が多いのです。
その上、依頼者(会社)から約束どおりの「家」完成まだ??と聞かれることも
ないので、2ヶ月かけて作っているようなイメージです。
この状態を「マヒ」と考えています。
なかなか会社に所属すると思いどおりにいかないです。
制約もあり、社内風土も環境も人それぞれ違います。
しかし、「仕事」の価値観だけは統一してもいいんじゃないでしょうか?
そうすることで、終身雇用の中であっても、やる気に満ち溢れた方が
溢れ出て、日本社会が活性化すると良いなと思いますね。
というちょっと重苦しい内容でした。
20代の私が書くにはまだ早かったかもでした・・・。
偉そうなこと言ってすみません・・・。
以上、「ドアラの言いたいこと言った上にちょっと反省」のコーナーでした。
それでは次回もお楽しみに!!
※ドアラの思っちゃったんだからしょうがないのブログではテーマも
募集しています。知らないことは私自身もブログにすることで勉強に
なるので、このテーマでドアラとどれだけ考え方に相違があるのか?
など検証してもらっても構いませんよ!!笑。
お互い情報交換しながら成長していきましょう。
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