このところめっきり夏らしくなってまいりました☀️

きゃめろん@NAGOYAです(^^)

普段いろいろなオフィスをつくる中で、

NEW OPENのショップや飲食店からデザインのエッセンスを勉強するシーンが多いのですが、

今回は180°視点を変えて、

日本の伝統建築探訪に行ってまいりました＼(^o^)／

今回は熱田神宮です！

熱田神宮の建築様式は「神明造」

出雲大社（島根県）に代表される「大社造」と、

住吉大社（大阪府）に代表される「住吉造」と

と並んで、最古の神社建築様式のひとつです。

神明造の代表格は「伊勢神宮（三重県）」

ですね。

神明造は奥行より幅が長く、

屋根が平らに見える側の壁に入り口がある

「平入り」の構造になっています。

これは、奥行きに対して横幅がとても長いので、屋根が三角形に見える側の壁に入り口をつけると、奥まで行くのにとてつもなく時間がかかってしまうから、とのことです。

なるほど。

さらに、屋根の一番てっぺんに、

「千木（ちぎ）」という触覚みたいに突き出たものと、

「鰹木（かつおぎ）」という丸太のようなものが設けられています。

これらは元々屋根、棟の補強を目的として設けられていましたが、

いまは造を象徴する飾りとして設けられているようです。

昔のデザイナー達も、「機能」を「デザイン」に昇華させようとしていたわけですね。

また、先程でた「鰹木」と「柱」以外はほとんど平面的に加工されており、

優美な曲線が与えられる「大社造」とは一線を画しています。

神明造はもともと「高床式倉庫」のような穀物倉庫が発展して生まれたものであるため、機能性や加工性、コスト性を重視して作られたのなのかな、と。

機能とデザインの価値観の違いが、

いろんなデザイン様式生み出してきたんですね～きっと。

最後に、

NAGOYAオフィスが誇る前厄一級建築士の厄払いでもって、

今後の名古屋オフィスの発展をお願いして参りました。

本日もヴィスブロにお越しいただきましてありがとうございます。

表面的なデザインではなく、

長く長く残るような機能美をデザインしていきたいですね。

オフィスデザイン、レイアウト、事務所移転 [株式会社ヴィス]
[東京オフィス]
　<住所> 東京都港区東新橋2-14-1　NBFコモディオ汐留2F
　<電話> 03-3433-6788
[大阪オフィス]
　<住所> 大阪市北区梅田3-4-5毎日インテシオ8F
　<電話> 06-6457-6788
[名古屋オフィス]
　<住所> 名古屋市中区錦2-16-26 SC伏見ビル5F
　<電話> 052-231-6788
[上海オフィス]
　<住所> 上海市黄浦区淮海中路222号力宝广场26层
　<電話> +86-21-60206720

故きを温ね新しきを知る。伝統建築からデザインを学ぼうの旅。