新春段級位認定大会 | 神の一手を求めて

新春段級位認定大会

今日は、市ヶ谷の日本棋院で新春段級位認定大会がありました。
大会に出るのは、ほぼ2年ぶり。
最近は仕事の休みが合わず、ぜんぜん出れなかったのです。
2年前は、1級で出て、2勝2敗や、1勝3敗。
勝ち越したら、上の級で申請と決めているので、今回も1級で申請。

1回戦。 60才ぐらいの女性と。
相手も1級で申請なので、互い戦。握って白番。
この方、初めて大会に出たそうですが、おしゃべりで、「わからないわ、どうしましょ」の連続。
でも、しっかりと主導権を握られて、こっちが「こまった」状態。
なんとかコミ分勝てるかな、と思っていたら、相手の見損じで、大石を召し取って終わり。
ヨセまで打ったところで、相手が投了。
まず、1勝。

2回戦。 さらに年配の男性と。互い戦、黒番。
白の3連星からの模様を消しに行った黒、数子を一瞬の隙から切り取られ、地合が大差になり投了。
まあ、切り取られなくてもコミ分負けていました。
1勝1敗。

ここでお昼休憩、気を取り直して3回戦。
50才ぐらいのおじさんと。互い戦、白番。
中央で大きな黒模様が作られたのですが、その分隅や辺を取って十分勝勢。
さらに、ちょっとした手筋で大きく中央を切り取って、盤面でも20目差。
しかし、このおじさん粘る。どうやっても手にならないところまで打ってくる。
しっかり対応してあげたら、さすがに投了されました。
これで2勝1敗。

さて、最終局。
今度は、小学2~3年生ぐらいの女の子。互い戦、白番。
この子、その前に隣で打っていたのですが、むっちゃ早打ち。
そのときに相手されていたおばさんは、つられて早打ちになり、自滅してましたから、私はわざとゆっくり打って、相手のペースにならないように注意。
よく勉強してるようなのですが、どうも、地に走る傾向。それにやっぱり手拍子で打ってるので、あちこちに傷が出来てしまい、少しずつ差を広げていく。それにこっちの手にほとんど受けてくれるので、常に先手が取れる。
終わってみると、17目半勝ち。

なんと3勝1敗でした。

この2年の間に、半目ほど強くなったようです。

次回参加するときは、初段挑戦です。

これで、先生にも報告できる、あ~よかった。