コメントのやり取りは、引き続き差し控えさせて頂きますが
皆様の温かいお心は確かに我々に伝わっております。オープンにならないと知っていて尚、温かいお言葉を贈ってくださった皆様、本当に本当にありがとうございます。

お礼方々、その後のイルカ君のご報告をさせて頂きます。
あれから4日経過致しましたが、
変わらず外海に出てしまったイルカ君はイケスの周りにおります。
見た目での判断になりますが、体力も十分にあり、元気な状態だと言えます。
外海には、アジや鯛やイワシなど、その他にもたくさんのお魚がいますが
それらを食べている様子はまだ1度も見たことがなく、私たちの用意した1日2回のご飯を食べています。
我々人間には、広い海にいるイルカにそっちに行ったらダメとか、その魚は食べてはダメなんて到底出来る訳はありません。
当たり前のごとく、外海は果てしなく広がっていて自由そのものですが
イルカ君自身が自分の行動範囲と食べるものを決めているようで、
今日も私たちと生活を共にしてくれています。

少しずつですが、パニック状態から落ち着きも出始めました。
ですが、我々が今一番心配していることが、この落ち着きです。
事故には2つの種類があります。
パニックで訳もわからず、事故に至ってしまうことと、分かっていて事故に発展しまうことです。
落ち着き始めた事はとてもいい事なのですが、それに伴って今度は自分で分かっていて網の下をくぐったり、ロープで遊びだしたりすると、これもまた事故の元となってしまいます。
現に、今日は口周りに擦り跡がついていましたし、体に切り傷もできていました。
自由にしてていいけど、危ない行動だけはしてくれるなよ・・・。と願うばかりです。
また、もし体調不良になってしまったりすると治療をしてあげる事も出来なくなってしまいます。
手遅れになる前に・・・という気持ちがつきまといますが
我々も一緒に落ち着いて、イケスの入り口を通る練習を共に続けていきます。

今日は、落ち着いてここまで来れるようになりました!