建築家が本気で作り出すハイクオリティ風水住宅『デザイナーズFENG-SHUI O-PROJECT』 -2ページ目

階段がつきました

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階段がようやくつきました。


この階段は以前このブログでも紹介しましたが、鉄骨で作成しています。


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これがそのときの図面です。


吹き抜け部分につけるこの階段はこの家の全体の雰囲気を作り出す

あるいみ大黒柱的なものです。


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取り付けは非常に苦労しました。
物が鉄骨ですから、それを人力を使って設置します。


職人さんたちもこの日は一生懸命取り付けてくれました。

感謝ですね。


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また吹き抜け周りの手すりにも色々な工夫をしています。

「今は子供が小さいから、手すりが怖くないですか?」とは施主のOさん。


確かに、子供さんが小さいときには危険な場所は極力造らないのが
ベターだと思います。


しかし、20年後のことを考えると、そういったデザインは野暮ったくまた
大切な空間を損なう可能性があります。


「でも、そんなこと言っても危険なものは避けたいわ!」
と思われる方もいるでしょう。


もちろん、危険なものをそのまま使うのではありません。


例えば子供さんが小さい2~3年の間、手すりにネットをつけるなどの

工夫をするのです。


そうすると危険性はなくなります。

ただ、ネットをつけるとその時期は野暮ったく見えることもあるでしょうが
長い目で見ると、そのほうが理にかなっていることが分かると思います。


ただ、もう一方でこんな子供の声が聞こえてきそうです
「ぼく全然平気だよ。だってこのほうがかっこいいし気持ちいいもん!」


これは家が出来てからのお楽しみの部分かも知れませんね。


建築家 八納啓造

色決め!

12日に、Oさん家族に事務所に来ていただいて、外壁や内装などの仕様決めを

しました。


今回、夢中になってやっていたので、写真を撮るのを忘れてしまいました(涙)。


約2時間かけて、外壁の色、内装の壁、作りつけ収納の形、そして外構の詳細デザイン

などの調整をしました。


基本的には、今回の建物に合う色目をコチラで選定し、それを確認していくという流れ

です。


そうでないと、中々お施主さんで判断するのが出来ません。


また、たまに突拍子も無いことを言うお施主さんもいますが(笑)、その仕上げが

今後及ぼす影響なども合わせて説明することで、納得のいくものとしていきます。


あ~、写真取り忘れたのが悔やまれます。


ですが、その結果は出来上がった建物を見ていただければ分かりますね!


建築家 八納啓造


職人さんたちとの触れ合い

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●最近購入した一眼レフで取った写真

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これは、LDKの吹抜けのトップライトを見あげた画像です。

天井に貼った、無垢のパインの木の香りがとても気持ちいいですね。


今日は広島は曇って雨が降ったりしていましたが、曇りでもこれくらい

の明るさがあります。


さて、今日のタイトル「職人さんたちとの触れ合い」。


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今日は、現場に行くことを言わずに、フラッと立ち寄りました。

「こんにちは~、ご苦労様です」と入ると、「こんにちは~」と

気持ちの良い棟梁の返事が返ってきます。


2階建ての在来木造の家は大体4ヶ月間くらいかけて建てます。

上棟の時は仲間の大工さんと一緒に一気に立ち上げますが、それ

以外はほとんど一人で黙々と建て続けるのです。


集中して仕事をしているので、余計なことで声はかけませんが

気の引き締まった気持ちのいい雰囲気が流れます。


現場の要は棟梁さんです。


その棟梁さんが気持ちよく作業することで、いいものが出来るのは

言うまでもありません。


建築家 八納啓造

先日の構造見学会の声

 

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今日の広島は、冷え込みました。

まだ2月初旬ですから、寒さもこれから本番を迎えるでしょうね。


さて、先日行った構造見学会ですが、

参加された方々からの声をいただきました。


「外はとても寒いのに、この家は暖かいね!」

「さすが風水の家で、体が軽くなった!」


等など、その他にも構造見学会での断熱効果やデザイナーズ風水の

風水効果を感じていただいたようです。


さて、現在3月末を目指して工事も順調に進んでします。


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さてさて、この穴は何でしょうか?

・・・これは、完成するまでのお楽しみですが、今回は伏線です(笑)。


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これは、2階から見下ろしたLDKの様子です。

奥に、対面キッチンがきます。


吹き抜け部分の大きさは図面で見るとそんなに大きくは無いですが、

実際はこのように斜めに見下ろす角度が体感する空間です。


さて、そろそろ外壁の色などの最終決定時期に近づきつつあります。

だんだん完成に向った楽しみになってきましたね。


建築家 八納啓造


2階の天井と床の板張りが出来ました

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2階の天井の板張りです。

見えかかりの梁とも、松(パイン)で構成しています。


パインの魅力は何と言っても、経年変化による色の変化です。


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ちなみにこの写真は、尾道に建てた「日本人のための家NO1」です。

ここでも、柱や梁そして天井材、床に全て松(パイン)を使いましたが

色目に統一感があって、それがいい色に変化していきます。


それと、ないそうに木を使う利点は、風水的にも意味があります。

それは木から、人に優しい森林浴効果のあるエネルギーが出ている

のです。


しかし、無垢の木でないと意味がありませんが。

(最近の家のほとんどが貼り物の複合建材が多いのは残念ですね。)


さて、もう一つのポイントである床のフローリング。


全面的には、楓(メープル)を使って全体的に明るい感じにしますが

寝室には桐を使います。


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この桐は、踏み心地が最高で、直接布団を引いて寝てもとても

気持ちがいいのです。


「桐だから傷みやすいのでは?」という話もありますが、

桐は繊維が柔軟で、表面を傷つけてもお湯をかけるとある程度

戻ったりします。


また、あまり表に目立たない寝室などに使うのも一つの工夫ですね。


風水の家を建てるときのポイントですが、やはりこのように自然の素材

を活用することはとても重要になります。

形や形状だけでは、威力は半減なのです。


建築家 八納啓造

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建築家の力の見せ所

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「住まいづくりは現場で起きている」・・・のですが(笑)、そのためにはその背景で

色んなことをやっています。


例えば、今回の家の階段は、リビングの吹き抜けを通って2階に上がる形に

なっています。


これを単に既製品の階段にすると、とっても野暮ったくなって、空間のクオリティが

ガクンと下がってしまします。


そこで、の図面のように、現場サイドと細かなところを詳細に調整していくのです。


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そして、それと合わせて、これまでの家でデザインしてきた写真などを使って

色々な確認もしていただきます。


この写真は、広島市の南区に昨年竣工した住宅のもの。


最終的な空間のクオリティは、細部に宿ります。

それに建築家と現場で魂を込めていくわけです。


建築家 八納啓造

大盛況の構造見学会でした

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1月21日(土)


気温5度、とっても寒い中、構造&断熱見学会を行いました。

「また12月の寒さがぶり返したなぁ~」

そんな感じで、見学会スタッフと話をしていました。


しかし、今回の見学会ではそのほうが都合が良かったのです。


なぜなら、今回の目玉である断熱効果を堪能していただけるからです。


また最近は構造計算疑惑など世の中不安のムード一色なので、

今回構造見学会を行うことで、その不安を解消しようという思いもありました。


ほとんどの工務店がまじめに取り組んでいます。

そのことも、今回の構造見学会で見ていただきたいところでもありました。



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そして、見学会開始!


告知的にはあまり大々的に行っていなかったのですが、当日は20組以上の方が

参加されました。人数で行けば軽く50名を超えていました。


この日は、朝から石油ファンヒータを1台だけ置き、屋内を温めました。


本当は気密性の高い家では、ファンヒータは厳禁なのですが、今回は建設途中で

外部周りにも沢山、配管スリーブ(穴)があったので、使用を許可しました。


すると面白いことに、昼くらいには外気温が5度近くなのに、家の中はファンヒータ

1台で18度までになりました。


内部は、壁が全く無く、サッシュと断熱材だけでこれだけの断熱性能が出たのです。


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(※個人情報保護のため、写真の解像度からは顔を分かりにくくしています。)


そのためもあったのか、見学に来ていた子供さんたちが家の中ではしゃぎまわって

いました。楽しそうでしたよ。


それと、昼過ぎから来られた方が

「この家は気がいいですねぇ」と一言。


「この家は風水はもちろん、地鎮祭や上棟祭もきっちりやっていますからね。」

と答えました。


私自身朝から晩までたちっぱなしでしたが、足はほとんど疲れませんでした。

気のいい家はそれだけの癒しの効果があることが、今回の見学会でも十分

実感することが出来ました。


最後に、今回現場を提供していただいたOさんありがとうございます。

世の中に「いい家」を建てることの意味を十分伝えることが出来た見学会でした。


建築家 八納啓造

さぁ、断熱マジック!セルロースファイバーの登場です&21日は構造&断熱見学会

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さて、17日月曜日から「断熱工事」が始まりました。


今回の断熱材は、何度かお知らせしてきたセルロースファイバーです。


この断熱材は通常使うグラスウールと違い、調湿作用や防音性、気密性に

とても優れています。


特に真冬や梅雨時期には、湿度による快適さが全く違います。


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断熱材は、この画像の白いシートの内側に、紙繊維のセルロースファイバー

を充填します。


この中に「パンパン」になるまで、セルロースを吹き込んでいきます。


そうすることで、気密性や保温性がUPするのです。


まぁ、紙面で言ってもなかなか伝わらないと思いますが(笑)、今回は

お施主さんのOさんから快くOKをいただいたので、この21日に一般の方に

構造&断熱見学会を開催することにしました。


当日見学してみたい方は、コチラをクリックしてください。

駐車場も2台ほどありますのでお気軽にどうぞ。


建築家 八納啓造

窓の考え方

下の写真は、リビング部分の吹き抜けの上に位置するトップライトです。

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トップライトは通常の壁につく窓の3倍の採光能力があり、家の中を明るく爽やかにする

ためにはとても大切なアイテムです。


家づくりで、「窓を沢山作ってほしい」という要望を受けることがあります。


その時に、

「窓には、光を入れるための窓、空気を入れるための窓、風景を室内に呼び込むための窓があります。」

と話をします。


むやみやたらに窓をつけると外から丸見え!

なんてことは、住宅街の家には多いようですね。


しかし、本当に大切なのは上記の役割をしっかりと把握して、現地でしっかりと照らし合わせること

なのです。

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窓によってぜんぜん役割が変わります。

そのあたりを使いこなすのが私たち建築家の匠の技の部分でしょう。



建築家 八納啓造