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おととい
歩道を歩いていたら

向こうからオジチャンが
両手を勇ましくふって歩いてくる

私と同じ
右側を歩いてきちょる
（オジチャンにとっては左側ね）
　

そうなるとすかさず　
『この右側歩行はぜったい譲らない』という
無邪気じゃない頑なさが出てきて

どちらも
ギリギリまで譲らずの攻防戦

結局私が負けて
それが悔しくて
　

次に向こうからやってきたのは
若い女性だった

私は瞬時に
幻魔大戦のようにユラユラと
『今度は負げねぇ』オーラを光り放とうと
したその前に

彼女はスッと　右側を譲ったの
　　

じつにスマート上品に譲って
何事もなく平和に
すれ違ったのよ

その瞬間
猛省と自戒の恥汗が全身に流れ

そんなことを毎日のように繰り返して学ばない
私のお尻は
もはやスカイブルー色です

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超青色