皆様ご無沙汰しております。久しぶりの更新です。

 

日々迷える子羊状態でした・・・(^_^;)

 

実はまだB病院(経過観察)かC病院(小線源・外照射併用)かの結論は出ていないのですが、本日現主治医(告知をいただいた医師 A病院)を訪ね現状の報告とPSA検査をしていただきました。

 

PSA結果は3.2・・・前回のB病院からは下がっていますが、まぁ誤差の範囲かもしれません。

 

診察でいろいろ先生に聞きました。

 

私「B病院ではGSが6と判断されましたので経過観察となり、次回の診察は半年後になりましたが、それでいいのでしょうか?確かにPSAも3台と低く、GSもほぼ6で7(3+4)が1か所だけですが、陽性率が60%と高く、ガイドラインでは経過観察の範疇にないようです、大丈夫でしょうか?」

 

医師「私もその判断でいいと思います」

 

私「陽性率が60%あるということは病巣が大きいということでしょうか?」

 

医師「そのとおりです。」

 

私「でも経過観察でいいとのご判断はなぜですか?」

 

医師「まずガイドラインが今後数年で変わる可能性が高いです。新しいガイドラインではGS6に関して、がんには違いないですが、治療対象とは見なくなる可能性があります。これが世界的な流れです。確かにdobocciさんの場合陽性率は高いですが、それのみで病巣の状態を判断する訳ではありません。PSA、GS、陽性率、その他のデータから総合的に判断する必要があります。dobocciさんの状態は経過観察の範疇だと私は判断します。」

 

私「でもC病院の先生は小線源と外照射の併用という治療方針です。片や経過観察、片や併用・・・なぜそこまで判断が分かれるのでしょうか?」

 

医師「治療すると決めたら中途半端が一番だめです。やるなら徹底的にやる。そういう意味ではC病院の先生の判断も正しいと思います。要は治療に踏み切るかどうかの判断ですが、現状これに関するデータがまだあまり揃っていないので、正直それは各医師によって判断が分かれるところです。」

 

私「書籍やネットで見ていると経過観察は年齢が高い方、いわゆる期待余命が20年未満の方に対する方針だとの記述も散見されます。私はまだ50歳代ですが、そんな年齢でも経過観察をすべきでしょうか?」

 

医師「おっしゃる通り、若いからこそ積極治療という考え方もあります。でもそれに伴って発生する副作用もあります。特に性的な副作用が発生する可能性がそこそこあるのでそれをどう考えるかだと思います。」

 

私「・・・・・(B病院の先生と同じ論理展開・・)」

 

医師「おそらくこれ以上お話をしても水掛け論になるでしょう・・・今日は私の意見を聞きにこられたのでしょうから私は経過観察を勧めます。私自身がdobocciさんの状態なら経過観察を選択します。これが私の意見です。また不安になったら遠慮なく来てください。」

 

 

なるほど・・・ご説ごもっとも。B病院の先生とC病院の先生と判断が大きく違うのではなく、様子を見るという選択をするか、治療するなら徹底的にやるという選択をするかの違い・・・なるほどそう考えるとよくわかります。

 

とはいえ、主治医の先生の話は聞いたので、最終判断はやはり自分でしないといけないようです。

 

しかしこの病気・・・がんのくせに「治療せずに見守る」などという選択肢があるのは本当に悩ましい・・・・

 

前立腺がんの経過観察をされておられる方ってどれくらいおられるのだろうか???

 

あるブログを拝見すると6.4%とか・・多いのか少ないのかよく分かりません。

 

そんな経過観察で悩んでおられる方のなにかのご参考になればと思います。

 

また変化があったら更新しますね。

 

dobocci