オススメ本☆その手をにぎりたい | DeviL’s Cosme&Kitchen

DeviL’s Cosme&Kitchen

大好きな料理&コスメについて
楽しく・可愛く綴っていきます・・

アイコンママブロネタ「趣味」からの投稿


今年に入ってから
なんとなく本を読むようになりました

購入するペースはまちまちですが
1ヶ月に1回は買っているかな

最初の1冊は、桜木 紫乃さんの「ホテルローヤル」

この頃、お風呂でパックをしている時間がヒマで
20分程度でキリが良く読める短編小説を探していて
この時最もベタな売れてる本を選んでみました

北国のラブホテルを舞台に様々な人間模様を描いた
短編チックだけどそれぞれの話につながりはしっかりと

本初心者でも読みやすくて
余韻が残る1冊でした

それから数ヶ月。少ずつ買い足している本の中で
一番オススメなのが、柚木 麻子さんの「その手をにぎりたい」です

本の帯のキャッチコピーは
恋と仕事とお鮨に生きる バブル期OL大河小説
ずっと好きだった。あなたの握ったこの鮨が。

装丁も素敵
カバーには、昭和の象徴
キラキラ光る東京タワーが

時はバブル世代。銀座の鮨屋に通う為に
一生懸命仕事に生きる女の建前と本音の恋愛を
とにかく面白く描いています


何が良いって、言い回しが難しくないので

読んでいて全く疲れません


そしてラストはなんだかすっきりした気分に

働く女子に是非ぜひオススメな1冊です

バブルと言えば、私が小学生の時が全盛でした
当時、夜になると派手なお化粧のお姉さん達が
オジサマ方を沢山引連れて大きな声で騒ぎながら
温泉街のネオンに消えていく光景を度々目撃したのを覚えています

華やかで楽しそうで
自分も大人になったらこうなるのかなと
とにかくワクワクしてましたね


この本を読むと、なんだかその頃のワクワク感が蘇るというか
あ、こんな感じだったの
と、バブルを知らない世代でも
ちょっとした空想に浸れます

ちなみに著者の代表作は
きっと「ランチのアッコちゃん」なのでしょうが
私、まだ読んでいません…


今度買ってみようっと

皆さんも、ちょっと時間が空いた時には
まったりと読書を楽しんでみては如何でしょうか