俺だけのもんだって、何度でも確認しないと駄目なのかもしんねえな。俺が欲しいと思って手に入れたのって、おまえだけだから



ケモノの季節 (キャラ文庫 (ひ2-6))/菱沢 九月
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ケモノの季節って何月でしょう!?どことなく春から夏っぽいですよね…。

世間ではクリスマスなのに、季節感まるで無しのれびゅw

でもね、読んで下書きしたのは10月。。。ぎりぎりケモノの季節じゃないですか?←


え?違いますか・・そうですか。そうですよね。。。

でも、メゲマセンっ☆れっつごーvv



【 ケモノの季節 】 ( キャラ文庫 著:菱沢九月 ill:みずかねりょう )

高1同士 攻視点 ■□■ あらすじ ■□■ 覚えたてのセ ックスに、のめり込むように二人で溺れた夏休み――。優等生を演じるのに退屈していた櫟井慎吾(いちいしんご)が、友人に選んだのは就職組の唯浜徹(ゆいはまとおる)。着崩した制服に金髪で。周囲から浮いている唯浜は、内面は驚くほど無垢で無邪気。素直に懐いてくる唯浜に嗜虐心を煽られ、櫟井は抱かれる快 感を教え込んでしまう。けれど、昼間から怠惰な情 事に耽るほど、櫟井は唯浜の気持ちが見えなくて・・・!?《裏表紙より》




あとがきにもあります。

ただ幼い獣である櫟井(すぐに人に「バーカ」って言うひとでなしっぽい偉そうな子)となんでも感じられる小動物の唯浜(小さい顔に大きな目でいつも首を傾げている馬鹿)のカプでございます。


「イチ」「ユイ」と呼び合う二人が可愛いですwww


が…

攻・櫟井。こんな高1怖いです。いたら怖い、でもやっぱどこかにいそう…(((( ;°Д°))))


そこそこに裕福な家に生まれて、記憶力がよくて…中二で大学レベルまで習得でしたおかげで、学ぶことがなく、つまんない毎日を送っています。


頭が良くて、お金があっても、ろくでもない人間ばかりが傍にいたら幸せではないんですね。

イチの黒い部分は、イチのせいでありイチだけのせいでなく…

その過去は歪で苦くて、「過去の遺物のような不良」だったユイとは比べものにならないものでした。


小さい頃に父親を亡くしてたり、高校入学前に親友を亡くしたり…ユイも色々背負ってますが、純粋で真っ直ぐで昔ながらの不良でしたからwww


それとは真逆で、大人っぽくてというかすれてて(?)、人を人と思わず、大人をも手駒としか思わわず、友人も切り捨てても平気なイチでした。

警察やヤクザとも繋がりがあり、自分の手を汚さず色々出来てしまいます。


感情が無くて冷徹で人としてどうなの!?と思うこともしばしば。汗

イチの言動からつい高1だと言う事を忘れてしまうんですよね。


だから、ユイが振り回されて泣かされるのかな?なんて思ったんですけど…


でも、一人で生きていけないのは櫟井のほうで、小動物のように可愛くて快感に溺れながら、「イチに捨てられたら生きていけない」と思うほど弱いユイが、実は守られるまでもなく強く柔軟でした。



そんな櫟井が唯浜のために(おかげで)変わります。


傷つかないように


泣かさないように


ユイのために行動するんですよね。



愛されて愛してやっと人間になれた…なんていうと酷いかしら。(^m^)



生意気だっつーんだよこの野郎

櫟井はその小さな頭を平手で叩き、それから振り向いてこの世で一番優しいキスをした。


最後のこの1行にほっとして、泣かされちゃいましたわ!!!!



大筋のユイに関する大事なお話しをすっ飛ばしてるので、なんのことだか???ですが、ユイの一途さ健気さおバカさ、そして強さがすごくイイですっ☆(もちろん快感に溺れるところもww)


冒頭の二人からは想像も出来ない良さでした!!!!!←失礼


ユイあってこそのケモノの成長物語、面白かったですっ☆



中学時代に可愛がってくれた先輩が、麻 薬に溺れユイからお金を巻き上げます。

それがまた嘘八百並べてて…勘づいてはいるものの、ユイは立ち直ってくれると信じて、必死にバイトし貢ぐんですよね;;

イチは、そんなユイを傷つけたくなくて、本当のことを言えず…今までのように消すこともできず…その先輩を排除しようと陰で暗躍。

結局、変なことはしませんでしたが、ヤクザの力は借りました。


ドキドキドキドキ

ゆたか



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