7thコードについてはひとまずここまでにして、

今回はローポジションコードなら誰でも知っているコードを発展させていきます。

Am、Dm、E7、

7thコードの時は、コードの構成音が4つだった事もあり、ディミニッシュコードとの関係もあって4つのフォームの説明をしてきましたが、今回出てきたAmやDmはコード構成音が3つなので、3つのフォームを覚える事としましょう。

このフォームはご存じとしますが、今回も7thコードの時と同様にベースが鳴っていてという事で、低音(ルート)は無視します(ピアノで言う右手のコードとイメージして下さい)。
Dmを移動可能なフォームにすると

この押さえ方に慣れてください。白丸の音が「レ」の音でルート音としてイメージしましょう。
だからこのコードを移動してAmにするとしたら、

で、白丸が2弦の10フレットの「ラ」のところになります。

一応Amについても書いておきますが、
ローコードのAmの移動可能系としてルート音を示すと

これを移動してDmにするとしたら、

となって、3弦の7フレットが白丸の「レ」になる。

ローポジションコードの基本形として、

これを移動可能なフォームで表すと、

これを移動してAmをするとしたら、

このフォームでは、1弦と4弦が白丸の「ラ」の音となってます。


「初めて知った」って人も「こんなの、知ってるよ」って人もいるかと思いますが、もう少し掘り下げて進めていきますので、次回もお楽しみに。


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クラシックギターの楽譜の依頼がまた来た。
歌の伴奏系です。




前回はピアノ譜からのトランスレートでしたが、今回はお任せで書いてたんだけど、ポジションの数字とか入れて自分で考えた運指が依頼者の技量に合うかとか地道な作業が続いた。結構時間がかかるもんだ。自分で弾く楽譜だったら、覚え書き程度の鉛筆書きなんだけど、Finaleで音符を打ち込んでレイアウトも綺麗に。
で、やっと完成。さあビールを飲むぞーっ。

明日は、ポップスの曲のギター入れと仕上げだー



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今回はFのブルースコードです。


いつものようにコードのフォームを指定します。




前回の問題の答えは:ディミニッシュコードになります。

チョット先に詳しく書きますが、

ルートの半音上の音はオクターブ上で考えると、「フラット9th」のテンションになります。
この事を利用して、バンド形態で演奏する時にベースなどの低音楽器があると、ギターはその低い音に乗っかって上のコードをかき鳴らせばいいんです。だから、E7-9のコードの時は思い切ってFdimを弾くという考えで弾くことが出来ます。

最初はよく解らなくても、覚えていれば先々コードバッキングのバリエイションは勿論、アドリブのバリエイションにもなりますよ。


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