エクリプスのフロントマン、雑誌でもおなじみのヒデ林氏と同社テスターの井上友樹氏が、激戦区のフィールドで結果を出すための実践兵器として長い時間をかけて開発してきたロッド「VOLTEX」がついにリリースされました。
以前より、彼らと釣りをする機会も多く、このロッドに関しては俺自身注目してきたのですが、このロッドの特徴はなんと言っても、井上友樹がモンスターフィッシュを捕獲する常套手段である「瞬殺ファイト」を実現するパワーパフォーマンスにあります。
俺の場合、敬愛する西村兄貴が長年培ってきたUFMウエダのロッドを愛用しているのですが、アングラーの美学を追及し独自のスタイルから生まれたウエダのロッドとは全くタイプの違う作品に仕上がっており、港湾部や河口部、ウェーディングでも他のアングラーが密集する人気スポットで釣り勝つために高いアドバンテージを得られる仕様なのです。
初回生産のみ、バット部分にケブラーを巻いた限定仕様になっており、このシリーズのみ商品名の頭が「VX」と表示されます。プロトから模索してきたストロングスタイルの仕様ではありますが、ケブラーがなかなか手に入り辛い状況らしく、今のところは初回生産が終了した時点で未定となっています。
このことを耳にしていた俺は、去年からヒデちゃんに「買うから、必ず1本確保しておいてね」と職権乱用？を駆使して頼んでいたのですが、いよいよそれが本日届いたというわけです。
細部に渡り考え抜かれた各部位、モンスターにアドバンテージを渡さない強度は一見の価値ありです。周りの人で使っている人がいたら、ぜひとも振らせてもらってください。