【　灼熱シリーズ　１／６　】　著：橘かおる　ill：亜樹良のりかず

私の方から発信することはできない。どこで盗聴されるかわからないから。毎晩１０時に志岐の方からかけてくれないか

志岐を危険に曝さないため、存在を公にしないため、５回のコールを確認した後切るだけなんです。電波の先に志岐がいる・・・それだけを感じたいから・・・なんとロマンティックな男なんでしょうｗ

灼熱の夜に抱かれて (プラチナ文庫)/橘かおる
￥580　Amazon.co.jp

はいっ☆砂漠ものでございますよ。ゆたかの「砂漠もの」のイメージは、媚薬・監禁（縛りあり）・無理矢理・・・ゴージャスでアマアマ♪♪なんですけど・・・。皆さんはどうでしょう？？腐腐腐っ

さて、灼熱シリーズ６作あります。あてはまるでしょうか？まずは前半３作一気にいってみよう♪♪と思いましたが、主人公がそれぞれ違って長くなりそうなので１作づつまいります。うふっ！

【　灼熱の夜に抱かれて　】媚薬・ゴージャス・アマアマ ■□■　あらすじ　■□■熱砂の国サラーラ。遺跡発掘隊員の志岐（しき）は盗賊に襲われ、媚薬に侵されてしまう。最奥を穿つ昂りを求め、身悶える志岐を助けてくさたのは、国を支配する王族・サイードだった。身体がとろけるような悦楽を与えてくれた彼に心惹かれる志岐。しかし身分の差が気になり、なかなか素直になれない、「監禁して、ずっと愛でていたい」独占欲も露わなサイードに攫われ、連れてこられた豪奢な舘で甘い囁きと濃密な愛撫に溺れていき・・・・？ゴージャス・ラブ《裏表紙より》

おデブで油ギッシュな盗賊サバハの手から救ってくれたのはサイードでした。彼の志岐に対する第一印象は、「こんな子供になんてこと・・・」。なので、熱を引かせるために、仕方なしに抱いたサイードでしたが、艶やかな志岐の痴態、目まぐるしくかわる表情にずきゅん♪とやられ溺れてしまいました。実際、美麗な２５歳なのにかわゆいですし、お得感バリバリ♪（ｴｯ?

１０歳の王様の叔父にあたるサイードが摂政として国を治めています。なので、舘には大勢の従者がいて・・・衆人環視のなか抱かれるわけです。直に見られてはいなくても、声や気配・・・全てを知られてしまう状況。サイードは慣れていても志岐にはムリ。恥ずかしがり拒む志岐がとっても可愛いんですが、でも、砂漠に住まう方々は恥じらわないんでしょうか？（失礼な・・

その上、本来なら手の届かない人・・・

・・・だってあなたは、この国の王族で僕とは身分が違う・・・

身分が違えば、愛し合えないのか？

立場・日常が障害となり、凹むかと思いきや・・・さすが王族っ☆撥ね退ける撥ね退ける！！人払いをし、志紀最優先で愛でるサイードなのでした。甘い甘い甘ぁ～い！！

でもね、気の強い志岐は云う事を守れず、無鉄砲に盗賊に立ち向かったりします。生命の危機に陥った時、忙しいはずなのになんでいるの？？というタイミングで志岐を助けに現れるサイード・・・そりゃあもちろん愛ゆえですよ。都合もよくなりますって！！！（ｵｲｵｲｯ

従者・ムーサの反感あり・・・抵抗勢力あり・・・簡単にはいきません。身を守るため、別れを選択せざるを得なくなり、帰国させられる志岐でしたが、強い愛情と行動力でサイードの元に戻ってきます。これには、サイードもまっつおでしたっ★